京都市職員向けAppSheetセミナーが11月1日に開催、業務効率化への一歩

京都市向けAppSheetセミナーの実施レポート

株式会社コミュカルは、2024年11月1日に京都市役所にて、職員向けのAppSheetセミナーを実施しました。このセミナーは、業務のデジタル化を進める中で、Google WorkspaceやAppSheetを活用した業務効率化を目的としています。以下に、セミナーの詳細や成果をレポートします。

セミナーの背景と目的

近年、業務のデジタル化が急速に進む中、ノーコード開発ツールへの関心が高まっています。特に、Googleが提供するAppSheetは、プログラミングの知識がなくても業務アプリを簡単に作成できるため、多くの企業や自治体で導入が進んでいます。

京都市では、既存業務のデジタル化・効率化を目指し、様々なITツールの検証・導入を進めています。今回のAppSheetセミナーは、その一環として職員の皆様がツールの基本操作から実践的なアプリ作成までを学ぶ機会を提供するために企画されました。

セミナーの概要

セミナーは、約20名の京都市職員を対象に行われ、以下のプログラムで構成されました。

研修プログラムの詳細

セミナーは、以下の3つのセッションで構成されました。

1. AppSheetの基本（15分）
   AppSheetの基本機能や、アプリの作成方法について解説しました。特に、業務と親和性の高いGoogleスプレッドシートとの連携方法に焦点を当て、参加者がアプリ作成の流れを理解できるよう具体例を交えて説明しました。
2. 実践ワークショップ（70分）
   京都市の実業務に関連するアプリ作成をテーマにしたワークショップを実施しました。参加者は、以下のようなアプリを作成しました。
• 工事現場アプリ
  工事の記録や進捗を管理し、現場の写真を位置情報とともに記録する機能を持ちます。また、必要なタイミングでPDFを発行し、メール送信する仕組みも実装しました。
3. 導入方法と質疑応答（20分）
   作成したアプリのデプロイ方法や、アプリの環境について解説しました。また、実運用で直面しそうな課題や機能向上の取り組みについても議論し、参加者からの質問にお答えしました。

セミナーの成果と参加者の声

受講者からの満足度は高く、5段階評価で91％が満足度4以上を示しました。参加者からは、以下のような声が寄せられました。

• 「PDF化やメール送信の設定手順が詳しく聞けて勉強になりました。」
• 「改めて業務適用の幅の広さに驚いた。」
• 「超初心者であったが、カスタマイズによっていろいろな使い道の可能性を感じた。」
• 「写真のフォルダ設定は多くの写真を保存する業務において大変有用なものとなった。」

これらのフィードバックから、参加者はAppSheetの基本操作や作成スキルを習得するだけでなく、自治体での実業務に適したアプリ作成のアイデアを多く得られたことが分かります。

今後の展望

コミュカルでは、今回の京都市向け研修を皮切りに、さらなる地域や企業へのGoogle WorkspaceおよびAppSheetセミナーの展開を予定しています。業務効率化を実現するために、実際に皆様の元にお伺いし、丁寧なセミナーを実施することを目指しています。

Google WorkspaceやAppSheetを活用して業務効率化を目指す機会が増える中、企業や団体の皆様には、ぜひこの機会にご参加いただきたいと考えています。

セミナーに関するお問い合わせ

企業・団体向けのAppSheetセミナーに興味のある方は、以下のリンクからお気軽にご連絡ください。

• セミナー紹介ページ
• お問い合わせフォーム
• メール: support@comucal.com

株式会社コミュカルの設立は2021年10月で、東京都千代田区に本社を構えています。代表取締役CEOは松岡光隆、取締役CMOは原田彩です。

まとめ

今回の京都市向けAppSheetセミナーでは、職員の皆様が業務のデジタル化に向けたスキルを習得し、実際の業務に役立つアプリ作成のアイデアを得ることができました。セミナーを通じて得られた知識や経験は、今後の業務に大いに役立つことでしょう。以下に、セミナーの重要なポイントをまとめます。

このように、セミナーは成功裏に終わり、参加者の業務に役立つ知識を提供できたことが明らかになりました。今後も、さまざまな地域や企業に向けて、さらに充実した内容のセミナーを展開していく予定です。