2025年1月25日、京都で「いけず体験イベント」開催!文化を楽しむチャンス

いけず体験イベント

開催期間:1月25日〜1月26日

いけず体験イベント
いけず体験イベントってどんなことするの?
参加者は京都の「いけず文化」を体験し、女将の本音を読み解くゲームを楽しむイベントです。
イベントはいつどこで開催されるの?
2025年1月25日と26日に京都市の大西常商店で開催されます。
京都人の建前から本音を見抜く“いけず体験イベント”「この先いけずな京町家」開催決定 画像 2

京都人の建前と本音を探る「いけず体験イベント」開催

「ない株式会社」と「株式会社CHAHANG」が共同で企画したイベント「この先いけずな京町家」が、2025年1月25日と1月26日の2日間、京都市の老舗扇子屋「大西常商店」にて開催されることが決定しました。このイベントは、京都の独特な文化である「いけず」を体験しながら、京都人の日常会話に潜む建前と本音を読み解くことを目的としています。

「いけず」とは、京都人が持つ独特のコミュニケーションスタイルで、遠回しな表現や皮肉を用いて相手にメッセージを伝える文化です。このイベントでは、参加者が実際に「いけず女将」と会話を重ねる中で、彼女の発言の裏にある本音を読み取るゲーム感覚の体験が提供されます。

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イベントの詳細とストーリー

参加者は最大4人1組のグループとなり、女将の住む京町家を訪問します。女将は大西常商店の4代目である大西里枝氏が演じ、彼女の何気ない一言には、しばしば別の本音が隠されています。もし適切な行動が取れない場合、女将から「ぶぶ漬けでもどうどすか?」と言われることになります。この言葉は、実は「早く帰れ」を意味する伝統的な表現です。

イベントのストーリーはフィクションですが、参加者は女将の信頼を得るために、彼女が発する「いけず」を読み解く必要があります。全ての「いけず」を解読し、女将との信頼関係を築くことが、イベントクリアの鍵となります。

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イベント内容

参加者は、女将の発言が「いけず」だと思った場合、グループ内で相談しながら対応を決定します。適切に本音を汲み取った行動ができれば、「ぶぶ漬け」を勧められずに済みます。イベントは1時間を超えるか、5回目の訪問でぶぶ漬けを勧められてしまうと失格となります。

京町家は「玄関」から「茶室」まで、主に4つのエリアに分かれており、「いけず」を読み解くことができれば、さらに奥のエリアに案内されます。最奥の茶室では、女将から抹茶と和菓子が振る舞われる特典もあります。

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参加情報

  • 料金:5,500円(税込)/1人(抹茶と和菓子付き)
  • 開催日:2025年1月25日(土)、1月26日(日)
  • 参加人数:最大4名
  • 会場:大西常商店(京都府京都市下京区本燈籠町23 松原通 高倉西入)
  • チケット:こちらから購入可能(売り切れ次第販売終了)
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臨場感あふれる京町家での体験

イベントの会場は、築150年の京町家で、紅殻(べんがら)格子や三和土(たたき)など、伝統的な京町家の構造がそのまま残っています。この京町家で生粋の京都人である大西里枝氏が「いけず女将」を演じることで、参加者はリアルな「いけず文化」を体験することができます。

イベントでは、参加者が「いけず」と呼ばれる言い回しを26種類用意し、女将が最適なタイミングで繰り出します。これらの言い回しは、京都人である大西氏と京都系インフルエンサーの協力により作成されており、実際の体験に基づくものも含まれています。

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オリジナルコースターの販売

会場では、オリジナルコースター10枚セットを1,650円(税込)で販売しています。コースターの表面には、「ぶぶ漬けでもどうどすか?」の言葉が描かれており、裏面には女将の本音が記されています。これを使うことで、帰宅後も「いけず文化」を擬似体験することができます。

なお、イベントに参加しない方でもコースターは購入可能です。

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「いけず文化」の継承

「ない株式会社」と「株式会社CHAHANG」は、これまで「いけず文化を観光資源にする」という目的のもと、様々な商品開発を行ってきました。具体的には、「いけずステッカー」や「京都人狼」といった商品を通じて、京都の独特なコミュニケーションスタイルを広めています。

「いけず文化」は、長い間、近隣との関係を保ちながら意見を伝えるために発展してきましたが、近年では地域のつながりが弱まり、文化が失われつつあると考えられています。今回のイベントでは、そんな京都的な日常会話をフォーマット化し、後世に継承していくことを狙いとしています。

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関係者のメッセージ

いけず女将役:大西常商店 4代目女将 大西里枝
「近年、ホンマモンのいけずを見聞きする機会が少なくなりました。このイベントを通して、京都人のコミュニケーション文化に触れていただけたらと思います。」
「いけず」制作協力:みえっぱりな京都人bot
「京都人のいけずを体験していただける貴重な機会です。言葉の裏にある心情を感じ取っていただければ幸いです。」
イベントテストプレイ参加:沙雅の人形 代表 大久保佳
「いけずを通じて、京町家での立ち居振る舞いを体験できる貴重な機会でした。」
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まとめ

以下に、今回のイベントの主な情報をまとめます。

項目 詳細
イベント名 この先いけずな京町家
開催日 2025年1月25日(土)、1月26日(日)
会場 大西常商店(京都府京都市下京区本燈籠町23 松原通 高倉西入)
参加料金 5,500円(税込)/1人(抹茶と和菓子付き)
参加人数 最大4名
チケット購入 こちらから購入可能
オリジナルコースター 10枚セット1,650円(税込)

このイベントは、京都の伝統的な文化を体験し、理解を深める絶好の機会です。京都人の独特なコミュニケーションスタイルを楽しみながら、文化を継承する取り組みに参加することができます。