NOT A HOTEL、新経営体制発表！申真衣氏とDouglas Howland氏が加わる

NOT A HOTEL株式会社の新しい経営体制について

2024年12月2日、NOT A HOTEL株式会社（東京都渋谷区、代表取締役CEO：濵渦伸次）は、社外取締役に株式会社GENDAの代表取締役社長である申真衣氏が就任したことを発表しました。さらに、海外セールス部門を統括する新任の執行役員としてDouglas Howland氏が加わり、企業の経営体制を強化します。この新たな体制により、国内外での成長戦略を加速させることを目指しています。

新任社外取締役と執行役員の背景

NOT A HOTELは「世界中にあなたの家を」というコンセプトのもと、世界的な建築家やクリエイターがデザインしたハイエンドな別荘を提供しています。創業からわずか4年で9拠点の販売開始と開業を実現し、2024年11月時点での累計契約高は284億円、オーナー数は659名に達しています。2024年7月からは本格的に海外販売を開始し、今後の拠点数の増加に伴い、経営基盤の強化が不可欠となっています。

このような背景から、申真衣氏とDouglas Howland氏の就任は、企業の非連続な成長を支える重要な要素となると考えられています。特に、申氏は積極的なM&Aを駆使し、急成長を遂げているGENDAを牽引しており、その経験を活かしてNOT A HOTELのさらなる成長を促進することが期待されています。

申真衣氏のプロフィールとコメント

申真衣氏は東京大学経済学部を卒業後、2007年にゴールドマン・サックス証券株式会社に入社し、金融法人営業部での債券営業を経て、2010年からは金融商品開発部にて商品開発や規制に関する助言業務に従事しました。2016年には金融商品開発部の部長に就任し、2018年にはGENDAの取締役に、2019年には代表取締役社長に就任しました。そして2024年12月にはNOT A HOTELの社外取締役に就任しました。

申氏は、NOT A HOTELとの出会いを「知人から贈られたNASU『MASTERPIECE』での一泊」と振り返り、細部の美しさと練られた仕組みに感銘を受けたと述べています。彼女はNOT A HOTELがラグジュアリー市場をスケールある形で捉え、世界的に著名なクリエイターを惹きつける挑戦的な姿勢を持っていることに期待を寄せており、社外取締役としての貢献を目指しています。

新任執行役員 Douglas Howland氏のプロフィールとコメント

新任の執行役員であるDouglas Howland氏は、ケンブリッジ大学およびベントレー大学を卒業後、ドイツ銀行、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーにて投資銀行業務を経験しました。JPモルガンではアジア太平洋地域のデットおよび株式資本市場のマネージングディレクターを務め、2018年にはソフトバンクに入社し事業開発部門の副部長を経て、2024年10月にNOT A HOTELに参画しました。

Howland氏は「NOT A HOTELのチームに加われることを大変嬉しく思っている」とし、日本に20年以上住んでいる中でこの国の魅力に深い興味を抱いてきたことを強調しています。彼は、オーナーやお客様からの信頼に応えるため、さらなる拠点拡大やオーダーメイドの滞在体験の向上に尽力する意向を示しています。

経営体制の概要

NOT A HOTELの経営体制は、以下のように構成されています。新たに就任した社外取締役と執行役員が加わることで、国内外での成長戦略が強化される見込みです。

NOT A HOTEL株式会社の概要

NOT A HOTELは、2020年4月1日に設立され、ハイエンドな別荘を提供する企業です。世界的な建築家やクリエイターによるデザイン性と、IoTなどのテクノロジーによる快適性を両立させた物件を提供しています。自宅や別荘のように資産として保有できる物件を、年間10泊単位からシェア購入できるネットワーク性が特徴です。

公式ウェブサイトでは、最新の情報やニュースレターの登録が可能です。SNSアカウントも運営しており、様々な情報を発信しています。

このように、NOT A HOTELは新たな経営体制を整え、さらなる成長を目指しています。今後の展開に注目が集まります。