12月15日発売!ミステリー小説LIAR第2弾『切り裂かれた絵画』の全貌
ベストカレンダー編集部
2024年12月5日 18:43
LIAR第2弾発売
開催日:12月15日
注目のミステリー小説シリーズLIAR第2弾『切り裂かれた絵画』が新発売
2024年12月5日、株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社Gakkenは、話題のミステリー小説シリーズLIARの第2弾『切り裂かれた絵画』を発売しました。この作品は、予約開始からSNSで注目を集め、多くのミステリーファンの期待を背負ってのリリースとなります。特に、装画を手掛けたのは人気漫画家の石田スイ氏で、デザインは中村圭佑氏が担当しています。これにより、作品の魅力が一層引き立てられています。
LIARシリーズは、自らが主人公となり、嘘をつく犯人を見つけ出すという新しい形のミステリー小説です。第1弾『鐘の鳴る夜は真実を隠す』が好評を得た中、続編の『切り裂かれた絵画』がどのような展開を見せるのか、期待が高まります。
『切り裂かれた絵画』のストーリーと特徴
今回のテーマは「謎解き×青春ホラー×マーダーミステリー」です。物語はホラー要素を含み、切り裂かれた絵画事件に加え、幽霊騒ぎが発生します。読者自身が主人公となり、事件の真相を解明することが求められます。カバーと扉に登場する「白の探偵」は、読者を映す鏡のような存在であり、物語の進行を助けます。
本書は8つの連作短編で構成されており、最初のエピソードでは白の探偵が主人公となり、その後のエピソードでは7人の容疑者がそれぞれの視点で物語を語ります。この中にただ一人、嘘をつく犯人が潜んでいます。
小さな謎と証言
各エピソードごとに出題される【小さな謎】には、犯人を見つけるための手がかりが隠されています。読者はこれらの謎を解くことで、犯人捜しの近道を見つけることができます。また、物語の最後には【証言】と【TIPS】が提示され、容疑者の言葉や注目すべき事実が整理されています。
- 証言:容疑者が語った注目すべき言葉が含まれ、犯人の嘘が一つだけ隠されています。
- TIPS:エピソード内で注目すべき事実が記載されており、犯人の動機や行動のヒントとなる情報が得られます。
推理の時間と特別アイテム
すべてのエピソードを読み終えた後、いよいよ推理の時間が訪れます。読者は、各エピソードから得た情報を元に、容疑者の行動や証言を分析し、犯人を予想します。真実は袋とじの中に隠されており、開けるまで内容は明かされません。
さらに、巻末には折りたたみ式の【MAP】と【推理シート】が付属しています。これらは、容疑者の行動や事件現場を特定するための重要なアイテムとなります。
アイテム | 説明 |
---|---|
MAP | 容疑者の行動や事件現場を特定するためのヒント。 |
推理シート | 容疑者の情報を整理し、推理を進めるためのシート。 |
著者と装画家について
本書の著者は野月よひら氏で、東京都在住の小説家です。彼は國學院大學文学部を卒業し、2022年第2回「野いちごジュニア文庫大賞」で大賞を受賞した実力派です。著作には『見えちゃうなんて、きいてません!』シリーズや『超新釈5分後にエモい古典文学』などがあります。
装画を手掛けたのは、漫画家の石田スイ氏です。彼は『超人X』や『東京喰種トーキョーグール』などの代表作を持ち、その独特なスタイルで多くのファンを魅了しています。石田氏の描きおろしイラストは、作品の雰囲気を引き立てる重要な要素となっています。
商品概要と購入情報
LIAR『切り裂かれた絵画』の詳細は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
著者 | 野月よひら |
装画 | 石田スイ |
定価 | 1,210円(税込) |
発売日 | 2024年12月15日 |
判型 | 四六判/200ページ+付属シート |
電子版 | あり |
ISBN | 978-4-05-205985-8 |
発行所 | 株式会社 Gakken |
本書は、Amazonや楽天ブックスで購入可能です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
このように、『切り裂かれた絵画』は、ミステリーとホラーの要素を融合させた新しい形の小説であり、読者自身が犯人を見つける楽しさを提供しています。推理を楽しむためのアイテムや、著者・装画家の情報も豊富に含まれており、非常に魅力的な作品となっています。
参考リンク: