世界初の難聴DJ＆手話ダンサーユニット「Silent Quest」が12月14日に銀座でデビュー

世界初！難聴DJ＆手話ダンサーユニット「Silent Quest」デビュー

2024年12月6日、株式会社ユーディフルは、世界初となる難聴DJと手話ダンスのコラボユニット「Silent Quest」のデビューを発表しました。このユニットは、「世界に不可能はない」というテーマのもと、聴覚に障害を持つメンバーが視覚的な表現を通じて新たな音楽体験を届けることを目指しています。

「Silent Quest」は、難聴インフルエンサーの「難聴うさぎ」を筆頭に、手話とダンスで世界をつなぐ北村仁と共に誕生しました。彼らは、これまでにない挑戦的なエンターテイメントを提供し、聴覚に障害を持つ人々に新たな希望を与えることを目指しています。

Silent Questのメンバー

このユニットは、各々が独自の背景を持つメンバーで構成されています。

• 難聴うさぎ（DJ）
  1994年6月26日生まれ、島根県松江市出身。彼は1歳から補聴器と読唇術を使用し、耳が聴こえないながらも周囲と会話を続ける「コミュカモンスター」として知られています。24歳で世界一周を果たし、手話を習得。著書『音のない世界でコミュ力を磨く』（KADOKAWA）を出版し、SNS総フォロワー数75万人、動画再生回数累計3億回を誇る影響力を持つインフルエンサーです。読唇術を通じてDJ技術を習得し、世界初の「手話ダンサーとの連携によるDJスタイル」を確立しました。
• RiNA（手話ダンサー）
  彼女はジャパンズゴットタレント応募総数3,000組の中から、上位5％に選出されたセミファイナリストです。「高安動脈炎」という難病を抱えながらも、ダンサーとしてステージに立ち続ける「難病ダンサー」として、多くの観客に勇気を与えています。手話パフォーマンスチーム「UD DANCERS JAPAN」に所属しています。
• HINATA（手話ダンサー）
  同じく「UD DANCERS JAPAN」に所属し、手話ダンス甲子園関東大会で優勝するなどの実績を持つダンサーです。彼女の個性豊かなパフォーマンスが魅力です。
• 北村仁（クリエイティブリーダー）
  Silent Questの中心人物であり、手話ダンスを通じた表現を広める活動を展開しています。自身もジャパンズゴットタレントに出演経験があり、「手話ダンス世界記録保持者」として多彩なプロジェクトを牽引しています。

世界初の革新：難聴DJと手話ダンスのコラボレーション

「Silent Quest」は、難聴DJと手話ダンスの融合という、世界でも前例のないユニークなエンターテイメントスタイルを追求しています。難聴うさぎは、東京・銀座のジニアス東京でDJ Seikaに師事し、音楽の切り替えやリズム調整は手話ダンサーとのアイコンタクトを駆使して行われます。この視覚的なコミュニケーションが、新しい音楽の楽しみ方を生み出します。

このコラボレーションは、聴覚に障害を持つ人々にとっての新たな希望を象徴するだけでなく、観客にとっても新しい体験を提供します。手話を用いたパフォーマンスは、音楽と視覚の融合を実現し、全ての人々が楽しめるエンターテイメントを創造します。

活動資金とファンとの交流

「Silent Quest」の活動資金やファンとの交流は、クラウドファンディング2.0と呼ばれるトークンプラットフォーム「FiNANCiE（フィナンシェ）」を活用します。このプラットフォームを通じて、ファンと直接つながり、トークンを販売して楽曲制作やイベント開催などの活動費を調達する予定です。

この新しい仕組みは、ファンとの絆を深めると同時に、活動を持続的に支える重要な手段となります。ファンの参加を促進し、彼らのサポートを受けながら活動を展開していくことが期待されています。

イベントごとの特色ある活動

「Silent Quest」は、イベントの時間帯に応じて2つの異なるスタイルで活動します。

Silent Quest MOON（夜イベント）

大人の手話ダンサーのみを起用し、夜の落ち着いた雰囲気に合わせたシックでエレガントなパフォーマンスを提供します。幻想的で洗練された空間で、視覚的な音楽の世界を楽しむことができます。

Silent Quest SUN（昼イベント）

キッズや学生の手話ダンサーも起用し、明るくエネルギッシュなパフォーマンスを展開します。家族で楽しめるカジュアルな雰囲気で、若い世代にも手話と音楽の魅力を伝えていきます。

デビュー公演のお知らせ

「Silent Quest」のデビュー公演は以下の通りです。

この公演では、Silent Questのメンバーが一堂に会し、視覚的な音楽体験を提供します。観客は新たな形のエンターテイメントを楽しむことができるでしょう。

今後の活動予定

「Silent Quest」は、2025年春までにオリジナル曲の制作とリリースを予定しています。アーティストとしての活動の幅を広げ、年間5回以上のイベント出演を目標に掲げています。また、将来的には海外の音楽フェスなど、世界規模のイベントへの出演も目指しています。

さらに、国内外のアーティストやブランドとのコラボレーションも積極的に行い、より多くの人々に手話と音楽の新たな形を届けたいと考えています。このような活動を通じて、Silent Questは新しいエンターテイメントの形を創造し続けることでしょう。

まとめ

この記事では、世界初の難聴DJと手話ダンスのコラボユニット「Silent Quest」について紹介しました。彼らの活動は、聴覚に障害を持つ人々に新たな希望を与え、視覚的な音楽体験を提供することを目指しています。デビュー公演や今後の活動予定も含め、以下にまとめました。

これからのSilent Questの活動に注目が集まります。彼らの新しい挑戦が、多くの人々に感動を与えることが期待されます。