2024年10月30日から家庭の廃食油を回収し持続可能な航空燃料へ再利用
ベストカレンダー編集部
2024年10月28日 17:44
廃食油回収開始
開催日:10月30日
家庭からの廃食油回収が始まる
2024年10月28日、日本航空株式会社(JAL)とイオンマーケット株式会社は、共同で家庭から出る廃食油の回収を開始することを発表しました。この取り組みは、JALが2050年までにCO2排出量を実質ゼロにすることを目指し、航空機の脱炭素化を推進する一環として実施されるものです。
廃食油の回収は、横浜市内のピーコックストア全36店舗で行われる予定で、初めて単一事業者の全店舗での展開が実現します。回収された廃食油は、2025年に商用開始が予定されている国内初のSAF(持続可能な航空燃料)製造プラントで使用されることになります。
「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトの概要
このプロジェクトは、JALが進めるもので、家庭から出る廃食油を回収し、持続可能な航空燃料(SAF)への再利用を促進することを目的としています。参加者は、店頭で220円(税込)の参加費を支払うことでプロジェクトに参加でき、回収ボトルとJALオリジナルステッカーが提供されます。
また、参加者は廃食油の回収を店舗に設置された二次元バーコードを使って報告することで、JALから抽選でプレゼントが贈られる特典も用意されています。これにより、環境への意識を高めつつ、参加者に楽しんでもらえる工夫がされています。
プロジェクトの詳細
項目 | 内容 |
---|---|
プロジェクト名 | すてる油で空を飛ぼう |
参加費 | 220円(税込) |
提供物 | 回収ボトル、JALオリジナルステッカー |
特典 | 抽選でプレゼント |
回収方法 | 店舗内の回収ボックスに直接流し込み |
廃食油回収の具体的な方法
廃食油の回収は、ピーコックストアの店舗内に設置された回収ボックスを利用して行われます。回収は原則毎日、店舗の営業時間に合わせて実施されます。家庭で集めた廃食油を、回収ボックスに直接流し込む形で手軽に参加できるのが特徴です。
この取り組みは、家庭から出る廃食油を無駄にすることなく、環境に優しい形で再利用することを目的としています。家庭での廃食油の回収が進むことで、持続可能な未来に向けた一歩となるでしょう。
回収の流れ
- 家庭で廃食油を集める。
- ピーコックストアの店舗に行く。
- 店舗内の回収ボックスに廃食油を流し込む。
- 参加費を支払い、回収ボトルとステッカーを受け取る。
- 二次元バーコードで回収を報告し、抽選に参加する。
環境への取り組みと今後の展望
日本航空(JAL)とイオンマーケットは、環境への取り組みを強化し、持続可能な未来の実現を目指しています。JALは、SAFの製造を通じて温室効果ガスの排出量を大幅に削減することを期待しており、イオンマーケットはリサイクル商品や無添加商品を通じて、環境への影響を少なくする努力を続けています。
この共同プロジェクトは、家庭から出る廃食油を資源として活用することで、航空機の脱炭素化に寄与するだけでなく、地域社会における環境意識の向上にもつながります。今後も両社は、環境負荷の低減に向けた取り組みを進めていく方針です。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
回収開始日 | 2024年10月30日 |
回収場所 | ピーコックストア 店舗内回収ボックス |
回収日 | 原則毎日 |
参加費 | 220円(税込) |
このように、JALとイオンマーケットの共同プロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」は、家庭から出る廃食油を回収し、持続可能な航空燃料の製造に寄与する重要な取り組みです。これにより、地域社会全体での環境意識の向上が期待されます。