11月21日発売！映画『鬼太郎誕生』コラボ浮世絵「道連れの酌」登場

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』とのコラボ浮世絵新作が登場

株式会社版三が、国民的アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」とのコラボレーションによる浮世絵シリーズの新作を発表しました。新作は「道連れの酌」と「暁月之縁」の2作品で、2024年11月21日（木）よりオンラインショップにて販売が開始されます。これらの作品は、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』に基づいて制作され、浮世絵の伝統を守りながらも新たな挑戦を続ける版三の意欲作です。

版三は、ドラえもんやちびまる子ちゃん、クレヨンしんちゃん、ゴジラなど、さまざまな人気コンテンツとのコラボレーションを展開しており、浮世絵の魅力を広める活動を行っています。特に「ゲゲゲ浮世絵」シリーズは、これまでに6作品が発売されており、映画とのコラボ作品は特に人気を博しました。

新作浮世絵の詳細

新たに発表された2作品は、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のストーリーやキャラクターを基にしています。それぞれの作品のテーマやデザインについて詳しく見ていきましょう。

道連れの酌

「道連れの酌」は、鬼太郎の父と原作者水木しげるの友情を描いた浮世絵です。この作品は、明治初期の浮世絵師・豊原国周の「楽屋二階影評判」をモチーフにしており、二人の姿が障子の影で一献交わす様子が印象的に描かれています。相棒としての絆を感じさせる粋な構図が特徴です。

• 商品名：ゲゲゲ浮世絵 道連れの酌
• 販売価格：30,000円（税別）
• 販売数：初版200部
• サイズ：（絵）縦29.0㎝×横20.4㎝、（額）縦41.0㎝×横32.2㎝
• 素材：木材、樹脂、アクリル、純手漉和紙
• 技法：ジークレー版画

暁月之縁

「暁月之縁」は、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』に登場する鬼太郎、目玉おやじ、ねこ娘の姿を描いた作品です。この作品は、前作「道連れの酌」と対になるもので、月岡芳年の「月百姿 吼噦」をモチーフにしています。題名の「暁月」は、有明月を指し、夜が明けても残っている月を象徴しています。両親の願いを受けて生まれた鬼太郎が仲間と共に現代を生きる姿が描かれています。

• 商品名：ゲゲゲ浮世絵 暁月之縁
• 販売価格：30,000円（税別）
• 販売数：100部（初版）
• サイズ：（絵）縦29.0㎝×横20.4㎝、（額）縦41.0㎝×横32.2㎝
• 素材：木材、樹脂、アクリル、純手漉和紙
• 技法：ジークレー版画

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』について

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は、原作者水木しげるの生誕100周年を記念して2023年に公開されました。この作品では“鬼太郎の誕生”の秘密や、鬼太郎の父と水木の出会い、二人の父が立ち向かう運命が描かれています。興行収入は27億円を超え、「第47回日本アカデミー賞」では優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、非常に高い評価を受けています。

映画の成功により、コラボ作品としての浮世絵も大変好評を博し、これまでに発売された作品は重版されるなどの人気を誇ります。版三は、映画の雰囲気を存分に活かした新作を制作し、ファンの期待に応えています。

商品購入情報と作家紹介

新作浮世絵の購入は、版三のオンラインショップ「浮世絵工房」にて可能です。以下に商品の詳細とリンクをまとめます。

作家である江幡喜之は、株式会社版三で浮世絵のデザインを担当しており、近年はNFTアートコラボや企業用浮世絵アイコンなど、幅広い活動を行っています。浮世絵のテイストを活かしたアート制作に注力し、未来少年コナンやゴジラなどの作品も手掛けています。

この新作浮世絵は、映画の雰囲気を色彩や構図に反映させたものであり、ファンにとっては見逃せないアイテムとなるでしょう。ぜひ、オンラインショップでの購入を検討してみてください。