11月5日開催のプラネタリーヘルス専門家会合で未来の医療を考える

プラネタリーヘルス会合

開催日:11月5日

プラネタリーヘルス会合
プラネタリーヘルス専門家会合って何するの?
プラネタリーヘルス専門家会合では、医療の持続可能性や環境への影響を減少させるための具体的な取り組みを議論します。
参加するにはどうすればいい?
参加は無料で、事前に専用のリンクから申し込みが必要です。会合は日本語と英語で行われ、同時通訳もあります。

プラネタリーヘルス専門家会合のご案内

2024年11月5日(火)に開催される「プラネタリーヘルス専門家会合」では、未来の医療を築くための持続可能で強靭なヘルスシステムのビジョンについて、国内外の専門家とともに議論を深めます。この会合は、特定非営利活動法人日本医療政策機構(HGPI)が主催し、グローバル・グリーン・アンド・ヘルシー・ホスピタルズ(GGHH)との共同開催となります。

会合の目的は、医療分野における環境への影響を減少させ、公衆衛生と環境の健康を促進するための具体的な取り組みを共有し、国際的な協力を通じて持続可能な未来を築くための方策を模索することです。

開催概要と参加方法

本会合の詳細は以下の通りです。

項目 詳細
日時 2024年11月5日(火)15:00-16:50
会場 Global Business Hub Tokyo(〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3階)
言語 日本語・英語(同時通訳あり)
参加費 無料
主催 日本医療政策機構
共催 グローバル・グリーン・アンド・ヘルシー・ホスピタルズ(GGHH)
後援 日本ゼロカーボン・ウェルフェア協議会、みどりのドクターズ

参加申し込みは、以下のリンクから行えます。

お申込みはこちら

プログラム内容

会合のプログラムは以下のように構成されています。

  1. 15:00-15:10 開会の挨拶
    講演者:Nick Thorp(GGHH ネットワークディレクター)
  2. 15:10-15:50 基調講演
    講演者:Ming-Nan Lin(大林慈済病院 副院長)、古城 資久(日本ゼロカーボン・ウェルフェア協議会 代表理事/伯鳳会グループ 理事長)
  3. 16:00-16:45 パネルディスカッション
    パネリスト:Ming-Nan Lin、古城 資久、Mara Medrano(HCWH東南アジア リージョナルエンゲージメントマネージャー)、木戸口 結子(アストラゼネカ株式会社 執行役員 コーポレートアフェアーズ本部長)
  4. 16:45-16:50 閉会の挨拶

このプログラムは、持続可能な医療システムの構築に向けた具体的な知見を得る良い機会となります。

プラネタリーヘルスの重要性

プラネタリーヘルスは、環境と健康の相互依存性を強調し、持続可能な未来を築くために国際的な協力が不可欠であることを示しています。国連環境計画(UNEP)が公表した「新たな地平を切り開く:プラネタリーヘルスと人類の幸福に関するグローバルな未来予測レポート」では、環境問題がもたらすリスクと新たな機会についても言及されています。

また、日本政府は「持続可能な開発目標(SDGs)」や「第6次環境基本計画」にプラネタリーヘルスを統合し、厚生労働省は「気候変動と健康に関する革新的行動のためのアライアンス(ATACH)」に参加しています。これにより、医療業界が気候変動対策においてリーダーシップを発揮することが期待されています。

関連団体の紹介

本会合に関わる関連団体についても紹介します。

  • 日本医療政策機構(HGPI)
    2004年に設立された非営利の医療政策シンクタンクであり、市民主体の医療政策を実現するために活動しています。
  • ヘルスケア・ウィザウト・ハーム(HCWH)
    環境に配慮した持続可能な医療活動を推進する国際的な非営利団体です。
  • グローバル・グリーン・アンド・ヘルシー・ホスピタルズ(GGHH)
    環境への負荷を減らし、公衆衛生と環境の健康を促進するための国際ネットワークです。
  • 日本ゼロカーボン・ウェルフェア協議会
    気候変動対策において医療・介護業界がリーダーシップを発揮することを目指しています。
  • 一般社団法人みどりのドクターズ
    環境に配慮した医療を提唱する医師メンバーを中心とした団体です。

これらの団体は、持続可能な医療システムの構築に向けた重要な役割を果たしています。

まとめ

2024年11月5日に開催されるプラネタリーヘルス専門家会合では、医療分野における持続可能性の重要性や具体的な取り組みについて議論されます。国際的な知見を共有し、日本の保健医療システムの環境負荷削減について考える貴重な機会となります。

以下に、本記事で紹介した内容を整理しました。

項目 詳細
開催日 2024年11月5日(火)
会場 Global Business Hub Tokyo
参加費 無料
主催 日本医療政策機構
共催 グローバル・グリーン・アンド・ヘルシー・ホスピタルズ(GGHH)

この会合は、持続可能で健康な未来を築くための重要なステップとなることでしょう。

参考リンク: