ジェイキャスエアウェイズ、2026年春に新規航空路線就航を目指す資金調達を完了

新規航空路線就航準備

開催日:4月1日

新規航空路線就航準備
ジェイキャスエアウェイズってどんな会社?
ジェイキャスエアウェイズは、関西国際空港を拠点に新たな航空路線を開設し、地域創生を目指すスタートアップ航空会社です。
今回の資金調達は何に使われるの?
調達した資金は、機材リース、システム開発、人材採用など、新規航空路線の準備に充てられます。
ジェイキャスエアウェイズ、プレシリーズAラウンドファイナルクローズで2億円の資金調達を実施、累計資金調達額は6.5億円に 画像 2

ジェイキャスエアウェイズがプレシリーズAラウンドファイナルクローズで資金調達を実施

2024年11月11日、株式会社ジェイキャスエアウェイズは、プレシリーズAラウンドのファイナルクローズとして2億円の資金調達を実施し、設立からこれまでの累計調達額が約6.5億円に達したことを発表しました。この資金調達は、国内の地方空港の潜在能力を活かし、新たな人流を生み出すための重要なステップです。

ジェイキャスエアウェイズは、関西国際空港(KIX)と富山空港(TOY)、また関西国際空港と米子空港(YGJ)を結ぶ新規航空路線の就航を目指す地域航空のスタートアップ企業です。2026年春の就航開始を目指して事業準備を進めており、今回の資金調達はその一環として位置付けられています。

資金調達の背景と目的

今回の資金調達は、2024年9月に実施した富山県の企業からの資金調達に続くものであり、今回は山陰の企業からの出資を受けました。この資金は、機材リース、システム開発、人材採用などに充てられる予定です。

ジェイキャスエアウェイズの代表取締役である白根清司氏と梅本祐紀氏は、山陰地域の企業からの出資を受けたことに感謝の意を表し、就航には資金調達だけでなく、地域からの理解と支援が重要であると強調しました。

  • 資金調達の目的:
  • 機材リース
  • システム開発
  • 人材採用

山陰地域は、大山や中海、宍道湖などの豊かな自然に恵まれていますが、陸路での関西からのアクセスには3-4時間かかるため、航空路線の開設により観光需要の創出が期待されます。ジェイキャスエアウェイズは、関空と米子空港を約1時間で結ぶことで、国内外からの新たな人流を創出することを目指しています。

地域創生への取り組み

ジェイキャスエアウェイズは、地域航空事業だけでなく、地域創生にも力を入れているスタートアップ企業です。地域の魅力を発掘し、訪れる人々に感動体験を提供することを目指しています。

代表取締役の白根氏は、地域の皆様と共に地域創生に貢献できることを楽しみにしており、今後も地域間の交通格差を解消し、就航地の魅力を開発することを通じて地域創生への貢献を目指すと述べています。

  • 地域創生の取り組み:
  • 地域の魅力発掘
  • 感動体験の提供
  • 地域間の交通格差解消

出資企業様の一覧

今回の資金調達に関わった出資企業は以下の通りです。これらの企業は、ジェイキャスエアウェイズの事業に対する信頼と期待を寄せています。

企業名
株式会社ウミライ
株式会社さんれいフーズ
株式会社ジェットシステム
山陰酸素工業株式会社
山陰中央テレビジョン放送株式会社
三光株式会社
島根電工グループ
マリエ・やしろ株式会社
美保テクノス株式会社

会社概要

株式会社ジェイキャスエアウェイズは2023年6月に設立された地域航空会社で、共同代表の白根清司氏と梅本祐紀氏を中心に、事業開発や財務、運航・整備に精通したプロフェッショナルが集まっています。関空を拠点に、富山空港と米子空港を結ぶ2路線の就航に向けて準備を進めています。

2026年春の就航時には1機、2路線でスタートし、その後5年間で7機、16路線への拡大を目指しています。ジェイキャスエアウェイズは「日本のローカルが、もっと活きる路を。」を企業理念に掲げ、地域の魅力を最大限に引き出すことを目指しています。

会社名 株式会社ジェイキャスエアウェイズ
所在地 東京都千代田区富士見1-3-11富士見デュープレックスB’s4階
設立日 2023年6月21日
URL https://www.jcas.co.jp/

今回の資金調達により、ジェイキャスエアウェイズは地域航空事業のさらなる成長を加速し、地域創生への貢献を実現するための基盤を整えました。今後の動向に注目が集まります。

参考リンク: