歌舞伎町でアートの祭典「BENTEN 2024」11月2日から開催
オールナイトアートイベント「BENTEN 2024」の開催概要
2024年11月2日(土)から11月4日(月・祝)までの3夜にわたり、東京の歌舞伎町で回遊型オールナイトアートイベント「BENTEN 2024」が初めて開催されます。このイベントは、東洋一の繁華街である歌舞伎町を舞台に、国内外から総勢65組のアーティストが集結し、彼らの作品やパフォーマンスを通じて、歌舞伎町の独自の芸術地区としての魅力を可視化します。
「BENTEN 2024」は、長年にわたり歌舞伎町で活動してきたアート集団、Chim↑Pom from Smappa!Groupが芸術監督を務めることからも、その期待感が高まります。プログラムには、中国ミレニアル世代のアーティスト、チェン・ティエンジュオの個展をはじめ、音楽イベント、演劇、パフォーマンスなど多岐にわたる内容が予定されています。
注目のアーティストとプログラム
本イベントでは、特に注目されるアーティストやプログラムがいくつか発表されています。まず、Netflixドラマシリーズ『地面師たち』の監督である大根仁と、テクノユニット「電気グルーヴ」のピエール瀧が登場します。彼らは、11月4日(月・祝)に王城ビル B1Fで開催される「『DOMMUNE KABUKICHO』 SAELLITE STUDIO」に出演し、特別なセッションを展開します。
また、デカメロンでは、TBS Podcast番組『Y2K新書』のホストであるゆっきゅんと、フォトグラファーの須藤絢乃による展示が行われます。特別パフォーマンスには、ゆっきゅんのシングル「プライベート・スーパースター」で共演した君島大空がゲストとして参加します。
イベントの詳細なスケジュール
「BENTEN 2024」の開催日程は以下の通りです:
- 11月2日(土)15:00-5:00
- 11月3日(日)15:00-5:00
- 11月4日(月・祝)15:00-24:00
会場は歌舞伎町界隈一帯に広がり、王城ビル、WHITEHOUSE、新宿歌舞伎町能舞台、AWAKE、デカメロン、東京砂漠、歌舞伎町公園などが含まれます。各会場によって開場時間が異なるため、公式サイトやSNSでの確認が推奨されます。
チケット情報と購入方法
「BENTEN 2024」のチケットは、基本料金として1DAYチケットが一般3,000円、18歳未満2,500円、中学生以下は無料で入場できます。チケットはArtSticker(https://artsticker.app/events/49502)または当日に会場窓口(王城ビル受付)で購入可能です。ただし、一部プログラムには別途料金が必要となる場合がありますので、注意が必要です。
「DOMMUNE KABUKICHO」 SAELLITE STUDIOの詳細
「DOMMUNE KABUKICHO」は、宇川直宏が率いるDOMMUNEがオーガナイズする、歌舞伎町ならではのサイトスペシフィック・コアなサテライトスタジオです。会場は王城ビル B1Fで、11月4日(月・祝)15:00-21:00に開催されます。
このスタジオでは、以下のプログラムが予定されています:
- 15:00-18:00 Audible ORIGINAL「DOMMUNE RADIOPEDIA」
- 18:00-19:00「DOMMUNE LIVEPEDIA」Chapter1(小山田圭吾 x 砂原良徳 x 中原昌也)
- 19:00-20:00 DJ:ASIANDOPEBOYS & Chiro(from 北京)
- 20:00-21:00「VMO EXTREME STROBE LIGHT KILL ALL SET」
特に注目すべきは、第一部の「DOMMUNE RADIOPEDIA」で、映画評論家の町山智浩がゲストを迎え、映画に関するトークを展開します。ゲストには、ピエール瀧や大根仁が参加し、映画にまつわる様々な話題が繰り広げられます。
「プライベート・スーパー・スターリー・ナイト」展示の詳細
デカメロンでは、ゆっきゅんと須藤絢乃による展示が行われます。展示は以下の日時で開催されます:
- 11月2日(土)18:00-24:00
- 11月3日(日)18:00-24:00
- 11月4日(月・祝)18:00-24:00
この展示では、ゆっきゅんのシングル「プライベート・スーパースター」で共演した君島大空を招き、パフォーマンスも行われます。彼らの作品は、性別を超えた変身願望や理想像を探求し、観客に新たな視点を提供します。
「地獄の使者」展の開催について
「BENTEN 2024」では、代替プログラムとして新宿にまつわるアーティストらのグループ展「地獄の使者」が開催されます。この展覧会では、増山士郎や八谷和彦、会田誠などの作品が展示され、歌舞伎町のアートシーンをより深く理解する機会を提供します。
以下は、展覧会に参加するアーティストの一部です:
- 増山士郎 – 2004 新宿歌舞伎町プロジェクト
- 八谷和彦 – 1994 新宿少年アート記録映像
- 会田誠 – 1994の再現 会田誠《St. DNA Church》
- 岸本清子 – 1983 政見放送演説(参議員選)
まとめ
「BENTEN 2024」は、歌舞伎町の多様性と前衛芸術の歴史を背景に、国内外のアーティストが集結し、独自のアートナイトを展開するイベントです。歌舞伎町の魅力を再発見し、アートを通じて新たな視点を得る機会となることでしょう。
以下に本イベントの主要情報をまとめます:
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | BENTEN 2024 |
開催日 | 2024年11月2日(土)- 11月4日(月・祝) |
会場 | 歌舞伎町界隈一帯(王城ビル、WHITEHOUSEなど) |
チケット料金 | 一般3,000円、18歳未満2,500円、中学生以下無料 |
公式ウェブサイト | http://benten-kabukicho.com |
このように、「BENTEN 2024」はアートと文化の交差点として、多くのアーティストや観客に新しい体験を提供することが期待されています。
参考リンク: