11月10日から配布開始！MIRAIWOOD®︎コンセプトブックで持続可能な未来を探る

「MIRAIWOOD®︎ コンセプトブック」の発行について

菱華産業株式会社は、環境素材の取り組みを紹介する「MIRAIWOOD®︎コンセプトブック」の配布を開始しました。このコンセプトブックは、2024年11月10日に発表され、松屋銀座で開催される「めぐる未来、つづく工芸」展を記念して制作されました。菱華産業は、持続可能なものづくりを目指し、石川県の自然と工芸を紹介することを目的としています。

このコンセプトブックは、環境に優しい素材の重要性を伝えるために作られました。特に、プラスチック産業が直面する持続可能性の課題に対し、転換素材としての役割を果たす「MIRAIWOOD®︎」を用いた新たな取り組みが紹介されています。

コンセプトブックの背景と目的

菱華産業株式会社は、産業廃木粉から作るバイオマス環境素材「MIRAIWOOD®︎」を開発しました。この素材は、サスティナブルなものづくりを実現するための重要な要素であり、特に日本の伝統工芸とのコラボレーションが注目されています。具体的には、石川県の伝統工芸である山中漆器の「我戸幹男商店」との協力により、天然木の漆器の木屑をアップサイクルした「サスティナブル漆器（木地）」の開発に成功しました。

この取り組みは、ウッドショックによる木材不足を解消し、地域の雇用を安定させることを目指しています。菱華産業は、日本の工芸と自然環境、そしてそれを守り伝える人々の存在に焦点を当て、伝統工芸にこそ本当の意味でのサスティナブルが息づいていることを広く伝えています。

コンセプトブックの詳細

「MIRAIWOOD®︎コンセプトブック」は、A5サイズで、全8ページの観音びらき形式で構成されています。松屋銀座での期間限定配布を終えた後、現在は菱華ビルディング 1F「Ryoka SDGs gallery 日本橋」での無償配布を行っています。また、公式サイトからのダウンロードも可能です。

このコンセプトブックには、写真家の松本のりこ氏による石川県、特に加賀市や山中町の美しい自然や伝統工芸が紹介されています。特に、MIRAIWOOD®︎の取り組みを通じて生まれたサスティナブルな漆器や器などの詳細が掲載されており、環境素材の重要性を視覚的にも理解できる内容となっています。

今後の展開と配布協力の募集

MIRAIWOOD®︎では、コンセプトブックの配布を通じて、環境素材や循環社会についての理解を深めることを目指しています。特に、環境問題に対する意識を高めるための活動を計画しており、配布に協力していただけるフリーペーパー配布協力店を募集しています。希望する部数を連絡すれば、無償で配布されるとのことです。

また、コンセプトブックに関するお問い合わせやフリーペーパー配布の協力については、公式サイトの問い合わせフォームから行うことができます。

配布場所とアクセス情報

「MIRAIWOOD®︎コンセプトブック」は、以下の場所で無償配布されています。

• 場所: Ryoka SDGs gallery 日本橋
• 配布時間: 平日 9:00〜18:00（無料）
• 住所: 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4丁目6番2号 菱華ビル１階エントランス
• アクセス:
• JR山手線、中央線、京浜東北線: JR神田駅から500m、徒歩5分
• JR総武本線: JR新日本橋駅4番出口から150m、徒歩2分
• 東京メトロ銀座線: 三越前駅10番出口から240m、徒歩4分

詳細なアクセスは、Google Mapを参照してください。

まとめ

「MIRAIWOOD®︎コンセプトブック」は、環境素材や循環社会の重要性を伝えるための貴重な資料です。菱華産業株式会社は、伝統工芸と自然環境を守るための取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けた活動を展開しています。コンセプトブックを通じて、これらの取り組みを広く知ってもらうことを目的としています。

このように、MIRAIWOOD®︎の取り組みは、環境への配慮と伝統工芸の融合を目指しています。今後の展開に注目が集まる中、私たち一人ひとりが持続可能な社会の実現に向けて何ができるかを考えるきっかけとなるでしょう。