ジョブミルが2024年10月29日から正式提供開始、推薦業務もサポート

人材紹介システム『ジョブミル』の正式提供開始

株式会社HERPは、2024年10月29日より、人材紹介会社向けの求人管理システム『ジョブミル』の正式版を提供開始しました。このシステムは、導入企業数が1年で500社を突破し、求人管理に加えて推薦業務もサポート可能になりました。これにより、企業と求職者のマッチングをさらに効率的に行うことができるようになります。

『ジョブミル』は、取引先企業が導入しているさまざまな採用管理システム（ATS）から求人情報を自動で集約し、求人情報の一括検索を実現します。これにより、人材紹介会社経由での求職者の転職体験の向上を目指し、求人紹介のスピードと質を改善するための支援を行っています。

新機能「推薦補助機能」の提供開始

新たに提供される「推薦補助機能」は、求職者情報を自動で入力できる機能です。これにより、求人情報管理に加えて推薦業務もサポートできるようになります。具体的には、Chrome拡張機能を通じて、各ATSの推薦フォームに求職者情報の一部を自動入力できるようになります。

この新機能の導入により、求職者の氏名や生年月日、経歴などの基本情報を自動で入力できるため、手入力による時間の削減やミスの防止が期待されます。この機能は、現在一部のユーザーに提供されており、順次全ユーザーへと拡大していく予定です。

『ジョブミル』の導入企業の声

『ジョブミル』を導入した企業からは、実際にその効果についてのコメントが寄せられています。以下にいくつかの導入企業の声を紹介します。

• レバテック株式会社 営業企画室長 西澤 貫氏: 「ジョブミルはβ版リリースの初期から活用しており、求人の鮮度管理や求人票作成の効率化において大きな効果を感じています。」
• フォルトナ株式会社 シニアディレクター 若狭 健二氏: 「特にベンチャー業界の求人情報は日々めまぐるしく変わる中、最新の求人情報を機会損失なくご提案可能となり非常に助かっています。」
• Kyun株式会社 代表取締役CEO 奥本 照之氏: 「ジョブミルは弊社が今年導入してよかったサービスNo.1です。これがなかった時代には戻れません。」

従来の課題と新機能の意義

人材紹介会社のコンサルタントは、求職者を取引先企業に推薦する際、各ATSの推薦フォームに求職者情報を手入力する必要があります。このプロセスには、共通する項目についても都度手入力する作業が発生し、特に一人の求職者に対して5求人以上推薦する場合は、工数や時間が大きな負担となります。

また、手入力によるミスが個人情報流出につながる恐れもあり、コンサルタントにとっては負荷のかかる業務です。『ジョブミル』の「推薦補助機能」は、こうした課題を解消するために開発されました。自動化によって手間やミスを削減し、迅速かつ正確な推薦業務の実現を支援します。

『ジョブミル』の特徴と今後の展望

『ジョブミル』は、取引先企業が導入しているさまざまなATSから求人情報を自動で集約し、求人の一括検索を可能にする人材紹介システムです。これにより、求職者に対する求人紹介のスピードと質が向上し、より良い転職体験を提供します。

今後も『ジョブミル』は、人材紹介業務の効率化や品質向上を図り、企業と人材の最適なマッチングを実現するための機能を拡充していく予定です。事業ミッションである「求職者ファーストな人材紹介をあたりまえにする。」を実現するために、さらなる改善を続けていきます。

以上の内容から、『ジョブミル』は人材紹介業務において重要な役割を果たすシステムであることがわかります。今後のさらなる機能拡張とサービス向上に期待が寄せられます。