古墳フェスで新たな終活の形を提案！古墳文化が注目を集める

古墳フェスに見る新たな終活の形

2024年11月24日、大阪府高槻市にある歴史的な今城塚古墳で開催された「古墳フェス」にて、株式会社前方後円墳（代表：竹田恒泰）が新しいお墓の形を提案しました。このイベントには約4万人が来場し、古墳文化を愛する多様な年齢層の方々が集まりました。

株式会社前方後円墳は、ブース展示と30分間の講演を行い、来場者に古墳の魅力を伝える機会を設けました。講演のテーマは「古墳ってスゴイ！」であり、多くの来場者から「古墳時代を改めて勉強します」や「古墳時代が一番すきになりました」といった感想が寄せられ、盛況を博しました。

古墳フェスの概要

古墳フェスは、2012年から続く日本で唯一立ち入ることができる大王墓「今城塚古墳」で開催される、古墳とアートをテーマにした無料野外フェスです。このイベントは毎年約3万人以上が来場し、飲食や雑貨、ワークショップなど多種多様な店舗が出店しています。

出店条件として、各店舗は「古墳、埴輪、古代に関する商品を必ず1品以上出品すること」が求められ、埴輪や古墳グッズが並ぶ中で、来場者は古墳文化に触れることができます。

竹田恒泰社長の講演内容

古墳フェスで行われた竹田恒泰社長の講演では、前方後円墳の歴史的意義について詳しく語られました。竹田社長によれば、前方後円墳はヤマト王権の成立と密接に関係しており、その分布範囲は政権の支配領域を示しています。

前方後円墳は3世紀ごろに突然各地で出現し、そのデザインは大和（奈良県）、岡山県、福岡県の特徴を融合したものと考えられています。この形状が短期間のうちに全国に広がり、170～180年の間に統一国家としての基盤が築かれました。竹田氏は、この過程で戦争による統一が行われなかったことを指摘しています。

古墳の窓口と新たな墓選び

イベント中には「古墳の窓口」というサービスも紹介されました。この窓口は、古墳墓の購入を検討している方々に向けて、購入までの一連の流れをサポートするものです。希望地域での古墳墓販売情報を迅速に受け取れるサービスであり、登録者は現地見学や講演会のお知らせ、購入手続きのサポートを受けることができます。

このように、古墳文化を基にした新しいお墓選びのスタイルが提案されており、今後の終活においても注目されることでしょう。

株式会社前方後円墳の概要

株式会社前方後円墳は、国史と日本文化の研究者である竹田恒泰が令和6年4月に創業した企業です。同社は「古墳文化」を忠実に再現した古墳墓を、一般の方々に手頃な価格で提供しています。古墳文化を顕彰し、その理解を深めることで、日本に生まれたことへの感謝の念を育むことを歴史的使命としています。

会社概要は以下の通りです：

まとめ

株式会社前方後円墳が提案する新しいお墓の形は、古墳文化を基にしたものであり、古墳フェスでの活動を通じて多くの人々にその魅力を伝えました。竹田恒泰社長の講演や展示ブースは、来場者に新たな視点を提供し、古墳文化への理解を深める機会となりました。

今後、古墳の窓口を通じて新しい墓選びのスタイルが広がることが期待され、古墳文化がより多くの人々に親しまれることでしょう。