12月6日開催！自動運転技術セミナーで電波吸収体とシールド材料を学ぶ

自動運転技術における新たな挑戦

自動運転技術（ADAS）は、近年急速に進化しており、様々な課題が浮上しています。これに対応するため、株式会社AndTechは、2024年12月6日（金）にZoomを利用したオンラインセミナー「自動運転（ADAS）を実現する電波吸収体・シールド材料の設計と応用」を開催することを発表しました。このセミナーでは、自動運転を支えるための電磁波吸収体やシールド材料について、専門家が解説します。

自動運転技術の発展に伴い、電波の影響やノイズ対策がますます重要視されています。特に、ミリ波レーダーを用いたセンサー技術の普及が進む中で、電磁波の管理やシールド技術は、技術的な要件として不可欠です。AndTechは、このニーズに応えるべく、専門家による講演を通じて、最新の知見を提供することを目的としています。

セミナーの詳細情報

本セミナーは、以下の詳細で実施されます。

• 開催日時：2024年12月6日（金） 10:30-17:00
• 参加費：60,500円（税込） ※資料は電子形式で配布予定
• 配信形式：Zoom（お申し込み後にURLを送付）
• 詳細リンク：セミナー詳細

セミナーは3部構成で、各部門の専門家がそれぞれのテーマに基づいて講演を行います。

第1部：自動車向け電子部品に求められる電磁波吸収体・電磁波シールドの設計及び評価

この部では、防衛大学校名誉教授で大阪公立大学客員教授の山本孝氏が講演を行います。自動運転技術における電波シールドや電波吸収体の設計について、以下の内容が取り扱われます。

• 自動運転の技術的要件
• 電波シールドと電波吸収の違い
• 電波伝搬の基礎理論

具体的には、移動通信や電波伝搬の原理、シールド効果の評価方法などが解説されます。

第2部：ミリ波レーダー用レドームへの着雪を防止するヒーターに関する基礎技術と応用展開

三恵技研工業の古林宏之氏が講演を担当し、ミリ波レーダーの運用における雪の影響とその対策について解説します。以下のテーマが取り上げられます。

• 雪によるミリ波遮蔽効果の定量的試算
• ミリ波透過性能が極大となるヒーターパターンの探索
• 発泡断熱材を用いたヒーター運用の効率化

これにより、ミリ波レーダーの性能を最大限に引き出すための技術的アプローチが紹介される予定です。

第3部：電波吸収体・シールド材料実用化とADASへの適用

最後に、新日本電波吸収体の荻野哲氏が、電波吸収体やノイズ抑制シートの原理と市場動向について解説します。具体的には、以下の内容が含まれます。

• 電波吸収体の分類と用途
• ノイズ抑制シートの設計と評価方法
• 電磁波シールド材料の応用分野

これにより、ADASにおける電磁波対策の重要性とその実用化に向けた課題が明らかにされます。

セミナーの受講形式と参加方法

本セミナーは、WEB会議ツール「Zoom」を使用したライブ配信形式で行われます。参加希望者は、事前に申し込みを行い、指定されたURLから参加することができます。

セミナーに参加することで、以下の知識や技術課題の解決に役立つ情報を得ることができます。

• 電波吸収体・電磁波シールド材の原理と市場動向
• 高周波測定技術の理解
• レドーム設計における電磁波の振る舞いの理解
• 雪によるミリ波運用問題への理解
• 新しい電磁波対策材料の最新情報

株式会社AndTechについて

株式会社AndTechは、化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントに対して、研究開発支援サービスを提供しています。技術講習会やセミナー、講師派遣、出版、コンサルタント派遣など、多様なサービスを展開し、クライアントのニーズに応じた効果的な支援を行っています。

詳細なサービス内容については、公式ウェブサイトをご覧ください。

このように、AndTechのセミナーは、自動運転技術の進展に寄与する重要な情報を提供する場となります。自動運転技術の未来を切り開くための知識を深める機会として、多くの方々にとって有意義な内容となることが期待されます。