12月12日発売！富士吉田市の魅力を詰め込んだ「吉田のおにぎり」が登場

富士吉田市の魅力を詰め込んだ「吉田のおにぎり」

山梨県富士吉田市では、地域の活性化を目的とした取り組みが進められています。その一環として、地域活動に取り組む高校生グループ「かえる組」と株式会社セブン-イレブン・ジャパンが共同で開発した新商品「吉田のおにぎり」が、2024年12月12日より販売されることが決定しました。このおにぎりは、富士吉田市の郷土食「吉田のうどん」の魅力を手軽に楽しめるように工夫されています。

「吉田のおにぎり」は、観光客だけでなく地域住民にも親しんでもらえる商品として、富士吉田市の魅力をぎゅっと詰め込んだ一品です。特に、冬のシーズンに向けて、地元の味を楽しむ機会を提供することを目的としています。

地域活性化に向けた取り組み

富士吉田市では、若者の人口減少対策として、2016年から特定非営利活動法人かえる舎と連携して、地域活動の機会を創出する取り組みを行っています。この活動の中で、高校生グループ「かえる組」が結成され、地域の魅力を伝えるための様々なプロジェクトに取り組んでいます。

「かえる組」は、地域の課題を自分事として捉え、実現可能な解決策を立案し実施することを目的としています。2023年度には47名の高校生が参加し、地域の魅力を発信するために活動しています。

「吉田のおにぎり」の開発過程

「吉田のおにぎり」の開発は、株式会社セブン-イレブン・ジャパンの協力を得て進められました。地元の高校生たちは、昨年度、株式会社山梨さえきと共に「吉田のうどん味のおにぎり」を開発するプロジェクトに取り組み、その成果として「吉田のおにぎり」が誕生しました。

このおにぎりは、富士吉田の郷土食である「吉田のうどん」の出汁や、天かす、ごぼう、すりだねが入った混ぜ込みおにぎりです。これにより、手軽に富士吉田の味を楽しめる商品として、地域の魅力を伝える役割を果たしています。

「吉田のおにぎり」の詳細情報

「吉田のおにぎり」は以下の詳細で販売されます。

このおにぎりは、軽減税率8％が適用されるため、手頃な価格で購入可能です。観光客はもちろん、地元の人々にも気軽に楽しんでもらえる商品として、期待が高まります。

高校生たちの地域活性化活動

「かえる組」は、地域の活性化に向けて様々な活動を行っています。特に、オーバーツーリズム対策をテーマにした活動では、外国人観光客への調査を実施し、富士吉田の魅力を短時間で感じてもらえるようなワンハンドフードの開発に取り組みました。

調査結果からは、観光客が「富士山に来ている感覚で富士吉田のことを知らない」という声が多く寄せられました。これを受けて、地元の郷土料理を手軽に楽しめる「吉田のおにぎり」が開発されたのです。

まとめ

富士吉田市の高校生グループ「かえる組」と株式会社セブン-イレブン・ジャパンの共同開発による「吉田のおにぎり」は、地域の魅力を詰め込んだ新しい商品として注目されています。地元の食文化を手軽に楽しめるこのおにぎりは、観光客だけでなく地域住民にも広く親しまれることが期待されます。

以下は「吉田のおにぎり」に関する情報をまとめた表です。

このように、「吉田のおにぎり」は富士吉田市の文化や魅力を手軽に楽しむことができる商品であり、地域活性化の一環として大きな役割を果たすことが期待されています。