全国各地で広がるプレスリリース文化、2024年10月28日に新たな展開

プレスリリースエバンジェリスト認定

開催日:10月28日

プレスリリースエバンジェリスト認定
プレスリリースエバンジェリストって何?
プレスリリースエバンジェリストは、プレスリリースの活用を広める専門家で、全国にネットワークを持つPRの伝道師です。
発信格差ってどういうこと?
発信格差とは、情報発信が特定の地域、主に東京に集中している現状を指し、地方での情報発信が遅れていることを言います。
東京に集中する『発信格差』の解消へ、全国各地のPR人材とタッグ。PR TIMESが「プレスリリースエバンジェリスト」公認 画像 2

東京に集中する『発信格差』の解消へ、全国各地のPR人材とタッグ

株式会社PR TIMESは、プレスリリースの活用促進を目指す「プレスリリースエバンジェリスト」の第三期を、2024年10月28日(月)に公認したことを発表しました。この日付は、1906年に世界初のプレスリリースが発表されたことを記念する「プレスリリースの日」として特別な意味を持っています。

今回の公認により、プレスリリースエバンジェリストは59名に増加し、全国8地方にネットワークを拡大しました。エバンジェリストたちは、プレスリリースの可能性を信じ、愛を持ってその活用を広める活動を行っています。

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発信格差の現状とその解消

PR TIMESが提供するプレスリリース配信サービスは、事業者や自治体、団体が新たな活動を世の中に届ける公式発表の手段です。これにより、メディアの情報源となるだけでなく、大切な関係者や新たな生活者に情報を広く届けることが可能になります。

しかし、プレスリリースの活用は東京に集中しており、発信格差が拡大しています。2023年度のデータによると、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を利用した企業の58.9%が東京都に集中しており、次いで大阪府6.7%、神奈川県4.5%、愛知県3.2%となっています。このような偏りは、日本企業全体の割合と比較しても明らかです。

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発信格差の解消に向けた取り組み

PR TIMESは、情報発信元が東京に集中する現状を受けて、「プレスリリースエバンジェリスト」を全国に拡大する取り組みを進めています。エバンジェリストは、プレスリリースの活用を促進する専門家として活動し、地方の事業者が地域に相談できる環境を整えることを目指しています。

具体的には、エバンジェリストたちは以下の活動を行っています:

  • セミナーや研修での講演、モデレーター
  • プレスリリース普及を目的としたイベント開催協力
  • 広報PR、プレスリリースに関するナレッジ記事の寄稿
  • 動画や音声メディアへの出演
  • PR TIMESとエバンジェリスト同士の交流会
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全国のネットワーク拡大と新たなエバンジェリスト

今回の第三期では、第一期9名、第二期18名の資格更新に加え、新たに32名が認定され、全国8地方にわたる59名のエバンジェリストが誕生しました。これにより、全国の事業者は地域に相談できるエバンジェリストがいる状態が整い、プレスリリース発信文化の拡大が期待されます。

新たに認定されたエバンジェリストの中には、以下のような方々がいます:

秋葉 恵実
埼玉県北本市役所
石川 貴也
側島製罐株式会社
内田 宗一郎
合資会社古屋旅館
掛橋 愛理
株式会社キャストリポート
木幡 純一
株式会社古窯ホールディングス
鈴木 克典
静岡県島田市役所
冨松 愛子
株式会社アイコとバ
米澤 智子
ワンパーパス株式会社
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プレスリリースの新たな活用方法

近年、プレスリリースは公式文書としての役割を超え、情報発信の一つのコンテンツとしての活用が進んでいます。PR TIMESは、読む人に自らの手でメッセージを受け取る体験を提供する「体験型プレスリリース」に挑戦しています。

この体験型プレスリリースでは、印刷されたプレスリリースに付属のブラックライトを当てることで、隠れた情報が浮かび上がる仕掛けが施されています。これにより、「情報に光を当てる」というメディアの役割が、社会に与える影響を実感してもらうことを目指しています。

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プレスリリースの制作に関わる人々

この新しい取り組みには、多くのクリエイティブな専門家が関わっています。制作には、以下のような方々が参加しました:

  • 田中 華(フリーランス広報・PR代行)
  • 平田 貴子(株式会社PRorder)
  • クリエイティブディレクター/コピーライター:石黒早恵実(武藤事務所株式会社)
  • プロデューサー:武藤雄一(武藤事務所株式会社)
  • アートディレクター/デザイナー:渡邉真衣(アイルクリエイティブ株式会社)
  • 手漉き紙制作/印刷:有限会社コトブキ印刷
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まとめ

PR TIMESが進める「プレスリリースエバンジェリスト」の活動は、全国各地の情報発信の格差を解消し、地域に根ざしたPR文化の形成を目指しています。これにより、事業者が持つ情報をより多くの人々に届けることが可能になり、社会全体の活性化に寄与することが期待されます。

以下は、今回の発表内容を整理した表です。

項目 詳細
プレスリリースエバンジェリスト数 59名
拠点地域 全国8地方
新規認定者数 32名
活動内容 セミナー、イベント、ナレッジ記事寄稿など
体験型プレスリリースの特徴 ブラックライトで隠れた情報が浮かび上がる

このように、PR TIMESは今後もプレスリリースの活用を促進し、地域に根ざした情報発信の重要性を広めていく方針です。

参考リンク: