酒屋大賞2024の受賞酒蔵が決定!阿部酒造がGOLDを受賞
ベストカレンダー編集部
2024年11月21日 09:47
酒屋大賞2024授賞式
開催期間:11月18日〜11月20日
酒屋大賞2024の受賞酒蔵が決定
2024年11月20日、camo株式会社及び酒屋大賞実行委員会は、日本全国の酒販店員が選ぶ「酒屋大賞2024 supported by FERMEX」の受賞酒蔵を発表しました。このアワードは、酒販店員が日本酒の魅力を広めることを目的としており、2023年にスタートしました。受賞酒蔵には、GOLD、SILVER、BRONZEの各賞があり、特別協賛賞としてFERMEX賞も設けられています。
酒屋大賞2024のGOLDを受賞したのは新潟県の阿部酒造の「いあべ」です。続いて、SILVERには奈良県の今西酒造の「みむろ杉」、BRONZEには秋田県の稲とアガベの「稲とアガベ」が選ばれました。これらの酒蔵は、酒販店員の推奨により選出されたもので、今後の日本酒市場においても注目される存在となるでしょう。
選考プロセスと授賞式の詳細
酒屋大賞2024の選考プロセスは、予選と本選の2段階で行われました。予選は2024年9月3日から9月30日までの期間に、全国の酒販店員288店舗、343名が参加し、2023年10月から2024年9月に販売された市販酒から3本を選んでWEB投票を行いました。この投票により、20蔵のノミネート酒蔵が決定しました。
本選は、11月18日に大阪、11月19日及び20日に東京で開催され、予選で選ばれた酒販店員56名によるオープン審査が行われました。この審査では、商品名などを隠さずに利き酒をし、味わいやコンセプトを評価する方法が採用されました。その結果、GOLD、SILVER、BRONZEの各賞及びFERMEX賞が決定しました。
ノミネート酒蔵と代表銘柄
酒屋大賞2024では、以下の酒蔵がノミネートされ、それぞれの代表銘柄が選ばれました。これらの酒蔵は日本各地に位置し、それぞれ独自の製法や味わいを持っています。
酒蔵名 | 都道府県 | 代表銘柄 |
---|---|---|
鳴海醸造店 | 青森県 | 稲村屋 |
新澤醸造店 | 宮城県 | 伯楽星 |
金の井酒造 | 宮城県 | 綿屋 |
稲とアガベ | 秋田県 | 稲とアガベ |
宮泉銘醸 | 福島県 | 写楽 |
浦里酒造店 | 茨城県 | 浦里 |
せんきん | 栃木県 | 仙禽 |
中沢酒造 | 神奈川県 | 松みどり |
加茂錦酒造 | 新潟県 | 荷札酒 |
天領盃酒造 | 新潟県 | 雅楽代 |
阿部酒造 | 新潟県 | あべ |
鶴野酒造店 | 石川県 | 谷泉 |
丹生酒造 | 福井県 | 飛鳥井 |
伊東 | 愛知県 | 敷嶋 |
今西酒造 | 奈良県 | みむろ杉 |
高木酒造 | 高知県 | 豊能梅 |
白糸酒造 | 福岡県 | 田中六五 |
花の香酒造 | 熊本県 | 産土 |
重家酒造 | 長崎県 | よこやま |
森酒造場 | 長崎県 | 飛鸞 |
これらの酒蔵は、日本酒の品質向上や新しい飲み方の提案に貢献しており、各地域の特性を活かした酒造りが行われています。
酒屋大賞の意義と今後の展望
「酒屋大賞」は、酒販店員が日本酒の魅力を伝える役割を担っており、酒蔵と消費者を繋ぐ重要なイベントです。このアワードを通じて、酒販店員の意見や推薦が日本酒市場に影響を与えることが期待されます。酒販店員が選ぶことで、消費者にとっても信頼できる情報源となるでしょう。
今後も「酒屋大賞」は、酒販店員と酒蔵の交流を促進し、日本酒のさらなる普及に寄与することを目指しています。また、次回の開催に向けて、より多くの酒蔵が参加し、様々な日本酒が評価されることが期待されます。
まとめ
酒屋大賞2024では、日本全国の酒販店員によって選ばれた酒蔵が評価され、以下のように受賞酒蔵が決定しました。
賞 | 酒蔵名 | 代表銘柄 | 都道府県 |
---|---|---|---|
GOLD | 阿部酒造 | あべ | 新潟県 |
SILVER | 今西酒造 | みむろ杉 | 奈良県 |
BRONZE | 稲とアガベ | 稲とアガベ | 秋田県 |
FERMEX賞 | 稲とアガベ | 稲とアガベ | 秋田県 |
このように、酒屋大賞2024は日本酒業界において重要な役割を果たしており、今後の展開が期待されるイベントです。日本酒の魅力を再発見し、地域の酒蔵を応援する機会として、多くの人々に知ってもらいたいアワードです。
参考リンク: