弁護士ドットコム、新CTOに田中慎司氏が11月15日付で就任
ベストカレンダー編集部
2024年11月15日 21:42
新CTO田中慎司就任
開催日:11月15日
弁護士ドットコム株式会社のCTO就任について
弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長兼CEO:元榮 太一郎)は、2024年11月15日付で田中慎司がCTO(最高技術責任者)に就任したことを発表しました。この人事は、エンジニアをはじめとする技術部門の体制強化を目的としています。
同社は「まだないやり方で、世界を前へ。」というビジョンを掲げ、日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム®︎」や契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン®︎」など、さまざまなサービスを開発・提供してきました。今後も法律とテクノロジーを融合させ、革新的なリーガルテックの開発を進める方針です。
新CTO 田中慎司のプロフィール
田中慎司は、博士号を持つ情報学の専門家であり、京都大学大学院情報学研究科の博士後期課程を修了しています。彼は日本電信電話株式会社に新卒入社し、研究者として研究開発に従事した後、2006年に株式会社はてなに入社しました。2010年にはCTOとして技術全般を統括し、サーバーモニタリングSaaS「Mackerel」の事業責任者も兼任しました。
その後、2016年9月に株式会社メルカリに執行役員として入社し、英国法人Mercari Europeにて開発チームを立ち上げました。日本に戻った後は、VP of Backendに就任し、2022年からは米国法人においてSr.Director of Backendとして活躍していました。2024年11月に弁護士ドットコムに入社し、CTOに就任しました。
田中慎司のコメントと今後の展望
田中慎司は、CTOに就任することを「大変光栄に思う」と述べています。彼は、これまでの10年以上にわたり、国内外の企業でCTOやVPとしてエンジニアリング組織のリーダーシップを担ってきた経験を活かし、優れた技術基盤の構築とメンバーの個性や強みを活かした環境づくりが重要であると確信しています。
現在、生成AIの進化により、あらゆる業界でビジネスモデルの転換が進んでいます。法務分野においても、契約書のレビューや法的分析、リーガルリサーチなどがAIによって効率化・自動化される可能性があります。田中は、弁護士ドットコムがこの変革の波を乗りこなすための組織を築き、エンジニアリングを通じてサービスやビジネスの成長を図ることに邁進していく考えを示しています。
弁護士ドットコム株式会社の概要
弁護士ドットコム株式会社は、「プロフェッショナル・テックで、次の常識をつくる。」というミッションのもと、人々と専門家をつなぐポータルサイト「弁護士ドットコム®️」や「税理士ドットコム®️」、「BUSINESS LAWYERS®️」、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン®️」を提供しています。
会社の基本情報は以下の通りです:
項目 | 詳細 |
---|---|
本社所在地 | 東京都港区六本木四丁目1番4号 黒崎ビル |
設立日 | 2005年7月4日 |
資本金 | 545百万円(2024年9月末現在) |
代表者 | 代表取締役社長 兼 CEO 元榮 太一郎 |
上場市場 | 東京証券取引所グロース市場 |
今後も弁護士ドットコムは、技術力を駆使して社会に貢献し、より多くの人々に質の高いリーガルサービスを提供することを目指していきます。
この記事では、弁護士ドットコム株式会社が新たにCTOに田中慎司を迎えたことについて詳しくお伝えしました。今後の展開に注目が集まります。