新文芸誌「GOAT」が11月27日刊行!紙媒体で文学の新境地を開拓
ベストカレンダー編集部
2024年11月12日 20:21
GOAT刊行
開催日:11月27日
新しい文芸誌「GOAT」の刊行について
株式会社小学館は、2024年11月27日(水)に新しい紙の文芸誌「GOAT」を刊行します。この雑誌は、電子書籍やデジタル化が進む現代において、あえて紙媒体にこだわり、心を込めて作り上げられたものです。名称の「GOAT」は、《Greatest Of All Time(史上最高の)》を意味し、文芸における最高峰を目指すという意気込みが込められています。
「GOAT」には、ジャンルや国境を越えた多彩な執筆陣が集結しています。小説、詩、短歌、エッセイ、哲学など、さまざまなコンテンツが充実しており、読者に新たな文学の楽しみを提供します。また、豪華な対談企画も実現しており、著名な作家や俳優たちが参加しています。
豪華対談企画の内容
「GOAT」第1号では、特に注目すべき対談がいくつか実施されています。まず、俳優の藤ヶ谷太輔さん(Kis-My-Ft2)と小説家の川村元気さんによる対談が行われました。藤ヶ谷さんは川村さんの小説『世界から猫が消えたなら』をきっかけに読書の楽しさに目覚めたと語り、二人は「世界から小説が消えたなら」というテーマのもと、小説の魅力について深く語り合いました。
さらに、作家の小池真理子さんと俳優の東出昌大さんによる対談も特集されています。彼らはそれぞれ異なる世界で活躍してきましたが、共通して喪失を経験し、再び歩み始めたという点で盛り上がりを見せました。このような対談を通じて、読者は様々な視点から文学を楽しむことができます。
特別企画「愛と再生」
「GOAT」では、特別企画として「愛と再生」をテーマにした詩のコーナーも設けられています。気鋭の詩人や作家6名が参加し、各々の視点から詩を創作しました。この企画には、最果タヒさんも参加しており、彼女の独自の視点が詩にどのように表現されているかが注目されています。
さらに、用紙には米のもみ殻を再利用して作ったサステナブルな紙が使用されており、環境への配慮も忘れていません。これにより、文学だけでなく、持続可能な社会についても考えるきっかけを提供します。
刊行記念トークイベントの開催
「GOAT」の刊行を記念して、特別なトークイベントが11月29日(金)に開催されます。このイベントでは、執筆者の金原ひとみさん、小川哲さん、スケザネさんが参加し、「文学は世界をひっくり返せるか」というテーマで対談を行います。ジャンルや国境を越えた多様な意見が交わされる貴重な機会です。
トークイベントの詳細は以下の通りです:
- 日時:11月29日(金)19時~
- 場所:下北沢 本屋B&B
- イベントリンク:こちらからご確認ください
「GOAT」の基本情報
新文芸誌「GOAT」は、以下のような基本情報を持っています:
項目 | 詳細 |
---|---|
定価 | 510円(税込) |
判型 | A5判 |
ページ数 | 526ページ |
発売日 | 2024年11月27日 |
出版社 | 小学館 |
このように、「GOAT」は文学の魅力を最大限に引き出すことを目指した新しい文芸誌です。興味深い対談や多様なコンテンツを通じて、読者に新たな発見を提供することが期待されます。