ヴァンラーレ八戸の2025年ユニフォームが12月下旬に登場!虎舞がデザインに
ベストカレンダー編集部
2024年11月24日 16:44
2025シーズンユニフォーム発表
開催日:12月20日
ヒュンメルがヴァンラーレ八戸、2025シーズンユニフォームを発表
2024年11月24日、株式会社エスエスケイは、ヒュンメルが2025シーズンに着用するヴァンラーレ八戸の新ユニフォームを発表しました。このユニフォームは、八戸に伝わる伝統的な文化「虎舞」をモチーフにしており、地域の歴史や文化を反映したデザインとなっています。
「虎舞」は、東北の太平洋岸に多く分布する伝統的な舞踊で、火伏せや航海安全に関する信仰として長い間受け継がれてきました。特に八戸市では、鮫や湊、小中野、新井田などの地域で行われ、八戸三社大祭の行列の中でも披露される重要な文化です。
虎舞を取り入れたデザインの特徴
新ユニフォームのデザインには、虎の縞模様を基にした身頃部分が特徴的です。胸から襟元にかけては、虎の牙を印象付けるグラフィックが大胆に描かれています。このデザインは、虎が舞う様子を力強く表現しており、戦う選手たちを鼓舞する意図が込められています。
また、虎舞は地元の人々にとって馴染みのある存在であり、その滑稽な動きは沿道の人々を和ませ、頭をかまれると縁起が良いとされることから、地域の人々に笑顔をもたらす役割も果たしています。ユニフォームは、こうした地域の文化を大切にしつつ、選手たちの戦う姿勢を表現しています。
地域貢献と文化の継承
ヒュンメルは、2021年にヴァンラーレ八戸のクラブ設立15周年を記念して、八戸三社大祭をモチーフにした3rdユニフォームを発表しました。このユニフォームも地域の伝統を尊重し、売り上げの一部をはちのへ山車振興会に寄付するなど、地域を共に盛り上げる取り組みを行っています。
このように、ヒュンメルは単にユニフォームを提供するだけでなく、地域文化の継承や地域貢献にもしっかりと取り組んでいます。これまでにも4回の八戸三社大祭ユニフォームをリリースし、地域の魅力を全国に伝えてきました。
ユニフォーム販売スケジュール
新ユニフォームの先行販売は、2024年12月下旬頃からヴァンラーレ八戸のオンラインショップで開始される予定です。販売価格や詳細については、決まり次第ヴァンラーレ八戸のオフィシャルサイトでお知らせされる予定です。
この新ユニフォームは、地域の文化や伝統を反映したデザインであるだけでなく、選手たちの戦う姿勢を象徴するものでもあります。ファンにとっても、ただのスポーツウェアではなく、地域の誇りを感じることができるアイテムとなるでしょう。
ヴァンラーレ八戸について
ヴァンラーレ八戸は、青森県八戸市を中心に活動するサッカークラブで、J3リーグに所属しています。2006年に八戸工業サッカークラブと南郷FCが統合して設立され、地域に根ざした活動を行っています。クラブ名の「ヴァンラーレ」は、イタリア語で「南の郷」を意味する「アウストラーレ」と「起源」を意味する「デリヴァンテ」を組み合わせたものです。
2019年からはJ3リーグでの戦いを続けており、地域のサッカー振興にも力を入れています。クラブの公式ウェブサイトでは、試合情報や選手情報など、様々な情報が提供されています。
ヒュンメルについて
ヒュンメルはデンマークのスポーツブランドで、1923年に誕生しました。世界で初めてスタッド付きスパイクを開発したことで知られ、革靴でサッカーをしていた当時の常識を覆す革新をもたらしました。ブランド名は、ドイツ語で「マルハナバチ」を意味する「hummel」に由来し、努力を重ねて飛べるようになったマルハナバチの逸話が込められています。
現在、ヒュンメルは「Change the World Through Sport.」というビジョンのもと、スポーツを通じて新しいチャレンジを続けています。これからも、地域の文化を大切にしながら、スポーツ界に貢献していくことが期待されます。
項目 | 詳細 |
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ユニフォームデザイン | 八戸の虎舞をモチーフにした虎の縞模様と牙のグラフィック |
販売開始予定 | 2024年12月下旬頃 |
クラブ名 | ヴァンラーレ八戸 |
設立年 | 2006年 |
ヒュンメル設立年 | 1923年 |
このように、ヒュンメルが発表したヴァンラーレ八戸の2025シーズンユニフォームは、地域の文化や伝統を大切にしながら、選手たちの戦う姿勢を象徴するものとなっています。今後の販売情報にも注目が集まります。
参考リンク: