2024年11月1日発表！赤ちゃんの名前ランキングで「碧」と「凛」が1位

たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング2024の発表

株式会社ベネッセコーポレーションが運営する妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」は、2005年から毎年実施している「赤ちゃんの名前ランキング」の2024年版を発表しました。この調査は2024年1月1日から2024年9月26日までに生まれた赤ちゃん約26万人の名前を集計したもので、国内での調査数としては最多となります。

今年のランキングでは、男の子の名前で「碧」が2年ぶりに1位に返り咲き、女の子の名前では「凛」が15年ぶりに1位に復活しました。これらの名前は、親たちが子供に込めた願いを反映したものでもあります。

2024年の名前ランキングの傾向

2024年は異常気象や自然災害が多く見られた年であり、その影響が名前の選択にも現れています。男の子の名前では、国際的なスポーツ大会にちなんだ名前が多くランクインし、女の子の名前では澄んだイメージの名前が人気を集めました。

具体的には、男の子の名前の上位にランクインした「碧」は「碧い海のようにおおらかに育ってほしい」という願いが込められています。また、女の子の「凛」は「自分の意思を持ったしっかりした子に育ちますように」という願いが込められていることが多いです。

男の子の名前ランキング

男の子の名前ランキングでは、以下のような結果となっています：

特に「碧」は、昨年の2位からのランクアップで、人気の読みとして「あおい」も定着しています。

女の子の名前ランキング

女の子の名前ランキングも非常に興味深い結果となっています：

女の子の「凛」は、2009年以来の1位返り咲きであり、名付けに込められた願いが多くの親に支持されています。

20年の変化と名前の傾向

たまひよの名前ランキングは今年で20年目を迎えます。この20年間で、名前の傾向にはいくつかの変化が見られます。特に、漢字1文字の名前が増加し、呼びやすくジェンダーレスな名前が人気を集めています。

2005年のランキングでは、男の子の名前1位は「颯太」、女の子の名前1位は「陽菜」となっていましたが、現在では短くシンプルな名前が主流となってきています。例えば、2005年には漢字2文字の名前が多かったのに対し、2024年のランキングでは1文字名前が増加しています。

名づけで重視されるポイント

名づけに関しては、親たちが重視するポイントも変化しています。

• 1位：読み・音の響き
• 2位：漢字の持つ意味
• 3位：画数

特に「読み・音の響き」が最も重視されており、1文字名前が増えていることがその傾向を反映しています。

まとめ

2024年のたまひよ赤ちゃんの名前ランキングでは、男の子の「碧」と女の子の「凛」がそれぞれ1位を獲得しました。過去20年間の変化を考慮すると、名前の短さやシンプルさが際立っており、親たちの願いが込められた名前選びがなされていることがわかります。

以下に、2024年の名前ランキングの概要を整理しました。

このランキングは、赤ちゃんの名前を考える上での参考になるでしょう。名づけに関する情報や詳細は、たまひよの特設サイトで確認できます。