12月7日販売開始！類農園とJALの赤いとうもろこしパックご飯が登場

類農園とJALが共同開発した赤いとうもろこしのパックご飯の販売開始

株式会社類設計室の農園事業部である類農園と日本航空株式会社（JAL）は、2024年12月7日より、日本初の新品種である赤とうもろこし「大和ルージュ」を使用したパックご飯「まほろばごはん 旬の赤いとうもろこし 大和ルージュ」を順次販売することを発表しました。この商品は、全て有機原料で製造されており、赤いとうもろこしを使用した有機パックご飯の開発は日本で初めての試みです。

類農園とJALは、奈良県宇陀市が設置した『公民連携まちづくりプラットフォーム』に参画し、地域資源を活用して宇陀市を活性化させる活動に取り組んでいます。この商品は、地域の特産品を生かしながら、消費者に新しい食体験を提供することを目的としています。

「まほろばごはん 旬の赤いとうもろこし 大和ルージュ」の特徴

このパックご飯は、奈良で生まれた有機赤とうもろこし「大和ルージュ」を主原料としており、有機米や有機黒米、有機白だしといった全ての原材料が有機認証を受けています。これにより、安心・安全な食を提供し、環境にも配慮した商品となっています。

また、食文化の発祥地である奈良では、赤い食材には邪気を祓う力があるとされており、健康と幸せを願うために赤い食材を好んで食べてきた伝統があります。この商品は、その伝統を現代に蘇らせ、お正月や合格祈願、特別なお祝いのシーンでも楽しんでいただけるように設計されています。

開発の背景と市場ニーズ

パックご飯の需要は年々増加しており、2023年には年間生産量が25万トンに達しました。これは2015年比で約1.5倍の成長を示しています。さらに、環境問題や安心・安全な食への意識の高まりにより、国内の有機食品市場は拡大しており、2022年には2240億円に達しましたが、有機原料を使用したパックご飯は依然として少ない状況です。

このような背景から、類農園とJALは、手軽に有機食品を楽しむことができ、地域活性化にも寄与する商品として「まほろばごはん」を開発しました。

商品概要と販売情報

「まほろばごはん 旬の赤いとうもろこし 大和ルージュ」は、2024年12月7日（土）から販売が開始されます。以下は商品の詳細情報です。

類農園とJALの取り組み

類農園は、1999年に「農の再生」を目指して設立され、都市と農村を繋ぐ直売所を開設し、現在は約600名の生産者の商品を販売しています。また、JALは1951年に設立され、世界66カ国・384空港へのネットワークを提供する航空会社として知られています。両者の協力により、地域資源を活用した新たな商品開発が進められています。

まとめ

今回の「まほろばごはん 旬の赤いとうもろこし 大和ルージュ」は、奈良県宇陀市の地域資源を活用し、有機原料を使用した新しい形のパックご飯として注目されています。その販売開始は2024年12月7日からで、特別なシーンでも楽しめる商品として、多くの人々に愛されることが期待されます。

このように、類農園とJALの共同開発による新商品は、地域活性化や有機農業の発展に寄与することが期待されています。