Solanaの新技術ShredStream、11月22日から運用開始でバリデータ効率向上へ

Solana バリデータ運用効率向上のため専有 ShredStream を構築

ELSOUL LABO B.V.（本社: オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO: 川崎文武）は、Epics DAOおよびValidators DAOと共に、Solanaブロックチェーンにおけるバリデータ運用効率の向上を目指し、専有のShredStream Proxyの運用を開始しました。この取り組みにより、ブロック更新速度が大幅に向上し、高速なデータ処理を実現することで、バリデータブロック報酬及びステーカー収益の最大化を図ります。

ShredStreamとは？

ShredStreamは、Solanaネットワークのリーダーから配信されるShredsを最短時間で受信可能にするサービスです。Shredsとは、Solanaネットワークでトランザクションデータを効率的に伝播させるために分割されたデータ断片のことを指します。

この技術により、ブロック生成や取引の伝播速度が劇的に向上し、高スループットと低レイテンシを支える基盤となります。専有のShredStream Proxyを構築することで、バリデータはネットワーク全体のブロックデータを最速で受信し、以下のメリットを享受できます。

更に低いレイテンシ通信の実現

専有のShredStream Proxyを利用することで、ブロック更新速度が大幅に向上します。特に高頻度投票が要求される場面において、この技術は優位性を発揮します。

バリデータ運用効率の向上

高速なデータ処理により、投票率の向上とブロック報酬の最大化が実現されます。実際に、ELSOUL LABOおよびEpics DAOが運用するSolanaメインネットバリデータでは、この技術が導入されており、導入後にはブロック報酬の増加と運用効率の改善が確認されています。

ステーキングの利便性向上

現在、これらの高性能バリデータに対して手数料無料でのステーキングが可能です。ステーキングを行うことで、ユーザーはSolanaネットワークの運用に参加し、安定した高いリターンを得ることができます。以下のリンクから、手数料無料でのステーキングが可能です。

• SOL ステーキング
• 参考 – Low Latency Block Updates (Shredstream) by Jito Labs

オープンソースツール「solv」への統合予定

ELSOUL LABO B.V.は、Solanaネットワーク全体の品質向上に繋げるため、オープンソースのSolana Validatorツール「solv」にShredStream Proxy構築機能を統合する計画を進めています。solvは既にJito Relayerのセットアップをサポートしており、バリデータ運用者にとっての利便性を追求しています。

solvは、Solanaネットワーク全体の品質と運用効率を向上させることを目的に、オープンソースとして開発・公開されています。この新機能もネットワーク全体の向上に寄与するため、優先的に統合し、早期公開を目指します。solvに関する詳細情報やアップデートは以下のリンクから確認できます。

• solv 公式ドキュメント
• GitHub
• Validators DAO 公式 Discord

まとめ

ELSOUL LABO B.V.とEpics DAO、Validators DAOは、Solanaネットワークの品質向上に向けて、コミュニティと共に発展を続けてまいります。今回の専有ShredStream Proxyの導入により、バリデータ運用効率が向上し、ステーカーに安定したリターンを提供する基盤が整いました。

これらの情報を元に、Solanaネットワークのさらなる発展に期待が寄せられます。技術の進展と共に、今後の動向にも注目が集まることでしょう。