JR東日本と松竹、2025年3月に歌舞伎座で特別体験ツアーを開催
ベストカレンダー編集部
2024年11月18日 14:53
歌舞伎座舞台体験ツアー
開催期間:3月18日〜3月19日
JR東日本と松竹の包括的業務提携について
2024年11月18日、東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)と松竹株式会社(以下「松竹」)は、心豊かで活力ある社会の実現を目指す包括的業務提携契約を締結しました。この提携は、両社の持つリソースを活用し、日本文化の継承・発展を通じて地域社会に貢献することを目的としています。
提携の背景には、JR東日本が掲げる「変革2027」というグループ経営ビジョンと、松竹が目指す日本文化の伝統を継承・発展させる「ミッション」があります。この二つのビジョンを融合させることで、両社は新たなライフ・バリューを創造し、日本が抱える社会課題の解決を目指します。
包括的業務提携の目的と概要
この包括的業務提携の主な目的は、観光・地方創生、健康増進、ナイトタイムエコノミーの3つの柱を通じて、文化の力をアップデートし、地域社会の活性化を図ることです。
具体的には、以下のような取り組みが計画されています。
- 観光・地方創生: 地域の文化や歴史を活かした観光素材の創出を目指し、都市部と地方の交流人口の拡大を図ります。
- 健康増進: エンターテインメントの力を活用した健康増進モデルを構築し、健康寿命の延伸を目指します。
- ナイトタイムエコノミー: 文化的に豊かな夜の過ごし方を提案し、地域の活性化を図ります。
主な取り組みの方向性
この提携に基づく主な取り組みは、以下の通りです。
- デジタルエンタメトレイン: MR等のデジタル技術を活用し、旅行の出発地から新幹線等の移動空間の中で関連コンテンツを楽しむ新しい没入体験を提供します。
- 地域の聖地化: 地域特性を活かした「名所歌舞伎」などの新しい歌舞伎演目の創造を行います。
- 健康状態の可視化: AIを活用し、心と体の健康状態を可視化することで、健康意識の向上を図ります。
具体的な取り組みの内容
今後の具体的な取り組みとして、以下のイベントが予定されています。
- 1. JR東日本・大人の休日倶楽部 プレミアムツアー
- 歌舞伎座の魅力を堪能できるプレミアム旅行商品を発売します。2025年3月18日には歌舞伎座での舞台体験ツアーが行われ、翌日には歌舞伎の貸切公演が予定されています。
- 2. ことむすび「未来へつなぐ新しい学び」
- 小学生親子向けの体験学習イベントとして、歌舞伎の舞台小道具を用いたワークショップを2025年4月19日に開催します。
TAKANAWA GATEWAY CITYでの連携
JR東日本と松竹は、TAKANAWA GATEWAY CITYでの連携を拡大し、文化の力による「地球益」の実現に向けた取り組みを進めます。具体的には、松竹の「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」への入居や、ビジネス創造施設「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’Hub」(LiSH)との連携が含まれます。
まとめ
JR東日本と松竹の包括的業務提携は、文化の力を活用し、心豊かで活力ある社会の実現を目指す重要な一歩です。観光・地方創生、健康増進、ナイトタイムエコノミーの3つの柱を中心に、両社は地域社会に貢献する新たな価値を創造していくことを目指しています。
以下に、今回の提携に関する主な内容をまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
提携締結日 | 2024年11月18日 |
主な取り組み | 観光・地方創生、健康増進、ナイトタイムエコノミー |
具体的なイベント | プレミアムツアー、ことむすびイベント |
TAKANAWA GATEWAY CITYでの連携 | 文化の力による地域貢献 |
このように、JR東日本と松竹の提携は、文化と地域社会の新たな可能性を切り開くものとして期待されています。
参考リンク: