11月30日まで募集中!ケニア難民支援「学校への懸け橋募金」
ベストカレンダー編集部
2024年11月8日 05:22
学校への懸け橋募金
開催期間:9月17日〜11月30日
ケニアの難民の子どもたちに文房具を贈る取り組み
特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)は、2024年11月7日に発表した「学校への懸け橋募金」を通じて、ケニア北部で暮らす難民の子どもたちに学用品や制服を贈る活動を行っています。この募金は、南スーダンやソマリアなどの情勢が不安定な地域から逃れてきた難民の子どもたちを支援するためのものです。
募集期間は2024年9月17日(火)から11月30日(土)までで、目標金額は350万円です。この金額により、500人分の学用品を購入することが可能となります。
ケニア北部の教育環境について
ケニア北部に位置するカロベイエ難民居住地やカクマ難民キャンプでは、多くの難民が生活しています。ここでは小学校の卒業率が52.4%と、全国平均の84.1%と比べて著しく低い状況にあります。この低い卒業率の背景には、厳しい経済的事情があり、文房具を購入できないために授業についていけない子どもたちが多いのです。
また、制服が買えないことから学校に行くことに対して引け目を感じ、通学を諦めてしまう子どもたちもいます。このような状況を改善するために、AAR Japanは「学校への懸け橋募金」を実施し、子どもたちが教育を受けられる環境を整えようとしています。
募金活動の目的と目標
AAR Japanは、募金活動を通じて、以下のような目的を持っています。
- 難民の子どもたちに必要な学用品や制服を提供すること
- 教育を受ける権利を保障すること
- 地域の子どもたちも含め、全ての子どもが学校に通える環境を整えること
現在、目標額の350万円に対して200万円が不足している状況です。この不足分を解消するために、多くの方々のご協力をお願いしています。
現地の支援活動について
AAR Japanは、ケニア北部のカロベイエ難民居住地とカクマ難民キャンプで、教育支援を行っています。具体的には、教室の建設や学校施設の整備、ライフスキル教育、カウンセリング活動、学校設備の維持管理体制の構築などを行っています。
これにより、難民の子どもたちが教育を受ける機会を確保し、地域の子どもたちと共に学び合う環境を整えることを目指しています。
支援の具体例
AAR Japanの支援活動の一環として、以下のような取り組みが行われています。
- 教室の建設:新しい教室を建設し、より多くの子どもたちが通えるようにする。
- ライフスキル教育:子どもたちに必要なスキルを教え、将来の選択肢を広げる。
- カウンセリング活動:心理的なサポートを提供し、子どもたちが安心して学べる環境を作る。
寄付の重要性とその影響
寄付は、AAR Japanが行う支援活動にとって非常に重要です。お寄せいただいたご寄付は、直接的に子どもたちの教育環境を改善するために使われます。例えば、学用品や制服を購入することで、子どもたちが学校に通う意欲を高めることができます。
また、寄付は教育を受けたいという子どもたちの熱意を支えることにも繋がります。AAR Japanでは、寄付金がどのように使われるかを透明性を持って公開し、支援を受ける子どもたちの状況を報告することを心がけています。
寄付の方法
寄付を希望される方は、AAR Japanのウェブサイトを通じて簡単に行うことができます。寄付金は寄付金控除の対象となるため、税制上のメリットもあります。
詳しい情報や寄付方法については、以下のリンクをご覧ください。
まとめ
ケニアの難民の子どもたちに文房具を贈る「学校への懸け橋募金」は、教育を受ける権利を保障するための重要な取り組みです。現在、目標額の350万円に対して200万円が不足している状況で、多くの方々のご協力が必要です。
以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
募金名 | 学校への懸け橋募金 |
実施団体 | AAR Japan(難民を助ける会) |
募集期間 | 2024年9月17日(火)〜11月30日(土) |
目標金額 | 350万円 |
支援対象 | ケニア北部の難民の子どもたち |
卒業率 | 52.4%(全国平均84.1%) |
寄付方法 | こちらから寄付可能 |
このように、AAR Japanの活動は、難民の子どもたちに教育の機会を提供し、未来を切り開く手助けをしています。皆様の温かいご支援をお待ちしております。
参考リンク: