2024年6月25日開始！LivMapで自治体の道路管理と除雪が効率化

LivMapの導入による道路管理業務・除雪業務の効率化

株式会社はんぽさきが提供する共有地図アプリ「LivMap（リブマップ）」は、自治体の道路管理や除雪業務において、効率化が進んでいることをお知らせします。特に青森県五戸町の建設整備課や静岡県の木内建設において既に導入されており、さらに多くの自治体や事業者で実証実験が行われています。

LivMapは、道路管理担当課と維持管理業務の受託事業者が協力して業務を効率化するためのツールとして活用されています。これにより、作業の手間やコストを大幅に削減することが期待されています。

導入自治体と受託事業者の事例

LivMapの導入は、青森県五戸町のほかにも、以下の自治体で進められています：

• 北海道 留萌市 都市整備課
• 北海道 倶知安町 建設課
• 山形県 最上町 建設水道課
• 富山県 舟橋村 生活環境課
• 高知県 香美市 建設課

これらの自治体では、除雪や道路管理の効率化に向けた実証実験が進行中であり、実際に手間とコストを削減できる可能性を実感しています。

道路管理・除雪業務の課題とLivMapの解決策

道路管理や除雪業務においては、以下のような現場課題が存在します：

• 除雪依頼や苦情の問い合わせへの対応が追いつかない
• 該当地域の確認作業が手間
• パトロール済みの道路とそうでないところの把握が難しい
• 委託事業者に対する指示が電話・FAXであり、手間が大きい
• 稼働の証跡担保に余計な労力がかかる、紙の保管も大変
• 既存の管理システムは高価で導入が難しい

LivMapを利用することで、これらの課題は大きく改善されます。具体的には、除雪業務のフローがデジタル化され、以下のような効果が得られています：

• 問い合わせに対する対応が迅速化する
• 職員間や委託業者に対する電話やメッセージが削減される
• 軌跡の共有化により二重にパトロールしてしまう無駄を削減できる
• 現地確認後の写真や記録の整理業務が必要なくなる
• 委託先事業者の稼働証跡が明確な形で残る
• 上記を圧倒的に安価に実現できる

LivMapの機能とサービス概要

LivMapは「デジタル地図によるフィールド業務のDX」を実現するアプリであり、以下の機能を提供しています：

1. 必要な地図を現場に持ち出すことができる
2. 現場の状況をリアルタイムに把握し、蓄積する

これにより、設備管理、現地調査、集荷配送、農林水産業、災害対応など、さまざまな分野での利用が進んでいます。

LivMapの詳細は以下の通りです：

受賞歴と採択情報

LivMapは、その革新性と効果が評価され、以下のような受賞歴や採択歴があります：

• グランプリ受賞：一宮市「スタートアッププログラム2023」
• 優秀賞：NEXCO中日本「第2回高速道路DXアイデアコンテスト」ソリューション部門
• 採択：SMBC「未来X (mirai cross)」
• 採択：北海道「Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2024」
• 採択：広島県「The Meet 広島 2024」
• 採択：内閣府「マッチングピッチ 2023」
• 採択：J-POWERビジネスサービス「第２回 共創プログラム」
• 採択：愛知県「AICHI CO-CREATION STARTUP PROGRAM 2023」
• 採択：林野庁「令和3年度 林業分野における新技術推進対策事業費補助金林業分野への新技術導入・実証事業」

まとめ

LivMapは、自治体の道路管理や除雪業務の効率化を実現するための強力なツールです。導入により、業務フローのデジタル化が進み、迅速な対応やコスト削減が期待できます。

以下に、この記事で紹介したLivMapのポイントをまとめます：

このように、LivMapは自治体の業務効率化に寄与し、現場の課題解決に向けた有力な選択肢となっています。