11月27日開催!岡山大学の第39回RIDCセミナーで秦帝国を学ぶ
ベストカレンダー編集部
2024年11月17日 16:43
第39回RIDCセミナー
開催日:11月27日
第39回RIDCマンスリー研究セミナーの開催について
国立大学法人岡山大学の高等先鋭研究院に属する文明動態学研究所(RIDC)は、2024年11月27日(水)にオンラインで第39回RIDCマンスリー研究セミナーを開催します。このセミナーは、同研究所に関連する教員の研究成果や進行中のプロジェクトについて自由に報告し、意見交換を行う場として設けられています。
参加は無料で、興味のある方であればどなたでも参加可能です。セミナーはZoomを通じて行われるため、事前に申し込みが必要です。申し込みは2024年11月26日(火)12:00まで受け付けています。
セミナーの詳細情報
以下に、セミナーの詳細情報をまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
日時 | 2024年11月27日(水)12:00~13:00 |
開催方法 | オンライン(Zoom利用) |
題名 | 帝国としての秦とその官吏たち―簡牘史料から見た秦帝国の誕生と滅亡― |
スピーカー | 岡山大学 学術研究院 社会文化科学学域 准教授 土口史記 |
参加費 | 無料 |
申し込み方法 | こちらからお申し込みください |
講演内容の概要
今回のセミナーでは、紀元前221年に秦が中国を統一し、秦王政が「皇帝」号を定めたことに始まる秦帝国の成立とその後の滅亡について考察します。特に、秦代に発見された簡牘(竹簡・木簡)を通じて、秦帝国の実像を深く理解することが可能になった背景についても説明されます。
秦帝国は郡県制による支配を決定し、これにより国家の制度が整えられましたが、制度の運用は個々の官吏に依存していました。これにより、全ての官吏が理想的な行動をとるわけではなく、実際には「期待に添わない」官吏も多数存在しました。このセミナーでは、近年公開された簡牘史料を通じて、秦帝国の地方支配を担った官吏の実態を明らかにし、特に支配者の理想から逸脱した官吏に焦点を当てます。
岡山大学文明動態学研究所の役割
岡山大学の文明動態学研究所(RIDC)は、2021年に設立され、地域中核・特色ある研究大学としての活動を推進しています。この研究所は人文・社会科学系で初めてのものであり、地域の文化や歴史に関する研究を行っています。
RIDCでは、マンスリー研究セミナーを通じて、教員の研究活動を広く一般に紹介し、研究者同士の交流を深めることを目的としています。これにより、岡山大学の研究成果を地域社会や一般の人々と共有し、学術的な知見を広めることが期待されています。
過去のセミナーや関連情報
過去には様々なテーマのセミナーが開催されており、以下のような内容が報告されています。
これらのセミナーは、岡山大学の研究者が様々な分野での知見を共有し、地域社会に貢献するための貴重な機会となっています。
まとめ
第39回RIDCマンスリー研究セミナーは、秦帝国の官吏やその制度についての理解を深める貴重な機会です。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。以下に、今回のセミナーの要点をまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
日時 | 2024年11月27日(水)12:00~13:00 |
開催方法 | オンライン(Zoom) |
講演者 | 土口史記 准教授 |
参加費 | 無料 |
申し込み締切 | 2024年11月26日(火)12:00 |
このように、岡山大学の文明動態学研究所は、地域の文化や歴史に関する研究を通じて、学術的な知見の普及を目指しています。今後も様々なセミナーや研究活動が行われることでしょう。
参考リンク: