12月1日から全国で体験可能！ゆっくりビアグラスで新しい飲み方を楽しもう

“飲みづらい”グラス「ゆっくりビアグラス」の全国展開

2024年11月29日、株式会社ヤッホーブルーイングは、全国の飲食店50店舗に“飲みづらい”グラス「ゆっくりビアグラス」を無料提供することを発表しました。このグラスは、12月1日（日）より全国各地で体験できるようになります。また、同日から公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」では「ゆっくりビアグラスで乾杯する忘年会プラン」の提供も開始します。忘年会シーズンにおいて、ついつい飲みすぎてしまうことを防ぐために、“お酒をゆっくり飲む”という新しい楽しみ方を提案しています。

さらに、11月8日（金）には公式通販サイトでの通年販売も開始され、初回生産分は約9時間で完売しました。今後の入荷については、素材確保や製造に時間を要するため、入荷目途が立ち次第、販売を再開する予定です。

「ゆっくりビアグラス」が体験できる店舗の選定

「ゆっくりビアグラス」の提供店舗の募集は、2024年11月8日（金）に開始され、全国から多くの飲食店が申し込みました。その中から、「ゆっくりビアグラスで適正飲酒を楽しく広げたい！」という熱い思いを持った飲食店50店舗が選ばれました。各店舗には、ゆっくりビアグラス2個が無料で提供されます。

特に注目すべきは、北海道日本ハムファイターズ新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」のクラフトビール醸造レストラン「そらとしば by よなよなエール」と、OMO関西空港 by 星野リゾートの地上22階に位置するクラフトビアバー「よなよなムーンウォーク」でも、単品の「ゆっくりビアグラス」を提供することが決定しています。12月1日（日）から年内最終営業日まで、全国各地で「ゆっくりビアグラス」を体験できる機会が増えます。

「ゆっくりビアグラス」での忘年会プランの詳細

公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」では、12月1日（日）から12月30日（月）までの期間限定で、「ゆっくりビアグラスで乾杯する忘年会プラン」を提供します。このプランには2つのコースがあり、1杯目に「ゆっくりビアグラス」と「よなよなエール1缶」を楽しむことができます。

• ゆっくりビアグラスで乾杯 カジュアルプラン：1杯目のゆっくりビアグラス＋料理4品＋飲み放題　　：税込5,500円
• ゆっくりビアグラスで乾杯 ビアワークスプラン：1杯目のゆっくりビアグラス＋料理7品＋飲み放題　：税込6,500円

このプランは新虎通り店と吉祥寺店の2店舗で提供され、1日1組限定で最大8名まで予約が可能です。予約は、YONA YONA BEER WORKSの公式ホームページから行うことができます。また、単品の「ゆっくりビアグラス & よなよなエール1缶セット（税込880円）」も同時に販売されており、こちらは事前予約不要で店舗のメニューから注文可能です。

「ゆっくりビアグラス」開発の背景

「ゆっくりビアグラス」の開発には、厚生労働省が2024年2月に公表した「飲酒ガイドライン」が大きく影響しています。適正飲酒の必要性が高まる中、企業として真っ当に適正飲酒に取り組むことは重要ですが、同時に楽しくカジュアルに適正飲酒を実現する方法を模索していました。その結果、あえて“飲みづらい”グラスを開発することで、“ゆっくり飲む”ことをユーモラスに啓発できるのではないかと考えました。

ヤッホーブルーイングが製造するクラフトビールは全て「エールビール」であり、特に「よなよなエール」は飲み頃温度が13℃と一般的なラガービールよりも高く、ぬるくなってきた頃に最も香りが感じられるビールです。このような特性を持つビールを楽しむために、「ゆっくりビアグラス」を通じて“お酒をゆっくり飲む”という飲み方を提案しています。

新しい「ゆっくりビアグラス」の特徴

2024年7月に発表された「ゆっくりビアグラス」は、職人が一つ一つ火吹き・手びねりで制作されていましたが、生産個数が限られるという課題がありました。そのため、量産に向けて製造方法や素材を変更し、2024年11月8日に新しい「ゆっくりビアグラス」が発表されました。

新しいグラスは、形や“飲みづらさ”はそのままに、ガラスの素材が変更されたことで、初回のものよりも薄く、軽くなっています。これにより、より多くの人々に体験してもらえる機会が増えることが期待されています。

以上のように、「ゆっくりビアグラス」は、飲酒の楽しみ方を新たに提案する商品であり、全国の飲食店で体験できる機会が増えていることがわかります。飲酒文化の一環として、適正飲酒の重要性を再認識しながら、楽しい飲酒ライフを送るための手助けとなるでしょう。