11月14日再演!舞台『オサエロ -2024-』が神戸で特別上演

オサエロ再演

開催日:11月14日

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舞台『オサエロ -2024-』ってどんな内容なの?
『オサエロ -2024-』は戦争をテーマに、特攻隊員の生き様と友情、恋愛を描く舞台です。観客に希望と前向きなメッセージを届けます。
この舞台はどこで見られるの?
『オサエロ -2024-』はこくみん共済coopホールで11月4日まで、その後11月14日に神戸新聞松方ホールで公演されます。
室龍太 、清水一輝らがたくさんの思いを乗せて届ける 舞台『オサエロ -2024-』 画像 2

舞台『オサエロ -2024-』の概要

2024年11月3日、株式会社キョードーメディアスより発表された情報によれば、戦争をテーマにした舞台『オサエロ -2024-』が2024年10月30日に開幕しました。この作品は、清水一輝がプロデュースする「一騎討ちProject」の第7弾公演として位置づけられています。作・演出は藤森一朗が担当し、室龍太、清水一輝をはじめとする多彩なキャスト陣が出演します。

本作は「一騎討ちProject」の第1弾公演でもあり、清水にとって特別な思い入れのある作品です。戦争という重いテーマを扱いながらも、観客に前向きなエネルギーを届けることを目的としています。

室龍太 、清水一輝らがたくさんの思いを乗せて届ける 舞台『オサエロ -2024-』 画像 3

キャストの思いと公演の背景

ゲネプロ前の囲み取材には室龍太と清水一輝が登壇し、それぞれの思いを語りました。室は「稽古の中で皆さんと試行錯誤しながら素敵な作品を作れたと思います。お客様に楽しんでもらえるように精一杯務めたいと思っています」と述べ、清水は「7年ぶりに『オサエロ』をプロデュースしました。この作品から前向きなパワーをもらいました」と語りました。

特に、清水はこの作品を通じて、観客が劇場を出た瞬間から強く生きる力を得ることを願っています。また、室は戦争をテーマとした作品に出演するのは初めてだとし、「この作品をきっかけに、戦争の話を少しでも知っていただけたらと思っています」と呼びかけました。

室龍太 、清水一輝らがたくさんの思いを乗せて届ける 舞台『オサエロ -2024-』 画像 4

公演の意義と再演の決定

兵庫県での公演は、清水の母校である私立神港学園高等学校の100周年記念芸術鑑賞会での上演依頼を受けて再演が決定しました。清水は「10年前に参加したこの作品を自分が生まれ育った関西に届けたいという思いでプロデュースを始めました。再びお届けできることが嬉しいです」と意気込みを語りました。

また、戦争が身近な世の中になっている今、室と清水は、同じように不安を抱える若者に前向きな思いを届けたいと考えています。稽古場の様子について清水は「戦争という題材もあり、最初は緊張感がありましたが、室くんが稽古場を和ませてくれました」と振り返りました。

室龍太 、清水一輝らがたくさんの思いを乗せて届ける 舞台『オサエロ -2024-』 画像 5

物語の内容とメッセージ

舞台『オサエロ -2024-』の物語は、小佐野という女性が祖母の探している人を見つけるところから始まります。小佐野は「中原」という人物を探しており、その人物は祖母の幼馴染です。物語は、祖母が亡くなる前に渡した手紙を通じて、特攻隊員たちの生き様と本音を描いていきます。

戦争というテーマは多くの人にとって重い印象を与えるかもしれませんが、本作ではシリアスな状況だけでなく、友情や恋愛、日常の中の笑いも描かれています。特攻隊員たちの友情や、彼らを見守る姉妹の思いも、観客に感情移入を促します。

シリアスとコメディの融合

物語の中には、特攻隊員たちが直面するシビアな状況や軍上層部への不満、いつ特攻を命じられるかわからない不安などが描かれていますが、それと同時に、現代の友人同士のような友情や悪ふざけ、不器用な恋模様も描かれ、観客に笑いを提供します。

特攻隊員たちと彼らの隊長、世話をする姉妹のそれぞれのドラマが交錯し、重さと軽さのバランスが絶妙に取られています。このような緩急によって、平和の尊さや普通の人々が抱える戦争の残酷さが際立っています。

希望のメッセージ

年上の隊員が若者に投げかける温かい言葉や、隊員たちが日本の未来に対する夢を語るシーンからは、希望や優しさが感じられます。特攻隊という悲しい歴史を扱っている物語ですが、それだけではなく、観客に勇気やエネルギーを与えるメッセージが込められています。

室と清水が囲み取材で語ったように、戦争が身近になっている現在だからこそ、本作を通じて多くのことを感じ、明日への勇気をもらえる作品となっています。

公演情報

舞台『オサエロ -2024-』は、2024年10月30日から11月4日までこくみん共済coopホール/スペース・ゼロで上演され、その後、11月14日に神戸新聞松方ホールでも公演が行われます。

公演の詳細は以下の通りです。

公演日程 場所 チケット価格
10月30日〜11月4日 こくみん共済 coopホール/スペース・ゼロ S席 10,000円 / A席 9,000円 (当日券プラス500円)
11月14日 神戸新聞 松方ホール 学生団体を招待する公演

公式HPや公式X(Twitter)で最新情報が更新されているため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

舞台『オサエロ -2024-』は、戦争をテーマにしながらも、観客に前向きなエネルギーを届けることを目指した作品です。室龍太と清水一輝の熱い思いが詰まったこの舞台は、観客に感動を与えることでしょう。

公演の詳細やチケット情報は公式HPで確認できるため、興味のある方はぜひ訪れてみてください。戦争の歴史を知り、未来への希望を感じることができるこの作品を、劇場で体験してみることをお勧めします。

参考リンク: