観賞魚を優しく弔う「おやすみソイル」11月15日より出荷開始
ベストカレンダー編集部
2024年11月11日 11時16分
おやすみソイル発売
開催日:11月15日
アクアリウム用品シェアNo.1の新商品「おやすみソイル」の誕生
アクアリウム用品市場でシェアNo.1を誇るジェックス株式会社(大阪府東大阪市、代表取締役社長:五味 宏樹)は、2024年11月15日(金)より新商品「ウメルメグル”おやすみソイル”」のメーカー出荷を開始します。この商品は、社内のSDGsプロジェクト活動の一環として開発されました。
「おやすみソイル」は、亡くなった観賞魚を埋葬するための専用土であり、飼育者の心情に寄り添った製品です。飼育者が大切に育ててきた魚が亡くなった際、どのようにその魚を弔うかという問題は多くの人が直面するものです。この商品は、その想いを実現するために設計されています。
おやすみソイルの特徴と利点
おやすみソイルは、観賞魚を埋葬するための特別な土壌であり、以下のような特徴を持っています。
- 消臭性能と分解性能:独自の配合により、高い消臭性能と分解性能を実現しています。おさかなの種類や気温などによって変動はありますが、通常2週間から1ヶ月で完全に分解されることが期待されます。
- 適量:本製品1点で、市販の5号鉢サイズ(直径15cm)に最適な量を提供します。
この商品は、観賞魚を埋葬する際の新しい選択肢を提供し、飼育者の心を癒す役割を果たします。観賞魚を大切に思う気持ちを形にすることができるのです。
観賞魚の死後の取り扱いに関する現状
現在、観賞魚の死後の取り扱いについては明確なルールが存在しません。多くの飼育者は、亡くなった魚を燃えるゴミとして処分するか、自宅の庭に埋める方法を選んでいます。しかし、かわいがっていた魚をゴミとして扱うことに抵抗を感じる方も多く、また業者に依頼する火葬は高額な費用がかかるため、手軽な選択肢が求められています。
さらに、外来種の観賞魚が多い現代では、個人の庭での埋葬が土壌環境を破壊したり、未知の病原菌を持ち込むリスクを伴うこともあります。そのため、適切な処理方法を見つけることは容易ではありません。
プランター葬の提案と環境への配慮
ジェックスは、観賞魚の死後も飼育者のパーソナルスペースから生体を放出しない方法として「プランター葬」を提案しています。この方法では、亡くなった魚を特別に設計された土に埋葬し、自然界の循環を体験することができます。
自然界では、生物の亡骸は土に還り、植物の栄養となることが一般的です。おやすみソイルは、観賞魚の亡骸をオリジナル配合の土で埋葬することで、バクテリアの働きにより分解され、土に還る仕組みになっています。このプロセスは、観賞魚を優しく弔うだけでなく、自然環境について考えるきっかけにもなります。
チームメンバーの想いと今後の展望
ジェックスのチームメンバーは、観賞魚が私たちに与えてくれる癒しや命の大切さを深く理解しています。観賞魚の存在は、自然環境の不思議を体験させてくれる貴重な存在であり、その命が終わることをしっかりと受け止め、丁寧に弔いたいという想いが込められています。
このプロジェクトは、アクアリウムを愛する方々が末永くアクアリウムを楽しむための業界作りの一環であり、今後の展望を見据えています。飼育者が観賞魚を通じて自然環境について考える機会を提供することが、ジェックスの目指す方向性です。
おやすみソイルの販売情報と関連リンク
「ウメルメグル”おやすみソイル”」は、2024年11月15日(金)よりメーカー出荷を開始します。オンラインストアでの購入が可能で、詳細は以下のリンクから確認できます。
このように、ジェックス株式会社は観賞魚を大切にするための新しい選択肢を提供し、飼育者の心に寄り添った商品を展開しています。観賞魚の死後の取り扱いについての新しい考え方を提案する「おやすみソイル」は、飼育者と観賞魚の関係をより深める一助となることでしょう。
項目 | 内容 |
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商品名 | ウメルメグル”おやすみソイル” |
発売日 | 2024年11月15日(金) |
特徴 | 高い消臭性能・分解性能を持つ埋葬専用土 |
分解期間 | 2週間~1ヶ月 |
適量 | 市販の5号鉢サイズ(直径15cm)に最適 |
提案方法 | プランター葬 |
このように、「おやすみソイル」は観賞魚の死後の取り扱いに関する新しい選択肢を提供し、飼育者が愛する魚を丁寧に弔うことができる商品です。ジェックス株式会社は、今後もアクアリウムを愛する皆様に向けて、環境に配慮した製品を展開していくことを目指しています。
参考リンク: