TNLメディアジーン、12月6日にNASDAQ上場開始!アジア市場での新たな展開
ベストカレンダー編集部
2024年12月6日 11:45
NASDAQ上場開始
開催日:12月6日

TNLメディアジーン、米国NASDAQ上場のお知らせ
株式会社TNLメディアジーン ジャパンは、2024年12月6日09時00分に、親会社である「TNLメディアジーン」がブルーオーシャン・アクイジション・コーポレーションとの企業結合を完了したことを発表しました。この企業結合により、TNLメディアジーンは米国株式市場NASDAQにおいて、ティッカーシンボル「TNMG」で取引が開始されることとなります。取引開始は2024年12月6日(米国東部時間9:30、日本時間23:30)です。
詳細な情報に関しては、公式ウェブサイトのこちらをご確認ください。
企業結合の背景と目的
TNLメディアジーンは、アジアの次世代デジタルメディア・データグループとして、ブルーオーシャン・アクイジション・コーポレーションとの企業結合を通じて、新たなステージへと進むこととなりました。この結合により、アジアで数少ないNASDAQ上場のメディアグループとなることが期待されています。
CEOで共同創業者のジョーイ・チャン氏は、「米国市場に上場しているアジアで数少ないデジタルメディアグループの一つとなることを非常に嬉しく思います。これは、急成長するアジア市場において、消費者、広告主、データパートナーに信頼されるデジタルメディア・テクノロジー企業を目指す当社の展望にとって、重要な日です」と述べています。
TNLメディアジーンの事業展開
TNLメディアジーンは、日本、台湾をはじめとするアジア市場で22のメディアブランドを運営しており、ビジネス、ニュース、テクノロジー、スポーツ、ライフスタイルなどのカテゴリー全体で、月間4,000万人以上のユニークユーザーにリーチしています。主力ブランドには以下のようなものがあります:
- ビジネス インサイダー ジャパン(Business Insider Japan)
- ザ・ニュースレンズ(The News Lens)
- インサイド(INSIDE)
- ルーミー(Roomie)
- ギズモード・ジャパン(Gizmodo Japan)
- ディジデイ・ジャパン(Digiday Japan)
- スポーツビジョン(Sports Vision)
さらに、マーケティング担当者向けに独自の広告ネットワークやデータ製品を運営し、BtoBおよびBtoC向けのスポンサーイベントも展開しています。
新たな取締役会の構成
TNLメディアジーンの新しい取締役会は、業界経験豊富なメンバーで構成されています。その中には、NBCユニバーサルの元上級副社長であるローレン・ザラズニック氏や、ノースベースメディアのマネージングディレクターでウォール・ストリート・ジャーナルとワシントン・ポストの元編集長であるマーカス・ブラウクリ氏、SBI金融経済研究所の取締役理事長で元日本銀行政策委員会審議委員の政井貴子氏、ベンチャーキャピタル企業リープラの最高投資責任者であるプリシラ・ハン氏が名を連ねています。
この新しい取締役会は、TNLメディアジーンの将来の展望を反映したものであり、アジア市場での成長を加速させるための戦略的な意思決定を行うことが期待されています。
TNLメディアジーンの概要
TNLメディアジーンは、ケイマン諸島で登記された企業であり、台湾のThe News Lens Co.と日本の株式会社メディアジーンという2つの独立系デジタルメディアグループが2023年5月に経営統合して誕生しました。事業内容は、ニュース、ビジネス、テクノロジー、サイエンス、フード、スポーツ、ライフスタイルなど、幅広いテーマを扱う中国語、日本語、英語のオリジナルメディアおよびライセンス契約メディアブランドの運営や、AIを活用した広告・マーケティングテクノロジープラットフォームの提供、さらにeコマースやクリエイティブソリューションの展開などが含まれます。
政治的中立性、若い世代へのリーチ、質の高いサービスを強みとし、アジア全体で550名の従業員を抱え、日本、台湾、香港にオフィスを構えています。
まとめ
今回のTNLメディアジーンのNASDAQ上場に関する発表は、アジア市場におけるデジタルメディアの成長を示す重要な出来事です。企業結合を経て、同グループは新たなステージへと進み、今後の展開が期待されます。
項目 | 詳細 |
---|---|
企業名 | TNLメディアジーン |
上場日 | 2024年12月6日 |
ティッカーシンボル | TNMG |
主なブランド | ビジネス インサイダー ジャパン、ザ・ニュースレンズ、ギズモード・ジャパンなど |
従業員数 | 550名 |
オフィス所在地 | 日本、台湾、香港 |
このように、TNLメディアジーンはアジアのデジタルメディア市場において、重要な役割を果たす企業として、今後も注目されることでしょう。
参考リンク: