スマートバンク、11月27日から特別トークイベント開催!資金調達を記念
ベストカレンダー編集部
2024年11月12日 14:14
スマートバンク資金調達
開催期間:11月27日〜12月18日
スマートバンク、シリーズBラウンド1stクローズで40.8億円の資金調達を実施
株式会社スマートバンクは、家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提供する企業であり、2024年11月12日にシリーズBラウンドの1stクローズにおいて、合計40.8億円の資金調達を実施したことを発表しました。この資金調達は、SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合をリード投資家とし、既存株主からのフォローオン及び新たに株式会社セブン銀行、ゆうちょ Spiral Regional Innovation 1号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資により、29.3億円を調達しました。
この資金調達により、スマートバンクの創業以来の累計調達額は70.8億円に達しました。これに加え、2024年4月に実施した複数金融機関からのデットファイナンス11.5億円も含まれています。
資金調達の概要
今回の資金調達の詳細は以下の通りです:
- 調達金額:29.3億円
- 調達方法:第三者割当増資
- 引受先:
- SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合
- 富国-GB投資事業有限責任組合
- 明治安田未来共創投資事業有限責任組合
- MSIVC2023V投資事業有限責任組合
- ゆうちょ Spiral Regional Innovation 1号投資事業有限責任組合
- DBJキャピタル投資事業有限責任組合
- 株式会社セブン銀行
- ALL STAR SAAS FUND Pte. Ltd.
- GMO GFF投資事業有限責任組合
- みずほ成長支援第5号投資事業有限責任組合
- 融資総額:11.5億円
- 借入先:
- 商工組合中央金庫
- 三菱UFJ銀行
- JA三井リース
- 紀陽銀行
- 北國銀行
- 資金用途:採用・組織体制の強化
資金調達の背景と今後の展望
スマートバンクは、キャッシュレス決済を活用した新しい支出管理サービス「B/43」を提供しています。このサービスは、プリペイドカードと家計簿アプリがセットになっており、ユーザーは支出を簡単に管理することができます。最近では、クレジットカードや銀行口座との連携機能、AIによるレシート読み取り機能の実装など、機能の拡充が進んでいます。
物価上昇や共働き世帯の増加に伴い、家計管理のニーズが高まっており、「B/43」の累計ダウンロード数はサービス開始から3年で100万件を超えています。今後は、生成AIを活用した家計改善サービスの開発を進めることで、ユーザーの目的や日々の支出状況に応じたAIアシスタントサービスを提供する予定です。
無駄遣いの削減と家計改善への取り組み
スマートバンクは、家庭における無駄遣いの実態を調査した結果、1世帯あたりの無駄遣いは年間平均約104,292円であり、日本全体での無駄遣いの総額は約5兆7,927億円に達することが明らかになりました。これらの無駄遣いを削減することで、多くの人々が余剰資金を作り出す可能性があります。
家計を圧迫する無駄遣いを削減するためには、家計簿による見える化と改善に向けた行動が必要です。しかし、見える化ができない理由として「面倒」や「改善方法がわからない」といった声も多く寄せられています。これらの課題を解決するために、スマートバンクは生成AIを活用した新たな事業戦略を策定しています。
採用情報とイベント開催
スマートバンクは、事業戦略の推進に向けて積極的に採用を行っています。特設採用サイトをオープンし、様々なポジションでの応募を受け付けています。具体的な職種には、サーバサイドエンジニア、iOSエンジニア、デザイナーなどがあります。
また、シリーズB資金調達を記念して、特別トークイベントも開催されます。これらのイベントでは「B/43」の開発秘話やAIを活用した未来についての議論が行われます。詳細は以下の通りです:
- 第1弾:注目スタートアップのプロダクトディスカバリー裏話
日時:2024年11月27日(金) 19:00〜
イベントページ:こちら - 第2弾:2桁億円調達のスタートアップが集結!社長達が斬り込み!ぶっちゃけパネルセッション
日時:2024年12月2日(月) 19:00〜
イベントページ:こちら - 第3弾:やりたいことに対して「エンジニア」が足らんです!LT座談会
日時:2024年12月18日(水)19:00〜
イベントページ:こちら
家計簿プリカ「B/43」とは
「B/43」とは、チャージ式のVisaプリペイドカードと家計簿アプリがセットになった新しい支出管理サービスです。ユーザーは毎月の予算をプリペイドカードにチャージし、支払いを行うことで、アプリに支出の明細がリアルタイムで反映されます。また、クレジットカードや銀行口座との連携、手入力、AIによるレシート読み取り機能も搭載されており、様々な支出を一元管理できるのが特徴です。
「B/43」にはペアカードやジュニアカードといった機能もあり、夫婦や親子での共同利用が可能です。これにより、面倒な割り勘や現金のやり取りが不要となり、家計の管理がよりスムーズになります。サービス開始から3年で累計ダウンロード数は100万件を超え、月間取引金額も数十億円に達しています。
まとめ
スマートバンクは、家計管理の効率化を目指し、生成AIを活用した家計改善サービスの提供を進めています。今回の資金調達により、さらなる事業拡大が期待されます。家計簿プリカ「B/43」は、ユーザーのニーズに応じた機能を提供し、家計管理の負担を軽減するだけでなく、無駄遣いの削減を通じて余剰資金の創出に貢献することを目指しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
調達金額 | 29.3億円 |
累計調達額 | 70.8億円 |
資金用途 | 採用・組織体制の強化 |
無駄遣いの年間平均 | 約104,292円 |
アプリのダウンロード数 | 100万件以上 |
イベント開催日 | 2024年11月27日、12月2日、12月18日 |
このように、スマートバンクは家計管理の新たな可能性を追求し続けており、今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: