2024年11月1日始動、Unreal Engineで進化するバーチャルライブ開発
カバー株式会社が新たなバーチャルライブ開発プロジェクトを始動
カバー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷郷元昭、以下「当社」)は、2024年11月1日に、Unreal Engineを活用したバーチャルライブ開発プロジェクトを始動したことを発表しました。このプロジェクトは、次世代のエンターテインメント体験を提供することを目指し、同時にUnreal Engineエンジニアの採用も開始しています。
本プロジェクトでは、高いグラフィック性能を持つUnreal Engineを利用し、リアリティのある照明演出や没入感のあるカットシーンの開発に取り組みます。特に、タレントとシンクロするリアルタイム映像表現を追求し、これまでのバーチャルライブの枠を超えた新たな体験を提供することを目指しています。
Unreal Engineによる新しいライブ体験
Unreal Engineは、アメリカ合衆国のEpic Games社が開発したゲームエンジンであり、リアルなグラフィック表現を可能にします。このエンジンを使用することで、以下のような新しいライブ表現が実現されます。
- リアルな照明演出:ライブ会場の雰囲気を忠実に再現し、観客にリアルな体験を提供します。
- 没入感のあるカットシーン:ストーリー性を持った演出を行い、観客を引き込む演出を行います。
- リアルタイム映像表現:タレントと観客のインタラクションを強化し、ライブ感を高めます。
これらの要素は、観客にとって新しいエンターテインメント体験を提供するだけでなく、アーティストにとっても新たな表現の場を提供します。
エンジニアの採用について
カバー株式会社は、2024年11月1日より、本プロジェクトに参画するエンジニアの募集を開始しました。募集職種は以下の通りです。
- Unreal Engineエンジニア
- グラフィックエンジニア
- モーションキャプチャエンジニア
詳細な募集要項については、以下のリンクから確認できます。
プロジェクトに参加することで、最先端の技術に触れながら、次世代のバーチャルライブを共に創り上げるチャンスがあります。
自社スタジオの特徴と技術力
カバー株式会社の自社スタジオには、VICON社のフラッグシップモデルであるVK26が導入されています。このシステムは、複数人の10フィンガートラッキングに対応しており、リアルな動きを再現することが可能です。
また、スタジオ内には大道具や小道具を保管する倉庫も完備されており、様々なシチュエーションへの対応が可能です。これにより、クリエイターは多様な演出を行うことができ、より魅力的なライブ体験を提供することができます。
カバー株式会社の企業理念と今後の展望
カバー株式会社は、インターネットを活用したIPビジネスを展開し、世界屈指のVTuberIPと熱量の高いファンコミュニティを持つ次世代のITエンターテインメント企業です。企業のミッションは「つくろう。世界が愛するカルチャーを。」であり、VTuber事業をはじめとする日本発のグローバルな二次元エンターテインメントの展開を行っています。
今後は、バーチャルライブの技術発信を継続し、さらなるライブ体験の向上に向けて挑戦し続ける方針です。新たなコミュニケーション手段としてのプラットフォームやメタバースの開発にも注力し、コンテンツとテクノロジーを駆使した新しいバーチャルカルチャーの創出を目指します。
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | Unreal Engineによるバーチャルライブ開発プロジェクト |
開始日 | 2024年11月1日 |
採用職種 | Unreal Engineエンジニア、グラフィックエンジニア、モーションキャプチャエンジニア |
スタジオ設備 | VICON VK26、倉庫設備 |
企業理念 | 「つくろう。世界が愛するカルチャーを。」 |
カバー株式会社は、今後のバーチャルライブの発展に寄与するため、技術の革新と人材の育成に取り組んでいく意向を示しています。これにより、新しいエンターテインメント体験が実現されることが期待されます。