藤崎彩織のエッセイ集『ねじねじ録』が文庫化、心に響く一冊
ベストカレンダー編集部
2024年11月11日 08:13
ねじねじ録文庫化
開催日:11月6日
藤崎彩織さんのエッセイ集『ねじねじ録』が文庫化
株式会社文藝春秋は、人気バンド・SEKAI NO OWARIで”Saori”としても活動している作家・藤崎彩織さんのエッセイ集『ねじねじ録』を、2024年11月6日に文春文庫として発売しました。この文庫版の発売にあたり、多くの読者ファンが待ち望んでいたことが伺えます。
本書のカバー絵は大人気イラストレーターの牧野千穂さんによるもので、まるで美しい絵本のような仕上がりとなっています。彩瀬まるさんは「まるでアンティークのオルゴールのよう」とその美しさを称賛しています。
『ねじねじ録』の内容と魅力
藤崎彩織さんは、日常生活の中での悩みや葛藤を「くよくよ」や「うじうじ」といった形ではなく、「ねじねじ」と表現しています。著者自身が抱える悩みや、育児や仕事に対する本音を率直に綴ったこのエッセイ集は、読者にとって共感を呼ぶ内容となっています。
特に、どうしてもうまくいかなくて困っている日々に手に取ってほしい一冊であり、心の救いとなることでしょう。文庫版では、現在の心境を綴った書き下ろしも追加されており、より深い内容が楽しめます。
著者のコメントと推薦メッセージ
本書に寄せられた推薦メッセージも注目に値します。解説者である彩瀬まるさんは、「悩み続けることは、強さや美しさの一種なのだと教えてくれる本でした」とコメントしています。彼女は、藤崎さんと共に「ねじねじ悩んでいきたい」と述べており、著者の率直な姿勢を称賛しています。
また、単行本の担当編集者である篠原一朗さん(水鈴社代表取締役)は、藤崎さんとの編集作業について「互いに真剣勝負だから緊張する」と述べています。彼は、藤崎さんの作品に対して常に高い期待を持ち、時には痛烈な反撃を受けることもあると語っています。
藤崎彩織さんのプロフィール
藤崎彩織さんは1986年に大阪府で生まれ、2010年に音楽シーンに登場しました。彼女は、圧倒的なポップセンスとキャッチーな存在感を持つ4人組バンド「SEKAI NO OWARI」の一員として、ピアノ演奏やライブ演出、作詞、作曲などを担当しています。デビュー以来、彼女の演奏は多くの支持を集めています。
文筆活動でも注目を集めており、2017年に刊行された初の小説『ふたご』は直木賞の候補となるなど、大きな話題を呼びました。彼女の他の著書には『読書間奏文』や『ざくろちゃん、はじめまして』があり、文筆家としてもその才能を発揮しています。
書誌情報と購入方法
『ねじねじ録』の書誌情報は以下の通りです。
書名 | ねじねじ録 |
---|---|
著者 | 藤崎彩織 |
判型 | 文庫判 |
発売日 | 2024年11月6日 |
定価 | 891円 (税込) |
ISBN | 978-4-16-792302-0 |
書誌URL | こちらから購入できます |
藤崎彩織さんの『ねじねじ録』は、悩みや葛藤を抱えるすべての人にとって、心に響く一冊となることでしょう。文庫化されたこの作品は、より多くの読者に手に取ってもらえる機会を提供します。
本記事では、藤崎彩織さんの最新エッセイ集『ねじねじ録』について、その内容や魅力、著者のプロフィール、書誌情報を詳しく紹介しました。読者にとって、心の救いとなる一冊として、多くの人に愛されることを期待しています。
参考リンク: