2024年8月、名古屋駅前に高知料理の新スポット『藁と瓶 赤星カツヲ』が登場

名古屋駅前に新たにオープンした土佐・高知居酒屋『藁と瓶 赤星カツヲ』

2024年8月、名古屋駅前に本場の高知料理を楽しめる新たなスポット『藁と瓶 赤星カツヲ』がオープンしました。運営は、豊田市の人気店『晴晴゛(はればれ)』や『晴゛(ばれ)』を手掛ける株式会社ジーピーカンパニーです。このお店は、高知県中土佐町の生産者と密に連携し、彼らの情熱と技術をもとに作り上げられた特別な居酒屋です。

『藁と瓶 赤星カツヲ』では、藁焼きによる「土佐久礼カツオ」をはじめ、土佐名物の酒場料理が楽しめます。高知の味を名古屋で味わえる貴重な機会です。

高知の名物料理を堪能できるメニュー

この居酒屋のメニューは、土佐の食文化を色濃く反映しています。特に注目したいのは、藁焼きで提供される「土佐久礼カツオ」です。高知県中土佐町久礼で400年以上の伝統を誇る一本釣りで捕られたカツオは、身の締まりが良く、鮮度が抜群です。

当店では、注文を受けてから藁で焼き始める「焼き切り」のスタイルで提供されます。藁の香ばしい香りとともに、熱々のカツオをその場で切り分けて楽しむことができます。

本場の技術を受け継いだ藁焼き

藁焼きの技術は、久礼大正市場の「田中鮮魚店」から受け継がれています。田中社長は、百年以上の歴史を持つ魚屋の四代目であり、一本釣りにこだわる漁師たちの思いを大切にしています。彼の教えを受けたスタッフが、真心を込めて調理を行います。

また、藁焼きの魅力を引き立てるために、塩やタレを使った様々なスタイルでカツオを楽しむことができます。特に、天日塩で食べる「焼き切り塩たたき」は、素材の旨味を引き立てるための絶品です。

厳選された土佐鴨料理

さらに、土佐名物のもう一つの逸品は「土佐鴨」です。高知県芸西村で育てられた土佐鴨は、厳しい生産条件をクリアした上で、愛情をたっぷり注がれています。そのため、ジューシーな肉質と深い味わいが特徴です。

土佐鴨を使った料理も充実しており、濃厚な白湯スープで味わう「土佐鴨生つくね鍋」や、トロ茄子出汁ジュレを添えた「土佐鴨ロースト」、鴨肉と雲丹の絶妙なハーモニーが楽しめる「藁ウ鴨」など、多彩なメニューが揃っています。

高知の名物料理を再現した逸品

『藁と瓶 赤星カツヲ』では、高知の名所「ひろめ市場」を再現した料理も楽しめます。中でも、土佐湾で獲れた鯨の希少部位を使用した「クジラトロユッケ」や、漁師だけが知る本当に美味しい魚「とんごろいわしの唐揚げ」など、名古屋ではなかなか味わえない土佐料理が揃っています。

• とんごろいわしの唐揚げ：サクサクとした食感が楽しめる一品。
• 鰹コロッケ：鰹をフレークにして作ったコロッケ。
• まいごの煮付け：高知の方言で「巻貝」を指し、磯の香りが楽しめる珍味。

また、日曜市名物の「芋天」や「ちくきゅう」なども楽しむことができ、厚めの衣で揚げた天ぷらはホクホクで、揚げたてを味わうことができます。

特別なビール体験と居心地の良い空間

『藁と瓶 赤星カツヲ』では、特に「赤星瓶ビール」にもこだわりがあります。サッポロビールから特別に商標使用の許可を得ており、「日本一美味しい赤星瓶ビールを提供すること」を目指しています。さらに、福岡八女市の馬渡養蜂場から仕入れた蜂蜜の巣を使った「ハニービール」も楽しめます。

ハニービールはプレーン、檸檬みつ、生姜みつの3種類があり、初めて味わう風味と甘さが特徴です。

お店の内装は、目の前で調理風景が眺められるカウンター席や、最大30名まで利用可能な掘り炬燵座敷があります。昼飲みも可能で、15時から営業しているため、様々なシーンで利用できます。

カツオの藁焼き体験

特別な体験として、「日本の技と味を学ぶ！カツオの藁焼き体験」が2024年11月1日よりスタートします。参加者は、自ら藁焼きしたカツオを楽しむことができ、本場の技法を学ぶ貴重な機会です。

この体験は予約制で、料金はカツオ10円/gとなっています。炎を扱うため、注意が必要ですが、特別なひとときを提供することを目指しています。

まとめ

名古屋駅前にオープンした『藁と瓶 赤星カツヲ』は、高知の伝統的な料理を楽しめる居酒屋です。藁焼きによる新鮮なカツオや土佐鴨料理、さらには高知の名物料理を再現したメニューが揃っており、特別なビール体験も魅力です。お店の雰囲気も良く、様々なシーンで利用できるため、ぜひ訪れてみる価値があります。

このように、名古屋で本場の高知料理を楽しむことができる『藁と瓶 赤星カツヲ』は、多くの人々にとって新たな食の楽しみを提供する場所となるでしょう。