2024年12月7日、三井オーシャンフジが新たなクルーズの旅を提供開始
ベストカレンダー編集部
2024年12月7日 21:43
三井オーシャンフジ就航
開催日:12月7日
商船三井クルーズが新たなクルーズブランドを発表
商船三井クルーズ株式会社は、2024年12月7日(土)に新クルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」を運営することを発表しました。このブランドのもとで運航される新しいクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI(以下、三井オーシャンフジ)」の就航を祝う記念イベントが行われました。このイベントは、華道家元池坊の次期家元である池坊 専好氏によって命名されたことが大きな話題となりました。
記念イベントは、東京国際クルーズターミナル内の「オーシャンステージ」で行われ、商船三井クルーズの代表取締役社長執行役員である向井恒道氏と三井オーシャンフジの初代船長キム・ロジャー・カールソン氏が登壇しました。彼らは、安全な航海とお客様、乗組員の幸せを願うスピーチを行い、船の命名式典へと続きました。
命名記念式典の詳細
命名式典では、560年以上の歴史を持つ池坊の次期家元である池坊 専好氏が「本船を『三井オーシャンフジ』と命名いたしました。この船が、今後長きにわたり美しい日本、そして世界を巡り、心をつなぎ、安全に航海することを願います。」と述べました。続いて、伝統的な酒のボトル割の儀式が行われ、船の安全と繁栄を祈願しました。
また、式典では池坊青年部代表の池坊 専宗氏が生けた“いけばな”がステージを彩り、自然の美しさと地域文化との結びつきを表現しました。この“いけばな”は、三井オーシャンフジが寄港する土地との信頼関係を深めることを願って生けられたもので、式典に日本の美しさを添えました。
三井オーシャンフジの特徴と今後の展望
記者説明会では、向井社長が三井オーシャンフジの最大の特徴について説明しました。それは「世界基準の上質な『しつらえ』」と「日本の文化・食体験」の融合です。全室オーシャンビュースイートの客室を備えた小型船ながら、共用スペースの充実により快適性と利便性を提供することを強調しました。
さらに、今後は「にっぽん丸」と「三井オーシャンフジ」の2隻で、短期から中期、さらには90日を超える長期クルーズまで多様なコースを展開し、多くのお客様に新たな旅の楽しみを提供する意気込みを示しました。
商船三井クルーズの歴史と新たな船の位置づけ
商船三井クルーズは、1884年に創立された大阪商船をルーツとしており、長い歴史を持つクルーズ運航会社です。1890年に初の海外航路を開設し、1909年には北米やヨーロッパへの航路を拡大しました。これまでにも多くの客船を運航しており、1973年には日本初の世界一周クルーズを実施しました。
2024年12月からは新たに「MITSUI OCEAN FUJI」が加わり、現在運航中の「にっぽん丸」と合わせて2隻体制となります。これにより、より多くのお客様に日本の美しい船旅を提供することが可能になります。
イベント名 | MITSUI OCEAN FUJI 就航記念イベント |
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開催日 | 2024年12月7日 |
命名者 | 池坊 専好氏 |
式典場所 | 東京国際クルーズターミナル |
船の特徴 | 全室オーシャンビュースイート、共用スペースの充実 |
運航船 | にっぽん丸、三井オーシャンフジ |
商船三井クルーズの新たなクルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」は、伝統と革新を融合させた魅力的な旅を提供することを目指しています。新たに加わる「三井オーシャンフジ」により、国内外のお客様へさらに多様な旅行体験を提供することが期待されています。詳細については、公式サイトやプレスリリースを通じて確認することができます。
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