岡山大学の伊藤菜々穂さん、SCRP大会で第3位に輝く
ベストカレンダー編集部
2024年11月5日 05:17
SCRP大会第3位入賞
開催日:8月6日
岡山大学の伊藤菜々穂さんが全国大会で第3位に入賞
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の歯学部4年次生である伊藤菜々穂さんが、2024年8月6日に行われた日本歯科医師会主催の「令和6年度スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)」の日本代表選抜大会で第3位に入賞しました。この大会は、全国の歯学部生が主体となり研究を行い、その成果を英語で発表する競技であり、優れた発表が表彰されます。
伊藤さんは、「オートファジー及びミトコンドリアを標的とした口腔癌シスプラチン耐性解除」というテーマで研究を発表し、全国から20校が参加した中での入賞となりました。彼女の研究は、口腔癌における治療法の改善に寄与する重要なものであり、今後の研究活動にも期待が寄せられています。
スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)とは
スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)は、日本歯科医師会が主催する全国規模の研究コンペティションです。このプログラムでは、歯学部の学生が自らの研究成果を英語で発表し、優れた発表を行った学生が表彰されます。
SCRPは、学生にとって貴重な経験となるだけでなく、研究成果の発表を通じて専門的なスキルを磨く機会を提供します。参加校は全国から集まり、各校の優秀な学生が一堂に会し、互いに切磋琢磨する場となっています。
- 開催日: 2024年8月6日
- 主催: 日本歯科医師会
- 参加校: 全国20校
- 発表形式: 英語
伊藤菜々穂さんのコメント
伊藤さんは、薬理学講座での学びを通じて、このような名誉ある賞を受賞できたことに感謝の意を示しました。彼女は、「研究自体は分からないことだらけでしたが、熱意ある先生方に出会い、学部生ながら研究コンペティションに参加する機会を頂くことが出来ました。大変なこともありましたが、自由研究演習をきっかけにこのような貴重な経験が出来たことはこれからの人生の財産になりました」と述べています。
また、伊藤さんはファカルティアドバイザーである江口傑徳准教授を始め、指導してくださった全ての先生方に感謝の気持ちを伝えました。彼女の研究への取り組みは、今後のキャリアにおいても大きな影響を与えることでしょう。
岡山大学の取り組みと今後の展望
岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、教育と研究の両面で多くの取り組みを行っています。伊藤さんのように、学生が主体となって研究を行う環境を整え、将来の医療に貢献する人材を育成することを目指しています。
また、岡山大学は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援し、地域社会と共に持続可能な未来を築くための活動を推進しています。これからも、岡山大学の取り組みに期待が寄せられます。
まとめ
伊藤菜々穂さんが令和6年度スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)日本代表選抜大会で第3位に入賞したことは、岡山大学の教育と研究の成果を示す重要な事例です。彼女の研究は、口腔癌における治療法の改善に寄与するものであり、今後の研究活動にも期待が寄せられます。
以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
受賞者 | 伊藤菜々穂さん(岡山大学歯学部4年次生) |
大会名 | 令和6年度スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)日本代表選抜大会 |
入賞順位 | 第3位 |
研究テーマ | オートファジー及びミトコンドリアを標的とした口腔癌シスプラチン耐性解除 |
参加校数 | 全国20校 |
開催日 | 2024年8月6日 |
岡山大学は、今後も地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、学生の成長を支援し続けることが期待されます。
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