麻布台ヒルズで開催!集英社マンガアートヘリテージ1周年記念展
ベストカレンダー編集部
2024年11月26日 10:10
ギャラリー開廊1周年記念展
開催日:11月26日
集英社マンガアートヘリテージのギャラリー開廊1周年記念展について
2024年11月26日(火)より、集英社マンガアートヘリテージが麻布台ヒルズで開廊1周年を祝う特別な展覧会を開催します。この展覧会では、尾田栄一郎の『ONE PIECE』や久保帯人の『BLEACH』、池田理代子の『ベルサイユのばら』、坂本眞一の『イノサン rouge』、大暮維人の『バイオーグ・トリニティ』、田名網敬一と赤塚不二夫のコラボレーション作品など、数々の著名な漫画作品が展示されます。
集英社マンガアートヘリテージは、2021年3月にウェブサービスをスタートし、2023年11月24日にリアルギャラリーをオープンしました。この1年間で、多くのアートプリントが発表されてきましたが、今回のコレクション展では、その集大成として様々な作品が一堂に会することになります。
展示作品の詳細
今回の記念展では、以下のような多彩な作品が展示されます。
- 尾田栄一郎『ONE PIECE』:海賊たちの冒険を描いたこの作品は、世界中で愛され続けています。
- 久保帯人『BLEACH』:死神と呼ばれる高校生の物語が、独特の世界観で描かれています。
- 池田理代子『ベルサイユのばら』:フランス革命を舞台にした歴史ロマンで、特に女性ファンに支持されています。
- 坂本眞一『イノサン rouge』:独特の美しい画風で描かれる物語が魅力です。
- 大暮維人『バイオーグ・トリニティ』:未来的なテーマで、視覚的なインパクトがあります。
- 田名網敬一×赤塚不二夫:アートと漫画の融合を試みた作品が展示されます。
リアルカラーコレクション
この展覧会の特徴の一つは、オフセット印刷では再現できない「リアルな色」の表現です。池田理代子の『ベルサイユのばら』や『オルフェウスの窓』の作品は、コットン100%のベルベット・ファイン・アート・ペーパーを使用し、A1〜A0サイズでプリントされています。この技術により、作品の持つ色彩の深みや質感が引き立てられています。
モノクロームの物語表現
また、坂本眞一の『イノサン Rouge』をはじめとする作品は、活版印刷の技術を用いて制作されています。この印刷方式は、印刷面が沈み込む独特の表面を持ち、モノクロームの物語表現をより際立たせています。マンガの起源に立ち返ることで、印刷技術の重要性を後世に伝えることも目的としています。
特別なアートプリントの展示
特に注目すべきは、田名網敬一による「TANAAMI!! AKATSUKA!!」というアートプリントです。この作品は、2021年末に日本の出版におけるグラビア印刷が終わったことを受けて制作されました。田名網の希望により、赤塚不二夫とのコラボレーションが実現し、印刷技術の歴史を感じさせる作品となっています。
久保帯人の新作
さらに、久保帯人の『BLEACH/The Millennium』は、千年先に伝えることを目指して手漉きの美濃紙に印刷されています。この作品は、京都でコロタイプ印刷され、ギャラリー内の茶室「阿庵」に展示されます。伝統的な技法を用いたこの作品は、訪れる人々に新たな感動を与えることでしょう。
開催情報とアクセス
集英社マンガアートヘリテージのギャラリーは、以下の情報で開催されます。
開催日 | 2024年11月26日(火) |
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住所 | 105-0001 東京都港区虎ノ門5−8−1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1 |
アクセス | 地下鉄日比谷線「神谷町駅」5出口より徒歩約1分 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
休廊日 | ウェブサイトで確認 |
なお、会期中に展示替えが行われる予定で、既に完売した作品もあるため、来場の際には事前に確認することをお勧めします。
まとめ
集英社マンガアートヘリテージのギャラリー開廊1周年記念展は、漫画アートの魅力を再発見する貴重な機会です。著名な作家たちの作品が一堂に会するこの展覧会は、アートファンや漫画ファンにとって見逃せないイベントとなるでしょう。
以下に、今回の展覧会の主要な情報をまとめます。
タイトル | 集英社マンガアートヘリテージ 開廊1周年記念展 |
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開催日 | 2024年11月26日(火) |
主な展示作品 | 『ONE PIECE』『BLEACH』『ベルサイユのばら』など |
開催場所 | 麻布台ヒルズ |
この展覧会を通じて、漫画アートの新たな魅力を感じることができるでしょう。
参考リンク: