2024年10月26日、圏9がゆるミュージックほぼオールスターズに新加入
ゆるミュージックほぼオールスターズに新メンバーが加入
2024年10月30日、一般社団法人世界ゆるスポーツ協会(以下、世界ゆるスポーツ協会)から発表されたニュースによると、「ゆるミュージックほぼオールスターズ」に中国人アーティストの圏9(ケンキュウ)が新たに加入することが決定しました。この発表は、2024年10月26日に上海で開催された「2024 YURU MUSICゆる楽器ハッカソン中国大会」の決勝戦において行われました。
世界ゆるスポーツ協会は、老若男女、体の不自由な人から健常者まで、誰もがすぐに奏でることができる「ゆる楽器」を用いて、音楽の楽しさを広めることを目的としています。2021年には、トミタ栞を中心としたバンド「ゆるミュージックほぼオールスターズ」が結成され、万博応援ソングのリリースやハッカソンの開催を通じて、音楽活動を展開してきました。
ハッカソンの概要と圏9の加入
「2024 YURU MUSICゆる楽器ハッカソン中国大会」は、ソニー(中国)有限公司の主催により開催されました。この大会では、数か月にわたる選考を経て、6組の個性豊かなゆる楽器作品が決勝に進出し、最終的に「ベストクリエイティブ・オブ・ザ・イヤー」などの賞が発表されました。
このイベントのエキシビションとして、圏9が「ゆるミュージックほぼオールスターズ」の新メンバーとして加入することが発表されました。圏9は、自ら作詞・作曲した「大福くんのうた」を初披露し、会場を盛り上げました。彼の加入は、バンドのグローバル化をさらに進める重要なステップとなります。
圏9のプロフィール
圏9は、中国出身の新世代アーティストであり、湖南テレビの「超級女声」で40万人の中から優勝した実績を持っています。2016年にデビュー以来、彼の楽曲はオンラインでの再生回数が4億回を超えるなど、非常に人気があります。また、中国国内だけでなく、多くの有名な映画やゲームのOSTも手掛けており、流暢な日本語でアニメソングを歌うスタイルが高く評価されています。
最近では、代々木公園で行われたチャイナフェスティバルにも出演するなど、海外での活動も活発に行っています。圏9は、音楽を通じて人々に楽しさを伝えることを目指し、今後も世界に向けて活動を広げていく意向を示しています。
大福くんのマスコットキャラ起用
同時に、バンドのメンバーである大福くんが、中国におけるゆるミュージック活動のマスコットキャラとして起用されることも発表されました。大福くんは、WeChatのスタンプとしても登場し、より多くの人々に親しまれる存在となることが期待されています。
大福くんの起用は、ゆるミュージックの普及や、音楽を通じたコミュニケーションの促進に寄与することを目的としています。これにより、ゆるミュージックの魅力がさらに広がることが見込まれています。
ゆる楽器ハッカソンの意義
「ゆる楽器ハッカソン」は、インド、中国、イギリスなど各地で開催されており、参加者が新しい楽器を使って自由に音楽を楽しむことができるイベントです。このイベントは、音楽を通じて人々がつながり、共に楽しむ場を提供することを目的としています。
世界ゆるミュージック協会は、これまでに100以上の「ゆるスポーツ」を開発し、音楽活動を通じて多様な人々に楽器演奏の喜びを提供してきました。新しいメンバーの加入により、さらなる多様性と国際性が加わることが期待されています。
世界ゆるスポーツ協会の取り組み
世界ゆるスポーツ協会は、2015年に発足し、「スポーツ弱者を、世界からなくす」というコンセプトのもと、誰でも楽しめる新しいスポーツジャンルを創造することを目指しています。これまでに100種類以上の競技を公開し、幅広い人々に親しまれる活動を行っています。
協会は、プロデューサーやディレクターを中心に、スポーツアンバサダーや多くのスポーツクリエーターと共に、さまざまなイベントやプロジェクトを推進しています。音楽を通じて、より多くの人々に楽しさを提供することが、協会の重要な使命となっています。
項目 | 詳細 |
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新メンバー | 圏9(ケンキュウ) |
ハッカソン開催地 | 上海市黄浦区 |
大福くんの役割 | 中国におけるゆるミュージック活動のマスコットキャラ |
圏9のデビュー年 | 2016年 |
楽曲再生回数 | 4億回以上 |
協会の設立年 | 2015年 |
以上の情報を元に、ゆるミュージックほぼオールスターズの新たな展開と、圏9の加入がもたらす影響について考えることができます。音楽を通じた新たなつながりや楽しみが、今後どのように広がっていくのか注目されます。
参考リンク: