NELが約7.5億円の資金調達完了！12月4日に採用イベント開催

リテールテックカンパニーNELが資金調達を実施

2024年11月19日、リテールテックカンパニーであるNEL株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：西田 陸）が、累計約7.5億円の資金調達を完了したことが発表されました。今回の資金調達は、三井住友海上キャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、オリックス・キャピタル株式会社、株式会社ベクトルなど、国内の投資家計7社を引受先とした第三者割当増資によるもので、シリーズBラウンドで合計6.5億円を調達しました。

NELは「産業革命の中心を、ここに」というパーパスに基づき、産業革命を起こすマストハブカンパニーを目指しています。日本におけるオンライン化が進む中でも、リテール領域における店舗購入率は約90%に達しており、依然としてオフラインでの購入が主流であることが示されています。このような背景の中、NELはオンライン・オフラインの垣根を越えて、新たな仕組みとソリューションを提供しています。

事業成長と「osina」の進化

NELの事業全体の売上成長率は昨対比205%を記録し、特に注力しているプラットフォーム「osina」は、サービス開始から1年2ヶ月で昨年対比1,000%の再生数増加を達成しました。osinaはブランドと消費者を“推し”でつなげるプラットフォームであり、ユーザーは掲載商品を購入し、SNSに動画を投稿することで報酬を得ることができます。この仕組みにより、ブランドは一般消費者層の愛用者から生成されたコンテンツを効率的に活用することが可能となります。

このような成長を背景に、NELは今後も消費者がより欲しい商品に出会える環境を整え、企業がニーズに応じた商品を開発できる世界を実現することを目指しています。

NELの事業内容とマーケティングソリューション

NELは、オンラインとオフラインのデータ融合を行うリテールテックカンパニーとして、以下のような事業を展開しています。

• マーケティングソリューション: ブランドの店頭売上を向上させるための一貫したプロモーション支援を行っています。認知度の向上だけでなく、来店促進やクロスセル施策にも取り組んでおり、高実績を上げています。
• osina: ブランドと消費者をつなげるプラットフォームで、ユーザーが商品を購入し、SNSに動画を投稿することで報酬を得る仕組みを提供しています。

NELは、これまでに多くのメーカーやリテール企業と取引実績を積み重ねており、化粧品や生活用品、飲食料品など様々なカテゴリにわたって事業を展開しています。

今後の展望と採用活動

NELは、経済全体の停滞により新たな消費創造が難しくなっている中、osina事業とマーケティングソリューション事業を通じて、消費と収入の流動性を高め、リテール業界をアップデートすることを目指しています。150兆円の市場に挑むリテールテックカンパニーとして、クラウドやプラットフォームを提供し、国内リテール業界の売上全体を伸ばし、日本経済への寄与を図ります。

さらに、今回の資金調達を機に、osina事業部と営業本部の採用を強化しており、「産業革命の中心を、ここに。」というミッションに共感する人材を募集しています。具体的な採用イベントとして、2024年12月4日（水）にオンライン会社説明会を開催する予定です。

採用イベントの詳細

NEL株式会社では、以下のような採用イベントを計画しています。

このように、NELは新たな人材を迎え入れることで、更なる成長を目指しています。

まとめ

NEL株式会社は、今回の資金調達を通じて、リテール業界における新たな価値創造を目指しています。以下に、この記事で触れた主な内容をまとめます。

NELは今後もリテール業界の革新を目指し、消費者と企業のニーズをつなげる取り組みを進めていく方針です。