11月30日開催!帆さんの『クマとカラス』がACBDコミック賞を受賞

クマとカラス受賞式

開催日:11月30日

クマとカラス受賞式
『クマとカラス』ってどんな内容の漫画なの?
『クマとカラス』は動物たちの日常を描いた温かいストーリーで、日本の自然や文化を背景にした物語です。
ACBDコミック賞ってどんな賞なの?
ACBDコミック賞はフランスのコミック批評家協会が主催する賞で、児童部門は若い読者向けに特化しています。
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帆さんの『クマとカラス』、ACBDコミック賞を受賞

株式会社文藝春秋は、2024年11月24日12時00分に、帆さんの作品『クマとカラス』のフランス語版が、フランスのコミック批評家・ジャーナリスト協会「ACBD」が主催するコミック賞の児童部門を受賞したことを発表しました。この受賞は、国際的な評価を得たことを示し、作品の魅力が広く認識されたことを意味しています。

『クマとカラス』は、2020年に刊行された作品で、動物たちのあたたかい日常を描くマンガとして多くの読者に愛されています。特にフランス語版の受賞は、日本の漫画が国際的な舞台で高く評価される貴重な機会です。

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ACBDコミック賞について

ACBDコミック賞は、1984年に創設されたフランスのコミック批評家・ジャーナリスト協会による賞で、コミック作品の優れた評価を行っています。特に、児童部門のPrix jeunesse ACBDは2016年に設立され、若い読者向けの作品を対象にしています。

この賞は、フランスのバンド・デシネ(フランスのコミック作品)が多く選ばれる中で、日本の漫画が受賞することは非常に珍しく、今回の受賞は特に意義深いものです。受賞作の発表は2024年11月23日に行われ、授賞式は11月30日にパリ郊外のモントルイユで開催される児童書のブックフェアで行われる予定です。

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受賞作品『クマとカラス』の魅力

『クマとカラス』は、動物たちの生きるエネルギーや希望を描いた作品で、特に日本の自然や文化を背景にしたストーリーが展開されます。帆さんは、作品を通じて動物たちの不思議な巡り合わせと旅を描き、読者に温かい感情を与えることを目指しています。

帆さんは受賞に際し、次のようにコメントしています。「この度はACBD賞を頂戴し、大変光栄に思います。日本が舞台のお話なので、海外でも読んで頂けたことに少し驚きましたが、動物たちの生きるエネルギーや希望を漫画で描けていましたら幸いです。」

帆さんのプロフィールと作品情報

帆さんは、動物たちの日常を描くマンガで知られる作家で、代表作には『クマとカラス』や『クマとたぬき』があります。彼女の作品は、動物たちの視点から描かれたストーリーが特徴で、読者に深い感動を与える内容となっています。

以下に、書誌情報をまとめました。

書名 著者 定価 判型 ページ数 発売日 ISBN 書誌ページ
クマとカラス 1,045円(税込) A5判 184ページ 2020年9月9日 978-4-16-391257-8 書誌ページ

さらに、帆さんの作品や活動については、以下のリンクでも紹介されています。

『クマとカラス』の受賞は、今後の日本の漫画界における国際的な評価の高まりを示すものであり、他の作品にも良い影響を与えることが期待されます。動物たちの物語が多くの人々に愛され続けることを願っています。

参考リンク: