ザ・リッツ・カールトン大阪が11月8日に「グリーンキー」を取得、その意義とは
ベストカレンダー編集部
2024年11月9日 14:24
グリーンキー取得
開催日:11月8日
ザ・リッツ・カールトン大阪が国際的なエコラベル「グリーンキー」を取得
2024年11月8日、ザ・リッツ・カールトン大阪(所在地:大阪市北区梅田2-5-25 総支配人:マーク・ノイコム)は、関西地方の宿泊施設として初めて、環境に配慮したホテル・レストランなどに付与される国際的なエコラベル「グリーンキー」(Green Key)を取得しました。この認定は、環境保護に対する強い意志と具体的な取り組みを示すものであり、同ホテルの持続可能な運営への努力を評価するものです。
グリーンキーとは何か
「グリーンキー」とは、1994年にデンマークで始まった国際的なエコラベルであり、環境に配慮した宿泊施設に与えられます。この認定を受けるためには、デンマークに本部を置く国際環境教育基金(FEE)が定めた13のカテゴリー、75の必須項目、75の努力項目を満たす必要があります。現在、日本国内には6施設が認定されており、世界中で70カ国以上、6,000以上の施設がこのエコラベルを取得しています。
グリーンキーは、宿泊施設が環境方針を持ち、持続可能な運営を行っていることを示す象徴的な存在として認識されています。これにより、宿泊客は環境に優しい選択をすることができ、持続可能な観光を促進する役割を果たします。
ザ・リッツ・カールトン大阪の環境への取り組み
ザ・リッツ・カールトン大阪は、心のこもったおもてなしと快適さを提供するために、全組織を挙げて環境負荷の低減および環境保全に努めてきました。具体的な取り組みは以下の通りです:
- エネルギー管理: 省エネ型照明への切り替えや再生可能エネルギーの活用、節水および廃水の適切な管理を行い、CO2排出量の削減を目指しています。
- 廃棄物管理: プラスチック入りの客室アメニティ使用量を削減するなど、廃棄物の削減に取り組んでいます。
- 自然環境保全: 有機農法や自然農法への理解を深め、化学合成洗剤や化学農薬・化学肥料の使用を限定し、環境汚染および大気汚染を防止しています。
特に、ザ・リッツ・カールトン大阪の6階にある庭園では、化学農薬や化学肥料の使用を制限し、生物多様性の保護に努めています。
持続可能な社会への貢献
環境への取り組みだけでなく、ザ・リッツ・カールトン大阪は持続可能な社会の実現に向けた取り組みも行っています。主な施策は以下の通りです:
- ダイバーシティの推進: 国籍、年齢、障がいにかかわらず多様な人材を採用し、すべての従業員に安全で健康的な労働環境を提供しています。
- 地域コミュニティへの貢献: ホテル周辺の清掃活動や地域イベントへの参加、日本赤十字社との連携による献血活動などを通じて、地域社会とのつながりを築いています。
- 文化発信: 大阪城や著名な施設を巡るランニングツアーやサイクリングツアーを通じて、従業員がゲストに日本文化を紹介し、地域の文化を広めています。
これらの取り組みにより、ザ・リッツ・カールトン大阪は地域社会とともに成長し、持続可能な未来を築くための責任を果たしています。
Green Keyについて
グリーンキーは、環境教育財団(FEE)が運営する世界的に認知された自主的なエコ認証プログラムです。70カ国以上に6,000以上の認証ホテルやその他の施設があり、観光およびホスピタリティ業界における環境責任と持続可能な運営の基準を提供しています。認証プロセスでは、施設の環境管理、省エネ、廃棄物管理、水の保全、およびその他の持続可能な取り組みが評価されます。
ザ・リッツ・カールトン大阪の概要
ザ・リッツ・カールトン大阪は、国際的なホテルグループであるザ・リッツ・カールトンの日本第一号として、1997年5月に開業しました。2024年の『フォーブス・トラベルガイド』において、ホテル部門で“2年連続”かつ大阪のホテルで“唯一”の五つ星を獲得しています。18世紀の英国貴族の邸宅を思わせる洗練された空間と、高評価を得ている料理、そしてザ・リッツ・カールトンならではのきめ細やかなサービスによって、訪れるお客様にユニークで思い出に残る体験を提供しています。
項目 | 内容 |
---|---|
取得日 | 2024年11月8日 |
認定名 | グリーンキー(Green Key) |
所在地 | 大阪市北区梅田2-5-25 |
開業年 | 1997年 |
評価 | フォーブス・トラベルガイド五つ星 |
ザ・リッツ・カールトン大阪は、今後もお客様や地域社会のニーズに応じた環境への取り組みと持続可能な活動を推進していくことを目指しています。
参考リンク: