白馬八方尾根スキー場に新ゴンドラリフト誕生!2027年12月開業予定
ベストカレンダー編集部
2024年11月29日 18:46
新ゴンドラリフト建設
開催日:12月1日
白馬八方尾根スキー場、新ゴンドラリフト・ベースセンターハウス・駐車場建設を発表
2024年11月29日、八方尾根開発株式会社と白馬観光開発株式会社は、長野県北安曇郡白馬村に位置する「白馬八方尾根スキー場」に新たなゴンドラリフト、ベースセンターハウス、駐車場の建設を決定しました。このプロジェクトは、2027年12月の開業を目指しており、国際競争力の高いマウンテンリゾートの実現に向けた重要なステップとなります。
この新たな取り組みは、両社の経営資源とノウハウを融合させ、オールシーズン事業化の推進や顧客利便性、滞在環境の価値向上を図るための共同投資によるものです。ゴンドラリフトと駐車場には合計32億円の投資が予定されています。
新ゴンドラリフトの特徴と利便性の向上
新ゴンドラリフトは、名木山エリアからうさぎ平にかけて建設される予定で、水平長約2,200メートル、高低差約650メートルの線路が設けられます。新型ゴンドラは、1台に10人が乗車できる大型搬器を採用し、全方位360度のパノラマビューを楽しむことができる設計です。また、バリアフリー対応が進められ、どなたでも快適に利用できるよう配慮されています。
さらに、スピードは秒速4メートルから6メートルに向上し、所要時間は現行の約8分から1分以上短縮される見込みです。輸送力も1,350人/hから2,400人/hに増加し、混雑時の対応力が大幅に改善されることが期待されています。
新ベースセンターハウスの設計
新たに建設されるベースセンターハウスは、チケットセンターや更衣室、ロッカー、レンタルショップ、売店、レストラン、スクールカウンターなどの機能を集約することを目指しています。これにより、施設の利便性が向上し、顧客にとって快適な滞在環境が提供されることになります。
また、日帰り客のための新たな駐車場も建設され、約230台分の駐車スペースが確保される予定です。これにより、訪れるお客様にとってのアクセスがさらに便利になるでしょう。
持続可能なマウンテンリゾートの実現に向けて
白馬八方尾根スキー場は、地域社会の活性化を図るために様々な取り組みを進めており、国際的な山岳リゾートとしての持続的な成長を目指しています。暖冬小雪に対する降雪機投資や、パウダースノーエリアの整備・拡充、若年層向けのスノーパークの開設など、さまざまな施策が実施されています。
さらに、子供向けの「NSDキッズプログラム」では、小学生や未就学児のシーズン券が無料になる取り組みも行われています。これにより、より多くの家族連れがスキーを楽しむことができる環境が整えられています。
地域との連携とSDGsへの取り組み
白馬八方尾根スキー場は、地域一体となって「選ばれるためのファーストインプレッション」を推進し、SDGsへの積極的な取り組みも行っています。山頂駅から八方池までのルートエリアでは、オールシーズン楽しめるコンテンツやアクティビティが充実される予定です。
これらの取り組みを通じて、訪れるすべてのお客様に笑顔を提供し、白馬の大自然の中での感動を快適に体験していただけるよう努めています。
白馬八方尾根スキー場の基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
営業期間 | 冬期: 2024年12月1日〜2025年5月6日 夏期: 2025年6月上旬〜11月3日 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
料金 | 冬期: リフト1日券 大人8,000円 小児4,000円 シニア7,700円 夏期: 八方アルペンライン 往復券 大人3,300円 小児2,100円 ペット(一頭につき)700円 |
所在地 | 長野県北安曇郡白馬村大字北城4258 |
駐車場 | 1,200台(無料) |
アクセス | 東京から約3時間、名古屋から約3時間30分、関西から約4時間30分 |
白馬八方尾根スキー場は、長野県白馬村に位置し、国内外から多くのスキー愛好者に親しまれています。新たなゴンドラリフトやベースセンターハウスの建設により、さらなる利便性と快適性が提供されることが期待されています。今後の発展に注目が集まります。
参考リンク: