2024年11月7日から始まる援農プログラムで地域と企業が農業支援

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援農プログラムって何をするの?
援農プログラムでは、企業の社員がりんごの収穫作業を支援し、地域課題ワークショップで課題解決を目指します。
dayworkアプリってどんなアプリ?
dayworkは、1日単位で農業の仕事をしたい人と生産者をマッチングするアプリで、副業やボランティアとして参加可能です。
農業労働力確保と地域交流人口拡大を目指した地域・企業連携「援農プログラム」を実施します 画像 2

地域・企業連携「援農プログラム」の実施について

2024年10月29日、弘前市、東日本旅客鉄道株式会社秋田支社(以下、JR秋田支社)、東日本電信電話株式会社青森支店(以下、NTT東日本)は、地域・企業連携「援農プログラム」を実施することを発表しました。このプログラムは、地域の農業労働力不足を解消することを目的とし、地域が抱える課題に企業が触れる機会を提供することを目指しています。

本プログラムは、弘前市が推進する企業と連携した農業における労働力確保支援の取り組みの一環として行われます。今年度は新たにNTT東日本が参画し、弘前市エリアにおける自治体や企業の社員による農作業参加を促進し、持続可能なりんご産業の未来づくりを目指します。

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援農プログラムの概要

援農プログラムは以下のような内容で実施されます。

  • 日程:2024年11月7日(木)~8日(金)
  • 開催場所:青森県弘前市 もりやま園株式会社(もりやま園
  • 参加人数:約20名(JR秋田支社、NTT東日本社員)
  • 取組内容:
    1. りんご収穫等の農作業支援:参加者が農場でりんごの収穫作業に取り組み、作業の補助労働力として農作業に従事します。
    2. 地域課題ワークショップ:テーマは「りんご産業の持続的な成長に向けて」であり、地域の生産者と参加企業の社員との間でディスカッションを行い、課題解決に寄与します。
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1日農業バイトアプリ「daywork」について

本プログラムでは、1日農業バイトアプリ「daywork」を活用します。このアプリは、1日単位で農業に従事したい人と生産者をマッチングするスマートフォンアプリです。副業やダブルワーク、空き時間の活用方法の一つとして農業に従事する選択肢を提供し、全国でのべ13万人以上のマッチング実績があります(2023年実績)。

「daywork」の法人向け利用機能により、各企業は法人会員として登録し、従業員は掲載された求人に対し「副業」または「ボランティア」を選択して応募が可能です。これにより、企業は生産者へ応募した法人会員の企業名を通知し、労務管理の効率化を図ることができます。

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参加者の役割と位置付け

本プログラムにおける各参加者の役割は以下の通りです。

弘前市
本プログラムの受け入れ体制の整備(生産者との調整、ディスカッション会場の手配等)を行い、地域課題ワークショップにおける課題提起を担当します。
JR秋田支社
1日農業バイトアプリ「daywork」を活用し、企業人が農業労働力として活躍できる環境を整備します。また、アプリを活用した従業員による農業支援および地域活性化の取り組みを推進します。
NTT東日本
JR東日本と連携した「援農プログラム」への継続参画を行い、本取り組みを通じた農家支援に向けた社内への情報発信や農業課題解決に資するソリューションの提案・デモンストレーションを行います。

まとめ

この「援農プログラム」は、地域の農業労働力不足を解消するための重要な取り組みであり、企業と地域が協力して持続可能な農業の未来を築くための第一歩となります。参加者は、りんごの収穫作業や地域課題ワークショップを通じて、地域の農業に対する理解を深め、地域の生産者との交流を図ることが期待されます。

以下に、援農プログラムの主要な情報をまとめます。

項目 詳細
日程 2024年11月7日(木)~8日(金)
開催場所 青森県弘前市 もりやま園株式会社
参加人数 約20名(JR秋田支社、NTT東日本社員)
取組内容 りんご収穫作業支援、地域課題ワークショップ
アプリ名 1日農業バイトアプリ「daywork」

このように、地域・企業連携「援農プログラム」は、地域の農業を支える重要な取り組みであり、今後の展開に注目が集まります。