松屋銀座の新プラットフォームmatsuyaginza.comが11月27日に始動、免税購入も可能に

国内百貨店初のオムニチャネルプラットフォーム「matsuyaginza.com」始動

2024年11月27日（水）より、株式会社松屋は、連結子会社である株式会社MATSUYA GINZA.comを通じて、リアル店舗とデジタルを融合した新たなサービスを展開します。この新しいプラットフォームは、訪日外国人や国内顧客に向けた免税購入機能を備え、松屋銀座の買い物体験を世界中で楽しむことができるようになります。

松屋銀座にショップを構えるブランドから、店内に無いブランドまで、ラグジュアリーな商品ラインナップにアクセスできる「matsuyaginza.com」。事前に予約し、店舗で受け取ることができるため、確実に商品を確保した上でスピーディーにお買い物を楽しむことができます。さらに、訪日外国人は免税手続きまで一貫して行うことができ、購入後に免税カウンターに並ぶ時間や手間を短縮できます。また、国内のお客様は直接オンライン購入も可能です。

新たなデジタルプラットフォームの目的

このプラットフォームの主な目的は、以下の通りです。

• 顧客の利便性向上と新規顧客獲得：国内では地方客や若年層を、海外では訪日外国人のID化を推進し、リピーターの獲得を目指します。
• タッチポイントの拡大：店頭混雑を緩和し、接客機会を増やすことで、より良い顧客体験を提供します。
• 魅力的なブランドラインナップの充実：店頭に無いブランドを取り入れることで、顧客満足度と売上の向上を図ります。

初年度（2025年度）には売上50億円を目指し、4年後（2029年度）には200億円を目指す計画です。

背景と事業運営

2024年上期決算では、訪日外国人の売上増が牽引し、過去最高額を記録しましたが、国内客の売上は微減しています。このような背景を受けて、株式会社MATSUYA GINZA.comは2024年1月19日に設立され、会員制オンラインブティック「MILLEPORTE（ミレポルテ）」を展開するB4F社のEコマース事業を譲受し、デジタル人材を質と量ともに強化しました。

新たなサービスの一環として、ECサイト「matsuyaginza.com」が運用されます。このサイトでは、2024年11月27日現在、46ブランド（ファッション7、ビューティー38、アルコール1）を取り扱い、約1500アイテムが揃っています。1年後には150ブランド、5000アイテムの取り扱いを見込んでいます。

サービス概要と特徴

「matsuyaginza.com」の主なサービス概要は以下の通りです。

ECサイト名：matsuyaginza.com（マツヤギンザドットコム）

URL：matsuyaginza.com

取り扱いブランド数：46ブランド

主なアイテムカテゴリ：化粧品、婦人靴、婦人服、バッグなど

また、松屋銀座4階にはピックアップカウンターおよび専用サロンが新設され、注文確定後1-5日で店頭受取が可能です。国内では店頭受取と配送を選択でき、海外では英語と中国語に対応しています。免税購入も可能で、ピックアップカウンターにて商品受け取り時の決済で免税手続きが完結します。

オープニングイベントの実施

新たなプラットフォームの本格始動を記念して、2024年11月27日（水）から12月3日（火）までの期間中に新規会員登録をした方を対象に、松屋銀座店頭とオンラインで様々なスペシャル体験が用意されています。各アクティビティの参加はお一人様1回限りとなります。

以下はオープニングイベントの主なアクティビティです：

• インタラクティブ ウィンドウ：1階正面口ショーウィンドウでQRコードを読み取ってオリジナル松屋キャラクターを作成し、ゲームを楽しむことができます。
• ラッキーガチャ：1階正面入口前プロモーションスペースで、1000円クーポンやオリジナルグッズがもらえるガチャマシンを体験できます。
• ビューティーカート：化粧品サンプルと限定オリジナルスイーツをプレゼントします。
• 松屋パインツリー ゲーム：オンラインでオリジナルゲームを楽しむことができ、トップスコア3名には3,000円分のストアクレジットを進呈します。
• マスコットの名前を決めよう：新たに誕生したマスコットキャラクターにぴったりの名前を投票することができます。

これらのアクティビティは、松屋銀座の新しい買い物体験を楽しむ良い機会となります。

まとめ

新たに始動する「matsuyaginza.com」は、国内百貨店初の免税購入機能を備えたオムニチャネルプラットフォームで、リアルとデジタルを融合させた新しい買い物体験を提供します。顧客のニーズに応えるための多様なサービスを展開し、今後の成長が期待されます。以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。

このように、松屋銀座の新しいプラットフォームは、訪日外国人や国内顧客にとって魅力的な買い物体験を提供することを目的としています。