伊坂幸太郎の『ペッパーズ・ゴースト』文庫版が12月6日発売!特製カバーも
ベストカレンダー編集部
2024年11月15日 09:41
ペッパーズ・ゴースト文庫発売
開催日:12月6日
伊坂幸太郎の新作文庫版『ペッパーズ・ゴースト』が登場
株式会社朝日新聞出版は、著名な作家・伊坂幸太郎氏の書き下ろし長編小説『ペッパーズ・ゴースト』の文庫版を、2024年12月6日(金)に発売することを発表しました。伊坂氏の作品は多くの読者に愛されており、今回の文庫版もその期待に応える内容となっています。
『ペッパーズ・ゴースト』は2021年に発表された作品で、少し不思議な力を持つ中学の国語教師・檀(だん)先生や、猫を愛するユニークな二人組が登場し、物語が展開されます。この作品は、伊坂氏のこれまでの集大成とも言える記念碑的な作品であり、彼の魅力がぎゅっと詰まっています。
文庫版のカバーデザインと特別仕様
文庫版のカバー装画は、人気のイラストレーターである久野遥子さんによる描き下ろし特製イラストが使用されています。久野さんはアニメーション作家、イラストレーター、漫画家としても活躍しており、映画『化け猫あんずちゃん』の監督や、マクドナルドの『魔女の宅急便』コラボCMなどで注目を集めています。
彼女の描くカバーは、本作の不思議な雰囲気やスピード感、主人公・檀先生の緊迫した体験を美しい色彩で表現しています。読者は新たなカバーデザインにもぜひ注目してほしいと思います。
限定カバーの販売
さらに、紀伊國屋書店とTSUTAYAでは、カバーと同じ装画を使用した色違いの限定カバーが販売されます。これにより、読者は自分の好みに合わせたカバーを選ぶことができます。
- TSUTAYA限定カバー:ピンク系
- 紀伊國屋書店限定カバー:黄色系
お近くの書店での購入を検討している方は、ぜひ確認してみてください。
物語の概要と魅力
『ペッパーズ・ゴースト』の物語は、中学教師の檀先生が生徒から渡された猫を愛する妙な二人組の小説原稿をきっかけに始まります。檀先生は他人の未来を観る力を持っており、その力が彼を謎の集団との関わりへと導いていきます。
物語は檀先生の苦い過去を乗り越え、世界や自分を救うための冒険を描いています。この作品は全ページを通して楽しく、愛おしいエンターテイメントとして読者を惹きつけることでしょう。
著者の略歴と受賞歴
伊坂幸太郎氏は1971年に千葉県で生まれ、東北大学法学部を卒業後、2000年に『オーデュボンの祈り』でデビューを果たしました。以来、数々の受賞歴を持ち、国内外で高い評価を得ています。
- 受賞歴:
- 2004年:吉川英治文学新人賞(『アヒルと鴨のコインロッカー』)
- 2008年:本屋大賞、山本周五郎賞(『ゴールデンスランバー』)
- 2020年:柴田錬三郎賞(『逆ソクラテス』)
2021年には『ペッパーズ・ゴースト』が宮脇書店主催の「いま読むべき本」に選出されるなど、常に新たな挑戦を続けている作家です。
書籍の基本情報
『ペッパーズ・ゴースト』の基本情報は以下の通りです。
タイトル | ペッパーズ・ゴースト |
---|---|
著者 | 伊坂幸太郎 |
発売日 | 2024年12月6日(金) |
定価 | 946円(本体860円+税10%) |
頁数 | 424ページ |
ISBN | 978-4-02-265178-5 |
詳細については、朝日新聞出版の特設サイトや公式ページを参照することができます。
このように、伊坂幸太郎氏の『ペッパーズ・ゴースト』文庫版は、魅力的なカバーデザインと共に、読者に新たな体験を提供する作品として期待されています。作品の内容や著者の経歴を含め、すべての情報を知ることで、より深く作品を楽しむことができるでしょう。
今後の出版においても、伊坂幸太郎氏の作品から目が離せません。
参考リンク: