2024年11月上旬に発売開始、キヤノンの新型スキャナーDR-S350NWの特長

featured image
新しいドキュメントスキャナーDR-S350NWってどんな特徴があるの?
DR-S350NWは、官公庁や自治体向けに設計され、ネットワーク対応、タッチパネル操作、画像処理機能を強化したスキャナーです。
DR-S350NWの発売日はいつ?
DR-S350NWは2024年11月上旬に発売予定です。
ドキュメントスキャナー“imageFORMULA DR-S350NW”を発売 画像 2

ドキュメントスキャナー“imageFORMULA DR-S350NW”の発売について

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、2024年11月上旬に新しいドキュメントスキャナー「imageFORMULA DR-S350NW」を発売することを発表しました。この製品は、官公庁や地方自治体のニーズに応えるために、操作性と画像処理機能を強化したモデルです。近年、企業や行政機関ではデジタルトランスフォーメーション(DX)が進んでおり、紙文書の電子化が急務とされています。

“DR-S350NW”は、企業や自治体の受付窓口やオフィスなど多様な設置環境に対応できるネットワーク対応のドキュメントスキャナーです。USB、有線LAN、無線LANに対応し、タッチパネルによる直感的な操作が可能で、ユーザーの熟練度に依存せず作業ミスを低減する機能を備えています。さらに、WEBブラウザを用いてスキャン可能な「CaptureOnTouch Lite Web」機能も搭載されており、PCやスマートデバイスにソフトウェアをインストールせずに直接スキャンが可能です。

ドキュメントスキャナー“imageFORMULA DR-S350NW”を発売 画像 3

多様な接続方法と高速スキャン機能

“DR-S350NW”は、USB接続、有線LAN接続、無線LAN接続に対応しており、設置環境に応じた柔軟な対応が可能です。特に、無線LAN対応スキャナーとしてはキヤノンで最速の50枚/分のスキャン速度を誇り、スキャンボリュームが多い業種にとって非常に有用です。

以下は、DR-S350NWの主な接続方法の一覧です:

  • USB接続
  • 有線LAN接続
  • 無線LAN接続(2.4GHz/5GHz対応)

これにより、同じネットワークに接続している複数のPCでスキャナーを共有することも可能で、業務環境に合わせた導入が行えます。また、カラーおよびモノクロのスキャンが片面50枚/分、両面100面/分で行えるため、業務の効率化に寄与します。

ドキュメントスキャナー“imageFORMULA DR-S350NW”を発売 画像 4

直感的な操作性を実現するタッチパネル

“DR-S350NW”は、4.3インチの大画面カラーLCDタッチパネルを搭載しており、操作が直感的に行えます。事前にスキャン画像を確認したり、エラー時の対処方法をアニメーションで表示するなど、ユーザーの熟練度に依存しないわかりやすい操作性が特徴です。

また、タッチパネルの表示項目は「UIカスタマイズSDK」を使用することで簡単にカスタマイズ可能です。これにより、業務に必要な項目のみを表示したり、表示内容を編集することができ、セキュリティ対策と業務効率化を両立させることができます。

ドキュメントスキャナー“imageFORMULA DR-S350NW”を発売 画像 5

カスタマイズ機能の詳細

「UIカスタマイズSDK」を用いることで、以下のようなカスタマイズが可能です:

  • 業務専用の画面作成
  • 不要な項目の非表示
  • メッセージや会社のロゴの表示

これにより、業務フローに合わせた最適な操作画面を提供し、ユーザーの利便性を高めます。

ドキュメントスキャナー“imageFORMULA DR-S350NW”を発売 画像 6

新たな画像処理機能の搭載

“DR-S350NW”は、官公庁や地方自治体での利用を考慮し、特定の業種・業務において利便性の高い画像処理機能を搭載しています。特に、写真入り文書モードや表裏結合機能が新たに追加され、スキャン業務の効率化を図っています。

以下は、主な画像処理機能の概要です:

写真入り文書モード
申請書や申込書など、写真入りの紙文書をスキャンする際に、文字の可読性を高める処理を行います。
表裏結合機能
免許証などの両面を読み取った際に、表裏を並べて1つの電子データにまとめることが可能です。

これにより、地方自治体の窓口業務や入力代行業務での利用が促進され、効率的なデータ生成が実現します。

ドキュメントスキャナー“imageFORMULA DR-S350NW”を発売 画像 7

WEBブラウザを利用したスキャン機能

“DR-S350NW”は、Windows、Mac、iOS、Android、ChromeOSなど、さまざまなOSに対応しており、マルチOS環境下での利用が可能です。特に、「CaptureOnTouch Lite Web」機能を利用することで、ドライバーやソフトウェアをインストールせずにスキャンが実行できるため、IT管理者の負担を軽減します。

この機能のメリットは以下の通りです:

  • PCやスマートデバイスを問わず、すぐにスキャンが可能
  • 同じネットワークに接続している複数のユーザーでスキャナーを共有できる
  • さまざまなOSが混在している環境でも利用できる
  • ドライバーやソフトウェアのインストールが不要で、管理業務負担を削減

スキャナーと同じネットワークに接続したPCやスマートデバイスから操作画面にアクセスでき、プレビュー画面でスキャンデータを確認後、保存することが可能です。

ドキュメントスキャナー“imageFORMULA DR-S350NW”を発売 画像 8

環境への配慮と製品の品質

“DR-S350NW”は、プラスチックレス梱包を採用しており、環境への負荷を低減する取り組みを行っています。資源や環境に対する社会的な課題解決に向けた努力の一環として、代替素材を使用した梱包が実施されています。

また、製品は日本国内で開発・設計・組立が行われており、高品質なスキャナーを生産しています。新工場での最新設備による生産が実現されており、品質と環境に配慮した製品作りが行われています。

ドキュメントスキャナー“imageFORMULA DR-S350NW”を発売 画像 9

まとめ

キヤノンMJの新製品「imageFORMULA DR-S350NW」は、官公庁や地方自治体のニーズに応えるために設計された高機能なドキュメントスキャナーです。多様な接続方法、高速スキャン、直感的な操作性、先進的な画像処理機能、そして環境への配慮が盛り込まれています。これにより、業務効率化やデジタル化の推進に貢献することでしょう。

特長 詳細
発売日 2024年11月上旬
価格 115,000円(税別)
スキャン速度 片面50枚/分、両面100面/分
接続方法 USB、有線LAN、無線LAN
タッチパネル 4.3インチカラーLCD
特別機能 写真入り文書モード、表裏結合機能
環境への配慮 プラスチックレス梱包

このような特長を持つ“DR-S350NW”は、デジタル化を進める企業や行政機関にとって、非常に有用なツールとなるでしょう。詳細な製品情報はキヤノンの公式サイトをご覧ください。

参考リンク: