11月配信開始!サポカレの新コンテンツ「グループホーム概論」で学ぶ障がい者支援
障がい者支援施設職員向けeラーニング「サポカレ」新コンテンツ「グループホーム概論」
特定非営利活動法人NPO人材開発機構が運営する、障がい福祉サービス施設向けのeラーニング「サポーターズカレッジ(サポカレ)」は、2024年11月に新たな研修コンテンツ「グループホーム概論」を配信します。このコンテンツは、障がい福祉サービス施設で働く支援員のために設計されており、グループホームの制度や利用状況についての深い理解を促進することを目的としています。
「グループホーム概論」は、2019年5月に配信されたコンテンツを最新の情報を交えてリニューアルしたもので、近年のグループホームの利用者数の増加や地域共生社会の実現に向けた支援の重要性を考慮しています。支援員の皆様には、グループホームの現状や将来の動向について考える機会となることを期待しています。
新コンテンツの内容
新たに制作された「グループホーム概論」では、以下の3つのテーマが取り上げられています。
- 第1回「グループホーム制度の変遷と利用状況」
グループホーム制度の誕生背景や、制度の変遷、全国におけるグループホーム利用者数の推移について解説します。 - 第2回「ノーマライゼーションと自己決定支援」
ノーマライゼーションの概念を再考し、利用者の自己決定を支援するために必要な姿勢や倫理について学びます。 - 第3回「グループホームの事業形態」
地域共生社会の概念を理解し、グループホームの運営のポイントや、令和6年4月の障がい福祉サービス報酬改定による変更点についても解説します。
講師について
このコンテンツの講師は、社会福祉法人ロザリオの聖母会の執行役員であり、ナザレの家あさひの所長を務める荒井隆一氏です。荒井氏は、障害のある人と援助者で構成される日本グループホーム学会の代表でもあり、豊富な経験と知識を持つ専門家です。
サポーターズカレッジの特徴
「サポーターズカレッジ」は、障がい者支援施設で働く職員を対象としたオンライン研修サービスです。新人から施設長・経営層まで、すべての職員が対象で、毎週配信される「15分で学べるWeb講義」とインターネット会議システムを利用した「Liveゼミ」を通じて、計画的な人材育成を目指します。
このプログラムは、全国の障がい者支援施設で働く職員の「働きがい」と「支援力」の向上を図ることを目的としています。受講料は年間165,000円(税込)で、同じ施設にいる職員は何名でも受講可能です。
利用方法と料金
サポーターズカレッジの利用は非常にシンプルです。受講料は年間165,000円(税込)で、何回でも受講し放題です。また、5施設までは追加料金なしで利用できるため、法人の規模に関係なく、職員に教育機会を提供することが可能です。
ただし、6事業所以降は追加で年間11,000円(税込)/事業所が必要となります。初期登録費として11,000円(税込)が発生しますので、契約時にご留意ください。
NPO人材開発機構の使命
NPO人材開発機構は、障がい者支援施設で働く職員が現場で求められる知識やスキルを向上させることを目指しています。これにより、職員の「働きがい」や「仕事への誇り」を醸成し、業界全体のサービスと社会的ステイタスの向上を図っています。また、企業の障がい者雇用にも貢献することを目指しています。
「サポーターズカレッジ」の趣旨に賛同し、多くの法人や施設に参加していただくことを期待しています。
会社概要
- 団体名
- 特定非営利活動法人NPO人材開発機構
- 所在地
- 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2-4 結城ビル4階
- 代表者
- 理事長 水谷正夫
- 設立
- 2000(平成12)年5月(東京都認証)
- 電話番号
- 03-5206-7831
- URL
- http://www.npo-jinzai.or.jp/
まとめ
新たにリニューアルされた「グループホーム概論」は、障がい者支援施設で働く支援員にとって、グループホーム制度の理解を深める貴重な機会となります。最新の情報をもとに、制度の変遷や利用者の自己決定支援の重要性、地域共生社会の実現に向けた取り組みを学ぶことができます。
以下に、本記事で紹介した内容をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
新コンテンツ名 | グループホーム概論 |
講師 | 荒井隆一 |
配信開始日 | 2024年11月 |
受講料 | 年間165,000円(税込) |
利用方法 | 何回でも受講可能、5施設まで追加料金なし |
この機会に、グループホーム制度の理解を深め、より良い支援を提供するための知識を身につけていただければと思います。
参考リンク: