any株式会社、12月18日に資金調達記念イベント開催！シリーズBで10.55億円調達

any株式会社、シリーズBで10.55億円の資金調達を完了

2024年12月4日、any株式会社（所在地：東京都千代田区、代表取締役：吉田和史）は、ナレッジプラットフォーム「Qast」を運営する企業として、シリーズBにおいて約10.55億円の資金調達を完了したことを発表しました。この資金調達には、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社を新規リード投資家として迎え、既存株主や新規投資家を引受先とした第三者割当増資と、北國銀行によるデット・ファイナンスが含まれています。これにより、anyの累計資金調達額は約17.5億円に達しました。

今回の資金調達は、個の知識を組織の力に変えることを目指し、企業成長を加速させるための重要なステップと位置付けられています。

資金調達の目的と成長戦略

any株式会社は、ナレッジマネジメントの実現を支援するプラットフォームとして、生成AIを搭載したクラウドサービス「Qast」の普及とサービス品質の向上に注力しています。ナレッジマネジメントを通じて、個人の成長に再現性を持たせることで、人材を高度化し、組織の事業成長に貢献しています。

2024年にはすでに7万人を超えるユーザーに利用されている「Qast」は、今後以下の分野でさらなる成長を目指します。

• AIソリューションの高度化：「Qast」のAI機能を強化し、ユーザー体験を向上させる。
• マルチプロダクト展開：新規プロダクトの開発を行い、Qastとのデータ連携を促進することで顧客価値を向上させる。
• 市場の認知拡大：ナレッジマネジメントの認知を広めるためのPR活動を強化する。

資金調達の詳細

今回の資金調達に関する具体的な情報は以下の通りです。

引受先からのコメント

資金調達に関与した各投資家からのコメントも発表されています。

JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社　木村 孝志 様

「Qast」は、ナレッジマネジメントの取り組みを通じて、個人の成長に再現性をもたせることで人材を高度化させ、組織に新しい力を生み出すことを目指しています。今回の資金調達を通じて、AIソリューションの強化、新規プロダクトの開発等により、高いパフォーマンスを実現することを期待しています。

アーキタイプベンチャーズ株式会社　Managing Partner 福井 俊平 様

働き方の多様化やボトムアップ経営が進む中、anyは「ナレッジマネジメント」のカテゴリーを創出し続けています。情報の属人化が根深い日本企業の課題に応え続けているanyに投資できたことを嬉しく思います。

農林中金キャピタル株式会社　Senior Associate 日野 太貴 様

「Qast」は日本企業の生産性向上に資するソリューションであり、多くの大手企業にも導入が進んでいます。今回の出資を通じて、日本の生産性向上に向けて共に取り組んでいきます。

any株式会社の代表取締役CEOのコメント

any株式会社の代表取締役CEOである吉田和史氏は、今回の資金調達について次のように述べています。

「私たちは『個の幸福と組織の実利を両立する』をパーパスに掲げ、ナレッジマネジメントに特化したサービス『Qast』を提供してきました。日本は働くことの幸福度が低く、労働生産性も低い現実がありますが、私たちはこの問題を解決するために努力を続けます。この資金調達により、組織体制を拡張し、Qastを進化させ、新たなプロダクトを生み出すことを楽しみにしています。」

シリーズB資金調達記念イベントとアドベントカレンダー

any株式会社は、シリーズB資金調達を記念して特別イベントを開催します。イベントでは、CEOの吉田氏とアーキタイプベンチャーズの福井氏が対談し、資金調達までの道のりやanyの将来性について語ります。

イベントの詳細は以下の通りです：

• 開催日：2024年12月18日(水) 18:30-19:30
• 形式：オンライン配信
• 参加お申し込み：こちらから

また、資金調達を記念してアドベントカレンダーも開始され、毎日1つのコンテンツが提供されます。これにより、anyの成長過程や今後の展望が幅広く紹介される予定です。

会社概要

any株式会社は、ナレッジマネジメントを通じて組織に新しい力を生み出し、より良い社会を実現することを目指しています。以下は会社概要です：

今回の資金調達を通じて、any株式会社はさらなる成長を目指し、ナレッジマネジメントの分野での革新を続けることで、多くの企業に貢献していくことが期待されます。