杉山清貴の新ツアーが11月9日からスタート！映画音楽風の選曲に注目

杉山清貴コンサートツアー2024『古いシネマを観るように…』初日レポート

2024年11月11日、株式会社キョードーメディアスからの発表により、杉山清貴のコンサートツアー『古いシネマを観るように…』が、11月9日（土）に神奈川・KT Zepp Yokohamaを皮切りにスタートしました。このツアーは、12月21日（土）に東京・昭和女子大学人見記念講堂での最終公演まで全13公演が予定されています。

今年前半に行われた杉山清貴＆オメガトライブのデビュー40周年を記念したツアーとは異なり、今回は非常にシンプルな編成が特徴です。演奏メンバーは、西脇辰弥（ピアノ・シンセ・ハーモニカ）、堀川真理夫（ベース・ドラム・パーカッション）、住友紀人（サックス・シンセ・コーラス）の3人で構成されています。このミニマムな編成は、コロナ前に東京・椿山荘で行われたプレミアムステージの再来とも言えるでしょう。

ツアータイトルの由来と選曲の意図

杉山清貴が珍しくつけたツアータイトル『古いシネマを観るように…』には、映画音楽が多く含まれているのではないかという期待が寄せられました。しかし、実際のところはそうではありませんでした。杉山は、「昔のヒットチャートには映画音楽が入っていて、それを楽しんで聴いていた」という思いを込めて、自身の楽曲の中から様々な景色やシーンが見えてくるように選曲を行ったと語っています。

オープニング曲の後に披露されたナンバーは、映画『ノッティングヒルの恋人』（1999年公開）の主題歌でエルビス・コステロが歌った「She」（オリジナルはシャルル・アズナブール：1974年）でした。この曲を聴くことで、杉山清貴の変わらぬ歌声に触れ、ライブのテーマへと自然に引き込まれていく感覚を味わうことができました。

ライブパフォーマンスの様子

ライブの中では、杉山の軽快なトークによる楽曲紹介があり、ハワイやニューヨーク、横浜、さらには夜や夏の風景といったテーマが盛り込まれた歌の世界が展開されました。演奏は、名手たちによるハーモニカやサックスの旋律がフィーチャーされ、観客はそれぞれの風景を思い描きながら楽しむことができました。

今回のミニマムでシックなステージは、全国を巡る中で音楽のサウンドがより一層熟成されていくことが期待されます。ツアーの初日を迎えた杉山清貴のパフォーマンスは、観客にとっても特別な体験となったことでしょう。

コンサートツアースケジュール

『古いシネマを観るように…』ツアーは、以下のスケジュールで全国各地を巡ります。各公演の詳細は、公式サイトやSNSで確認することができます。

このツアーは、杉山清貴の音楽の魅力を再確認する機会となるでしょう。公式サイトやSNSで最新情報をチェックし、ぜひ会場でその魅力を体感してほしいと思います。

最新リリース情報

杉山清貴の最新アルバム『FREEDOM』は好評発売中です。音楽配信サイトでも視聴可能で、初回限定盤や通常盤が用意されています。以下は、最新リリースの詳細です。

これらのリリース情報を通じて、杉山清貴の音楽の幅広さを感じ取ることができるでしょう。ファンにとっては、彼の音楽をより深く楽しむ絶好のチャンスです。

以上、杉山清貴コンサートツアー2024『古いシネマを観るように…』の初日レポートをお届けしました。音楽の魅力やライブの雰囲気を感じ取りながら、今後の公演にも注目していきたいと思います。